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Yamareco

記録ID: 176190
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積雪期ピークハント/縦走
比良山系

武奈ケ岳(坊村ピストン)

2012年03月20日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:00
距離
8.6km
登り
1,019m
下り
1,004m

コースタイム

09:15明王院-12:15武奈ヶ岳13:15-15:05明王院
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
葛川市民センターに駐車。
明王院前には、一般の参拝客もいると思うので、
駐車しないほうがマナーとしていいんじゃないかな。
コース状況/
危険箇所等
3月10日、11日と連続して2組が遭難して、
ヘリコプターで救助されたため、
登山口で、登山届けと注意書きの紙を配っていました。

「1時間150万円を惜しみなく使って・・・。」と
警察の方が、話されていたのが印象的でした。
1組は安易にコース変更して、雪深くなり戻れず。
もう1組も服装が冬山登山の格好ではなかったようです。
新聞でも遭難者が「雪山をなめてました」とコメントしてました。

遭難すると金銭的にも人的にも多大な迷惑をかけるので、
安易な行動は絶対すべきではないと、改めて心に誓いました。

坊村からの場合は、西南稜をピストンするか、北比良にぬけるか。
コノヤマ岳から中峠を通り、周回して戻るのは、
雪が深く初心者は無理だそうです。

夏にワサビ峠と中峠の間をとおりましたが、
ワサビ峠側の斜面はロープをつたい谷を降りていきました。、
地形的にかなり雪がたまっているでしょうし、
斜面がきついので、登るのは難しいと思います。
葛川市民センターの駐車場より。
見えている山頂で、ようやく846ポイントかな。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:37
葛川市民センターの駐車場より。
見えている山頂で、ようやく846ポイントかな。
急登な登山道が延々と続きます。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:37
急登な登山道が延々と続きます。
一度、平らな場所にでて、
斜面にとりつくと雪が急に増えました。
途中で軽アイゼン装着。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:37
一度、平らな場所にでて、
斜面にとりつくと雪が急に増えました。
途中で軽アイゼン装着。
ようやく空が開けてきたが、
まだまだ登りが続く。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:37
ようやく空が開けてきたが、
まだまだ登りが続く。
846ポイント。
ようやく視界が開けます。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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846ポイント。
ようやく視界が開けます。
御殿山まではまだのぼりが続きます。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:37
御殿山まではまだのぼりが続きます。
延々と登り続けるので、
結構精神的につらいところです。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:37
延々と登り続けるので、
結構精神的につらいところです。
ようやく西南稜と武奈ケ岳が
みえてきました。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ようやく西南稜と武奈ケ岳が
みえてきました。
御殿山からの西南稜の尾根。
このルート初めての下りですが、
かえりの上り返しが大変そう。
2012年03月22日 00:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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御殿山からの西南稜の尾根。
このルート初めての下りですが、
かえりの上り返しが大変そう。
東側には雪庇もできています。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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3/22 0:38
東側には雪庇もできています。
雪質は硬い。
スノーシューは不要でした。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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雪質は硬い。
スノーシューは不要でした。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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稜線歩きはやっぱり楽しい。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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稜線歩きはやっぱり楽しい。
数珠繋ぎとまではいかないが、
みんなお昼頃の登頂目指してますね。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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数珠繋ぎとまではいかないが、
みんなお昼頃の登頂目指してますね。
ようやく樹氷に出会えました。
山は、マキノ高原近くの赤坂山かな。
まだ雪が残ってますね。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ようやく樹氷に出会えました。
山は、マキノ高原近くの赤坂山かな。
まだ雪が残ってますね。
もうすぐ・・・
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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もうすぐ・・・
コノヤマ分岐手前の雪庇。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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コノヤマ分岐手前の雪庇。
樹氷になってたのは、
武奈ヶ岳の西側だけでした。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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樹氷になってたのは、
武奈ヶ岳の西側だけでした。
ちょうどお昼時で、
頂上は賑わっていました。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ちょうどお昼時で、
頂上は賑わっていました。
3時間かかってようやく登頂。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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3時間かかってようやく登頂。
風もなく、暖かいので、
みんな山頂で昼ごはん食べてました。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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風もなく、暖かいので、
みんな山頂で昼ごはん食べてました。
高島の平野部と琵琶湖。
右奥には息吹山。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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高島の平野部と琵琶湖。
右奥には息吹山。
家から近くでこんな景色が見えるとは。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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家から近くでこんな景色が見えるとは。
西南稜を戻ります。
だいぶ雲が増えてきました。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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西南稜を戻ります。
だいぶ雲が増えてきました。
同じ景色をもう一度。
武奈ヶ岳東斜面の景色が一番綺麗。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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同じ景色をもう一度。
武奈ヶ岳東斜面の景色が一番綺麗。
ちゃんと雪庇から離れて歩いています。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ちゃんと雪庇から離れて歩いています。
ワサビ峠の分岐点。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ワサビ峠の分岐点。
なんの足跡だろう。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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なんの足跡だろう。
気温も高く雪がとけ、
たくさんの登山客が歩いた後なので、
もうぐちゃぐちゃ・・・
枯葉も混じって滑る滑る。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:38
気温も高く雪がとけ、
たくさんの登山客が歩いた後なので、
もうぐちゃぐちゃ・・・
枯葉も混じって滑る滑る。
こんなに登ったのかと驚くほど、
長い下り道に感じました。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:38
こんなに登ったのかと驚くほど、
長い下り道に感じました。
15時過ぎ下山。
靴はドロドロでした。
2012年03月22日 00:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
3/22 0:38
15時過ぎ下山。
靴はドロドロでした。
撮影機器:

感想

ここ最近、週末はことごとく天気が悪く、
この日は火曜日の祝日だったためか、晴れの予報。

週末から寝不足気味だったためか、
朝起きた時点から、ふくらはぎがつっていた。

葛川市民センターに車をとめるが、
県外ナンバーの車が10台ほど駐車してある。
スノーシューを持っていくか悩んだが、
とりあえずは持っていくことに。
※結果的にはいらなかった。

トイレの前では地元警察の方。
登山口では、山岳パトロールの方がおられ、
遭難情報を配布し、登山届けの提出を求めてました。

明王院から846ポイントまでは、
樹林帯の九十九折の急登が続きます。
平坦な場所は少なく、延々と登りますが、
景色もよくないので、精神的につらい。

一度平坦な場所にでてくると、
再び山の斜面にとりつきますが、さっきより斜面がきつく、
登山道を雪が覆うようになり、滑ると危険と判断。
軽アイゼンをつけました。

846地点でようやく眺望が開けます。
この先も登りが続きますが、
先ほどまでに比べればゆるやかで、
若干、木にも雪がついていて綺麗。
何よりも、青空というのがポイントが高い。
風もなく、暑いほどです。

しかし、足がとにかく重たい。
疲れて動けないのではなく、
足のふくらはぎがパンパンに張ってます。
このあたりにくると、登りでは足がすぐに止まってしまいます。
寝不足が影響しているのだとは思いますが、
こんなつらい登山は始めてと思うほどでした。
天気が曇ってたら、もう引き返してたでしょう。

御殿山近くまでくると、
武奈ヶ岳と、頂上への西南稜が一望。
綺麗な雪景色が、なんとか前へ進ませてくれました。

やっぱり稜線歩きはとっても気持ちが良い。
雪は硬くしまっていて、
スノーシューは不要でした。
持ってきている人は半分ぐらいいたようです。

2度ほど、短く急な登りがあって、
ようやく3時間かかって武奈ヶ岳に到着しました。
山頂についた喜びよりも、
足のはりからの開放感でほっとしました。

風もなく、太陽があたっていて暖かい。
山頂はたくさんの人で賑わい、昼食をとっていました。

1時間ほどのんびりと昼食をとり、
13時15分に下山開始。

御殿山までは景色を楽しみながら、気分よく降りていきましたが、
御殿山と846ポイントの間からは、
雪が融けて登山道がぐちゃぐちゃになり始め、
雪がないを歩けば、枯葉と粘土質の土で滑りまくり。
とにかく滑るし、ぐちゃぐちゃで大変でした。

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