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Yamareco

記録ID: 1763533
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

栃木福島県境踏査(大川峠〜上海岳〜黒滝股山〜1530P)

2019年03月20日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
13:15
距離
33.7km
登り
1,880m
下り
1,879m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:34
休憩
0:41
合計
13:15
距離 33.7km 登り 1,880m 下り 1,880m
2:40
227
スタート地点
6:27
6:41
89
8:10
8:27
99
10:06
10:16
339
15:55
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大川林道は崩壊しているところがあり、川の渡渉や崩落個所のトラバースが必要なところあり。県境稜線は雪庇の連続。特に黒滝股山付近の県境は急な登下降があり注意。また、クラックに落ちると地面に足が着かない深さなので抜け出すのが大変。この日は気温がかなり上がり、日中は表面の雪が腐ったが、ここ数日の晴天で下の層の雪は締まっていた。
鬼が面橋手前に車をとめてチャリでスタート。空には満月。気温は4℃あり、今日は暑くなりそう。
2019年03月20日 02:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 2:38
鬼が面橋手前に車をとめてチャリでスタート。空には満月。気温は4℃あり、今日は暑くなりそう。
チャリで約2km走行して大川林道ゲートより歩行開始。ここまで雪はまったくなし。
2019年03月20日 02:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 2:47
チャリで約2km走行して大川林道ゲートより歩行開始。ここまで雪はまったくなし。
すぐに雪が出てくるも数センチ程度。雪があったりなかったりを繰り返すのでつぼ足のまま歩く。思ったよりも雪は締まっているので問題ない。例年だと林道沿いにデブリが見られるが、今年はまったくなし。古い人の足跡あり。
2019年03月20日 02:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 2:51
すぐに雪が出てくるも数センチ程度。雪があったりなかったりを繰り返すのでつぼ足のまま歩く。思ったよりも雪は締まっているので問題ない。例年だと林道沿いにデブリが見られるが、今年はまったくなし。古い人の足跡あり。
一つ目の橋を渡って大川左岸へ移ると、途端に雪がなくなる。日当たりと風向きの関係だろう。景色が見えないので川の流れを聞きながら退屈を紛らわす。
2019年03月20日 03:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 3:28
一つ目の橋を渡って大川左岸へ移ると、途端に雪がなくなる。日当たりと風向きの関係だろう。景色が見えないので川の流れを聞きながら退屈を紛らわす。
その後、川を右岸、左岸、右岸と渡ったところから本格的に雪が深くなり、沈み込むようになったところでシューを装着。ここまでくると人の足跡はなく動物たちのものだけ。
2019年03月20日 04:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 4:34
その後、川を右岸、左岸、右岸と渡ったところから本格的に雪が深くなり、沈み込むようになったところでシューを装着。ここまでくると人の足跡はなく動物たちのものだけ。
徐々に明るくなり、鳥の活動もはじまる。ヘッドライトをしまう。
2019年03月20日 05:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 5:32
徐々に明るくなり、鳥の活動もはじまる。ヘッドライトをしまう。
大川対岸の1211mあたり。地形図を見て、ここから大川を渡って1211mから男鹿岳に行くのはどうかなんて考えていたけど、やはり雪崩の危険がありそう。
2019年03月20日 05:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 5:47
大川対岸の1211mあたり。地形図を見て、ここから大川を渡って1211mから男鹿岳に行くのはどうかなんて考えていたけど、やはり雪崩の危険がありそう。
県境稜線が朝日に染まる
2019年03月20日 06:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:09
県境稜線が朝日に染まる
遠くに赤柴山が見える。今日はあのすぐ近くまで行く予定。手前の1486.7mの存在感が大きい。
2019年03月20日 06:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 6:15
遠くに赤柴山が見える。今日はあのすぐ近くまで行く予定。手前の1486.7mの存在感が大きい。
栗石山が朝日に染まる
2019年03月20日 06:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 6:22
栗石山が朝日に染まる
大川峠手前の雪庇
2019年03月20日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:25
大川峠手前の雪庇
やっと大川峠に到着。少し休む。
2019年03月20日 06:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 6:26
やっと大川峠に到着。少し休む。
これから進む県境方面を見ると細い雪庇が続いており、シューだと歩き辛そうに見えたのでアイゼンを装着。
2019年03月20日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 6:37
これから進む県境方面を見ると細い雪庇が続いており、シューだと歩き辛そうに見えたのでアイゼンを装着。
これより、県境踏査開始。
2019年03月20日 06:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 6:38
これより、県境踏査開始。
振り返って栗石山
2019年03月20日 06:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:41
振り返って栗石山
本日初めて見る太陽。
2019年03月20日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:43
本日初めて見る太陽。
すぐに那須連山が見えてきた。1486.7m峰がちょっと邪魔。
2019年03月20日 06:48撮影 by  Canon EOS R, Canon
3/20 6:48
すぐに那須連山が見えてきた。1486.7m峰がちょっと邪魔。
雪庇の右側は絶壁なので注意
2019年03月20日 06:48撮影 by  Canon EOS R, Canon
3/20 6:48
雪庇の右側は絶壁なので注意
1422m1438mが見えてきた。
2019年03月20日 06:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:49
1422m1438mが見えてきた。
やはりアイゼンだと脛まで潜るし、雪庇の幅も出てきたのでシューに戻す。結果的にアイゼンを履く必要性はなかった。
2019年03月20日 06:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 6:56
やはりアイゼンだと脛まで潜るし、雪庇の幅も出てきたのでシューに戻す。結果的にアイゼンを履く必要性はなかった。
振り返ると、男鹿岳山頂付近も見えてきた。
2019年03月20日 06:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:57
振り返ると、男鹿岳山頂付近も見えてきた。
2019年03月20日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:59
会駒、七ヶ岳、家老岳方面
2019年03月20日 06:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 6:59
会駒、七ヶ岳、家老岳方面
2019年03月20日 07:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:01
2019年03月20日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:02
2019年03月20日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:04
少し笹が出ているところがあるも、歩行に支障なし。
2019年03月20日 07:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:10
少し笹が出ているところがあるも、歩行に支障なし。
2019年03月20日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:13
大佐飛山も見えてきた。
2019年03月20日 07:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:14
大佐飛山も見えてきた。
尾根の幅が広くなり、いい雰囲気に。
2019年03月20日 07:15撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:15
尾根の幅が広くなり、いい雰囲気に。
自分好みのブナ林
2019年03月20日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:17
自分好みのブナ林
振り返って
2019年03月20日 07:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:18
振り返って
上海岳(左)と、その右肩に黒滝股山がちらっと。
2019年03月20日 07:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:21
上海岳(左)と、その右肩に黒滝股山がちらっと。
2019年03月20日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:27
2019年03月20日 07:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:30
雪庇が続く
2019年03月20日 07:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:34
雪庇が続く
振り返って
2019年03月20日 07:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:44
振り返って
2019年03月20日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:47
大佐飛山、男鹿岳、日留賀岳のビッグスリーをとらえる。
2019年03月20日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:47
大佐飛山、男鹿岳、日留賀岳のビッグスリーをとらえる。
日留賀岳、鹿又岳。塩那道路も視認。
2019年03月20日 07:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 7:47
日留賀岳、鹿又岳。塩那道路も視認。
上海岳が見えてからが意外と遠い。
2019年03月20日 07:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 7:53
上海岳が見えてからが意外と遠い。
でもあと少し。ビクトリーロードって感じ。
2019年03月20日 08:03撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 8:03
でもあと少し。ビクトリーロードって感じ。
西側の眺めもよくなった。
2019年03月20日 08:13撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 8:13
西側の眺めもよくなった。
上海岳に到着。歩いてきた県境稜線と、男鹿山塊。
2019年03月20日 08:15撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 8:15
上海岳に到着。歩いてきた県境稜線と、男鹿山塊。
これから歩く県境稜線と那須連山。日差しが強いので日焼け止めを塗りたくる。
2019年03月20日 08:17撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 8:17
これから歩く県境稜線と那須連山。日差しが強いので日焼け止めを塗りたくる。
適当に撮影と展望を楽しんで先へ進む。まっさらな雪に自分の足跡だけを残していく。
2019年03月20日 08:19撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 8:19
適当に撮影と展望を楽しんで先へ進む。まっさらな雪に自分の足跡だけを残していく。
今日は新潟方面の山もよく見える。
2019年03月20日 08:20撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 8:20
今日は新潟方面の山もよく見える。
男鹿山塊
2019年03月20日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 8:26
男鹿山塊
幅広の尾根が続く。
2019年03月20日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 8:27
幅広の尾根が続く。
2019年03月20日 08:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 8:27
今回、この辺りが一番気持ちよかったかな。緩い下りというのもあるが。
2019年03月20日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 8:31
今回、この辺りが一番気持ちよかったかな。緩い下りというのもあるが。
2019年03月20日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 8:33
上海岳を振り返って。
2019年03月20日 08:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 8:35
上海岳を振り返って。
県境は1445mで北東に向きを変え、一気に下る。
2019年03月20日 08:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 8:40
県境は1445mで北東に向きを変え、一気に下る。
下って振り返る
2019年03月20日 08:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 8:52
下って振り返る
また緩く登り返す。気温がぐんぐん上昇し、雪が腐り始める。
2019年03月20日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 8:59
また緩く登り返す。気温がぐんぐん上昇し、雪が腐り始める。
男鹿岳、大佐飛山
2019年03月20日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:01
男鹿岳、大佐飛山
2019年03月20日 09:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:07
1360mより、黒滝股山(左)から赤柴山(右)
2019年03月20日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:10
1360mより、黒滝股山(左)から赤柴山(右)
左奥に博士山
2019年03月20日 09:14撮影 by  Canon EOS R, Canon
3/20 9:14
左奥に博士山
那須連山
2019年03月20日 09:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:21
那須連山
ここからの下りが今回の核心部。かなり急で掴まるところも乏しい。
2019年03月20日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 9:25
ここからの下りが今回の核心部。かなり急で掴まるところも乏しい。
雪質が安定しているし、面倒なのでシューのまま下ってしまったが、多少踏み抜きがあったとしてもアイゼンに履き替えるのが正解。振り返って反省。
2019年03月20日 09:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 9:29
雪質が安定しているし、面倒なのでシューのまま下ってしまったが、多少踏み抜きがあったとしてもアイゼンに履き替えるのが正解。振り返って反省。
鞍部からの登り返しも楽ではない。雪庇は痩せているため笹が見えている部分を歩く。
2019年03月20日 09:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:38
鞍部からの登り返しも楽ではない。雪庇は痩せているため笹が見えている部分を歩く。
登ってきた急斜面
2019年03月20日 09:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:43
登ってきた急斜面
一旦傾斜が緩む
2019年03月20日 09:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:46
一旦傾斜が緩む
2019年03月20日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:47
景色はいいが暑い
2019年03月20日 09:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:47
景色はいいが暑い
また傾斜がきつくなり、じぐざぐに登る。
2019年03月20日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 9:56
また傾斜がきつくなり、じぐざぐに登る。
黒滝股山南の肩に乗り上げた。この辺りから喉の痛みを自覚するように。
2019年03月20日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:00
黒滝股山南の肩に乗り上げた。この辺りから喉の痛みを自覚するように。
無雪期はナゲやヤマグルマのヤブがすごそう。
2019年03月20日 10:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/20 10:00
無雪期はナゲやヤマグルマのヤブがすごそう。
赤柴山北側の稜線も気になる。
2019年03月20日 10:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:02
赤柴山北側の稜線も気になる。
せっかくなので、黒滝股山まで往復する。
2019年03月20日 10:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/20 10:04
せっかくなので、黒滝股山まで往復する。
尾根は痩せており、両側とも切れ落ちているので慎重に進む
2019年03月20日 10:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:06
尾根は痩せており、両側とも切れ落ちているので慎重に進む
この辺りが山頂だと思うが。
2019年03月20日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:09
この辺りが山頂だと思うが。
ぎりぎり雪の上に出ていた目印を発見。南の肩からここまで10分もかからずに来られた。気温の上昇もあるが、明らかに熱感があり、首の周りだけ汗をかいているので体調不良を確信する。木陰で休みながら日焼け止めを塗り直す。ここからエスケープするにしても場所が悪い。携帯を確認すると微弱ながらも電波が届いているため、最悪ヘリを呼ぶことも考えつつ、行けるところまで行くことにする。
2019年03月20日 10:09撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 10:09
ぎりぎり雪の上に出ていた目印を発見。南の肩からここまで10分もかからずに来られた。気温の上昇もあるが、明らかに熱感があり、首の周りだけ汗をかいているので体調不良を確信する。木陰で休みながら日焼け止めを塗り直す。ここからエスケープするにしても場所が悪い。携帯を確認すると微弱ながらも電波が届いているため、最悪ヘリを呼ぶことも考えつつ、行けるところまで行くことにする。
県境に戻った。エスケープするなら、次の1389mから大川林道へ下山するしかないだろう。とりあえず予定通り東へ下る。下りはじめがかなり急のため、左側を巻きながら下りた。
2019年03月20日 10:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
3/20 10:22
県境に戻った。エスケープするなら、次の1389mから大川林道へ下山するしかないだろう。とりあえず予定通り東へ下る。下りはじめがかなり急のため、左側を巻きながら下りた。
鞍部
2019年03月20日 10:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:28
鞍部
登り返し。結構段差があったりして乗り越えるのに苦労する。すこしの登りでも息切れするので休み休み歩く。
2019年03月20日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 10:31
登り返し。結構段差があったりして乗り越えるのに苦労する。すこしの登りでも息切れするので休み休み歩く。
急なところを振り返って
2019年03月20日 10:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 10:34
急なところを振り返って
2019年03月20日 10:38撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:38
2019年03月20日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:39
雪がゆるんでクラックに何度もはまってしまう。身長を越える深さがあるところもあり、シューだと抜け出すのに苦労する。
2019年03月20日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 10:42
雪がゆるんでクラックに何度もはまってしまう。身長を越える深さがあるところもあり、シューだと抜け出すのに苦労する。
ブナの斜面を登りきると
2019年03月20日 10:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 10:49
ブナの斜面を登りきると
1389mに到着。さて、エスケープするか予定通り県境を歩くか考える。時間はまだ早い。急登だと息切れしてしまうが、ゆっくりなら行けそうな気がする。万が一のときには県境のほうが携帯もつながりやすいし。ということで、ここでもしっかり休んで先へ進むことにする。
2019年03月20日 10:54撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 10:54
1389mに到着。さて、エスケープするか予定通り県境を歩くか考える。時間はまだ早い。急登だと息切れしてしまうが、ゆっくりなら行けそうな気がする。万が一のときには県境のほうが携帯もつながりやすいし。ということで、ここでもしっかり休んで先へ進むことにする。
那須連山に近づいてきた
2019年03月20日 10:55撮影 by  Canon EOS R, Canon
3/20 10:55
那須連山に近づいてきた
雪庇の稜線を振り返る
2019年03月20日 11:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 11:02
雪庇の稜線を振り返る
この辺りからは危険なところもなく、穏やかな稜線が続く
2019年03月20日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 11:10
この辺りからは危険なところもなく、穏やかな稜線が続く
2019年03月20日 11:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 11:16
登りになると一気にペースダウン。でも無理はしない。
2019年03月20日 11:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 11:21
登りになると一気にペースダウン。でも無理はしない。
2019年03月20日 11:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 11:25
2019年03月20日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 11:39
2019年03月20日 11:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 11:39
2019年03月20日 11:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 11:40
小灌木が生える1427mに到着。ここでも休憩。水分は3リットル持参したがまだ半分残っている。
2019年03月20日 11:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 11:47
小灌木が生える1427mに到着。ここでも休憩。水分は3リットル持参したがまだ半分残っている。
次に目指す1504mが高く感じる。
2019年03月20日 11:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 11:51
次に目指す1504mが高く感じる。
上海岳、黒滝股山を振り返る。ずいぶんと歩いてきたなぁ。
2019年03月20日 11:58撮影 by  Canon EOS R, Canon
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3/20 11:58
上海岳、黒滝股山を振り返る。ずいぶんと歩いてきたなぁ。
小さなアップダウンを繰り返しつつ、徐々に高度を上げていく
2019年03月20日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 12:00
小さなアップダウンを繰り返しつつ、徐々に高度を上げていく
景色を眺めながら、開けた斜面を登る。
2019年03月20日 12:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 12:30
景色を眺めながら、開けた斜面を登る。
1504mに到着。なんとなく先が見えてきた。
2019年03月20日 12:35撮影 by  Canon EOS R, Canon
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1504mに到着。なんとなく先が見えてきた。
この後いったん下って少しだけ登り返すが、あと少しの頑張りだ。
2019年03月20日 12:35撮影 by  Canon EOS R, Canon
3/20 12:35
この後いったん下って少しだけ登り返すが、あと少しの頑張りだ。
遥々歩いた稜線を振り返って
2019年03月20日 12:36撮影 by  Canon EOS R, Canon
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遥々歩いた稜線を振り返って
斜めになったところを下る。
2019年03月20日 12:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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斜めになったところを下る。
下ってから自分の足跡を振り返る
2019年03月20日 12:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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下ってから自分の足跡を振り返る
最後の登り返し
2019年03月20日 12:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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最後の登り返し
先が見えたので少し気持ちに余裕が出てきた
2019年03月20日 12:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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先が見えたので少し気持ちに余裕が出てきた
1530mの少し手前で以前の足跡とつながった。
2019年03月20日 13:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1530mの少し手前で以前の足跡とつながった。
ここで最後の展望を楽しむ。
2019年03月20日 13:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ここで最後の展望を楽しむ。
赤柴山方面
2019年03月20日 13:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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赤柴山方面
ここからは既知の道。林道までは下りなので体調不良でも支障なし。
2019年03月20日 13:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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ここからは既知の道。林道までは下りなので体調不良でも支障なし。
1504m方面
2019年03月20日 13:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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1504m方面
時間に余裕があるので何度も休憩する
2019年03月20日 13:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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時間に余裕があるので何度も休憩する
2019年03月20日 13:26撮影 by  Canon EOS R, Canon
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2019年03月20日 13:27撮影 by  Canon EOS R, Canon
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小さな登り返しがあった。体が下りに慣れた後なのでキツク感じる。
2019年03月20日 13:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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小さな登り返しがあった。体が下りに慣れた後なのでキツク感じる。
2019年03月20日 13:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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アスナロ林になり、地面が見えるようになったが、また雪が復活するはずなのでシューのまま歩いた。
2019年03月20日 14:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 14:03
アスナロ林になり、地面が見えるようになったが、また雪が復活するはずなのでシューのまま歩いた。
しばらくして雪が復活
2019年03月20日 14:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 14:19
しばらくして雪が復活
そのまま快適に下り
2019年03月20日 14:24撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 14:24
そのまま快適に下り
無事、大川林道に到着。
2019年03月20日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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無事、大川林道に到着。
2019年03月20日 14:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2019年03月20日 14:47撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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2019年03月20日 14:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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この先で雪がなくなるのを知っているので、ここでシューを脱ぐ。
2019年03月20日 15:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 15:02
この先で雪がなくなるのを知っているので、ここでシューを脱ぐ。
2019年03月20日 15:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 15:16
左岸へ渡るとまた雪が現れるが、ほとんど沈まないのでつぼ足で問題なし。
2019年03月20日 15:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 15:28
左岸へ渡るとまた雪が現れるが、ほとんど沈まないのでつぼ足で問題なし。
大倉山あたりを見上げる
2019年03月20日 15:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
3/20 15:41
大倉山あたりを見上げる
最後に大川を渡って
2019年03月20日 15:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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最後に大川を渡って
ゲートに到着。残った水を飲み干し、チャリを漕いで駐車地へ。
2019年03月20日 15:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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3/20 15:44
ゲートに到着。残った水を飲み干し、チャリを漕いで駐車地へ。

感想

今シーズン最重要課題の県境つなぎに挑んてきた。
ウンザリするほど延々と続く廃林道からはじまり、
稜線では雪庇の連続に慄き、
気温が上がると雪が腐ってクラックに胸まで埋もれてもがき苦しんだ。
後半は体調不良(たぶんかぜ)で少し歩いただけでも息切れがしてしまい、
無事に帰れるか不安を感じながらもどうにか帰還することができた。
帰りに幸の湯に寄って汗を流したが、体調不良のため湯舟につかることもできなかった。
帰宅後熱をはかると38℃あり。
我ながらこんな体調でよくあれだけハードな行程を歩き通せたもんだと思った。

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