枯木山

2019年03月20日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,174m
• 下り: 1,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:40
• 休憩: 1:00
• 合計: 12:40

5:40 安ヶ森キャンプ場
6:33 948m
7:22 7:27 1077m
8:25 8:30 1220m
9:55 1480m
10:28 1510m
11:24 11:29 1692m
11:50 1730m
12:22 12:42 枯木山
13:13 1730m
13:36 13:48 1692m
14:37 1510m
16:03 16:16 1220m
17:10 1077m
17:52 林道出合
18:20 安ヶ森キャンプ場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

枯木山（1755.7m）は栃木・福島県境の帝釈山地にあり、県境から僅かに福島県側に入った所にあります。
安ヶ森キャンプ場から白滝沢右岸尾根を往復しました。
キャンプ場まで車で入れることは事前に確認済みでした。

コース状況／危険箇所等

残雪期の雪山としては特段の危険個所はありませんが、県境の1730mから枯木山頂上まではヒドンクレパスが多いです。
クレパスの深さは雪庇崩れの雪壁から推測すると、深い所では数mは有りそうで、転落すると自力では這い上がれないかも知れません。
1730mへ上がる地点と、東側の1692mへ上がる地点は、尾根を忠実に上り詰めた地点のみ雪壁がなく、左右は乗り越え不可能な雪壁でした。
登山口との標高差はほぼ1000mあり、累積標高差は1200〜1300mと思われます。

写真

3/20 6:07

キャンプ場から948mピークまで遊歩道がある。

3/20 6:19

遊歩道は木段で整備されている。

3/20 6:37

948mの山頂は雑木林で展望不良

3/20 8:40

林業の痕跡があるがカラマツの植林帯はない。

3/20 8:40

歩き易い尾根

3/20 10:08

1510mへ上がる途中で展望が開ける。
一里ヶ曽根〜女峰山〜帝釈山〜大小の真名子〜男体山

3/20 10:08

その右は太郎山〜山王帽子山〜於呂倶羅山

3/20 10:08

その右は、奥が前白根山〜日光白根山
手前は高薙山〜温泉ヶ岳〜根名草山〜大嵐山
ここ（標高1475m付近）からは日光連山が全て見えた。

3/20 10:09

尾根の南側に雪庇が崩落した雪壁

3/20 11:32

荒海山の奥に那須岳
荒海山の左は1560m峰（次郎岳）

3/20 11:32

奥のゲレンデはハンターマウンテン塩原スキー場、
その左は前黒山
右下の谷底は湯西川集落の一部
写真の中央左寄りは持丸山

3/20 11:32

明神ヶ岳（1594.6m）
右は1518mピーク

3/20 11:32

明神ヶ岳〜高倉山
手前の尾根は歩いて来た白滝沢右岸尾根

3/20 11:33

安ヶ森キャンプ場を見下ろす。

3/20 11:33

キャンプ場のズーム

3/20 11:55

等高線1730m直下の雪庇

3/20 12:30

枯木山頂上
7時間近く掛かって既に疲労困憊

3/20 12:32

会津駒ヶ岳〜大戸沢岳〜2057m峰〜三岩岳

3/20 12:32

梵天岳〜丸山岳〜会津朝日岳

3/20 12:33

大嵐山

3/20 12:33

七ヶ岳方面、手前は土倉山

3/20 12:33

大嵐山〜七ヶ岳

3/20 12:33

中央奥は志津倉山〜博士山

3/20 12:33

奥会津の銀嶺（会津駒ヶ岳から会津朝日岳まで）

3/20 12:36

高原山、手前は持丸山

3/20 12:36

那須岳、手前は荒海山

3/20 12:36

土倉山〜1549m峰
奥は七ヶ岳、手前は枯木山北尾根

3/20 12:36

那須岳の手前は荒海山
右奥は男鹿山塊

3/20 12:36

七ヶ岳〜那須岳

3/20 12:38

会津駒ヶ岳から高原山まで180度の展望有り。
帝釈山や日光連山は、山頂からは見えない。

3/20 13:25

1730mから南西へ延びる県境稜線
右の雪のない部分は雪崩で崩れた跡

3/20 13:48

左奥に燧ヶ岳の頂上が僅かに見える。

撮影機器：

Canon EOS Kiss X7 Canon

感想

たかやま

白滝沢沿いの林道ゲート前駐車場に停め、橋を渡った少し先に南側の斜面に林道と思われる道がありました。当初は地形図に800と書かれた凹地状地形を上がる予定でしたが、この道を上がっていると途中で遊歩道だと分かりました。
上りでは948mピークから1000m付近まで雪は消えていました。
日中は暖かいどころか暑いくらいであり、下りでは1220mピークから下の雪はほとんど解け、微かに道跡が認められました。

ワカンを持って行かなかったのは大失敗で、午前9時ごろから腐り始めた雪にふくらはぎまで埋まり、終日牛歩の歩みを強いられました。
復路では1077mピークの北尾根を下り、等高線が密になっている所は西側の沢をバックステップで下りました。

展望が良いのは1475m付近、1692mピーク、そして枯木山頂上です。
1730m等高線の南端付近も好展望だと思いますが、雪庇崩れで生じたクレパスがあり、安心して写真撮影できるような場所ではありませんでした。

今では歩くのがすっかり遅くなり、腐った雪に足をとられて12時間以上掛かってしまいました。
このルートの一般的なタイムは6〜8時間だろうと思います。