武奈ケ岳(坊村ピストン)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,019m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
明王院前には、一般の参拝客もいると思うので、 駐車しないほうがマナーとしていいんじゃないかな。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3月10日、11日と連続して2組が遭難して、 ヘリコプターで救助されたため、 登山口で、登山届けと注意書きの紙を配っていました。 「1時間150万円を惜しみなく使って・・・。」と 警察の方が、話されていたのが印象的でした。 1組は安易にコース変更して、雪深くなり戻れず。 もう1組も服装が冬山登山の格好ではなかったようです。 新聞でも遭難者が「雪山をなめてました」とコメントしてました。 遭難すると金銭的にも人的にも多大な迷惑をかけるので、 安易な行動は絶対すべきではないと、改めて心に誓いました。 坊村からの場合は、西南稜をピストンするか、北比良にぬけるか。 コノヤマ岳から中峠を通り、周回して戻るのは、 雪が深く初心者は無理だそうです。 夏にワサビ峠と中峠の間をとおりましたが、 ワサビ峠側の斜面はロープをつたい谷を降りていきました。、 地形的にかなり雪がたまっているでしょうし、 斜面がきついので、登るのは難しいと思います。 |
写真
感想
ここ最近、週末はことごとく天気が悪く、
この日は火曜日の祝日だったためか、晴れの予報。
週末から寝不足気味だったためか、
朝起きた時点から、ふくらはぎがつっていた。
葛川市民センターに車をとめるが、
県外ナンバーの車が10台ほど駐車してある。
スノーシューを持っていくか悩んだが、
とりあえずは持っていくことに。
※結果的にはいらなかった。
トイレの前では地元警察の方。
登山口では、山岳パトロールの方がおられ、
遭難情報を配布し、登山届けの提出を求めてました。
明王院から846ポイントまでは、
樹林帯の九十九折の急登が続きます。
平坦な場所は少なく、延々と登りますが、
景色もよくないので、精神的につらい。
一度平坦な場所にでてくると、
再び山の斜面にとりつきますが、さっきより斜面がきつく、
登山道を雪が覆うようになり、滑ると危険と判断。
軽アイゼンをつけました。
846地点でようやく眺望が開けます。
この先も登りが続きますが、
先ほどまでに比べればゆるやかで、
若干、木にも雪がついていて綺麗。
何よりも、青空というのがポイントが高い。
風もなく、暑いほどです。
しかし、足がとにかく重たい。
疲れて動けないのではなく、
足のふくらはぎがパンパンに張ってます。
このあたりにくると、登りでは足がすぐに止まってしまいます。
寝不足が影響しているのだとは思いますが、
こんなつらい登山は始めてと思うほどでした。
天気が曇ってたら、もう引き返してたでしょう。
御殿山近くまでくると、
武奈ヶ岳と、頂上への西南稜が一望。
綺麗な雪景色が、なんとか前へ進ませてくれました。
やっぱり稜線歩きはとっても気持ちが良い。
雪は硬くしまっていて、
スノーシューは不要でした。
持ってきている人は半分ぐらいいたようです。
2度ほど、短く急な登りがあって、
ようやく3時間かかって武奈ヶ岳に到着しました。
山頂についた喜びよりも、
足のはりからの開放感でほっとしました。
風もなく、太陽があたっていて暖かい。
山頂はたくさんの人で賑わい、昼食をとっていました。
1時間ほどのんびりと昼食をとり、
13時15分に下山開始。
御殿山までは景色を楽しみながら、気分よく降りていきましたが、
御殿山と846ポイントの間からは、
雪が融けて登山道がぐちゃぐちゃになり始め、
雪がないを歩けば、枯葉と粘土質の土で滑りまくり。
とにかく滑るし、ぐちゃぐちゃで大変でした。
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