雪の宮之浦岳縦走（白谷雲水峡〜宮之浦岳〜淀川口）

2019年03月16日(土) ~ 2019年03月18日(月)

• GPS: 16:16
• 距離: 32.2km
• 登り: 2,439m
• 下り: 2,197m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:19
• 休憩: 0:29
• 合計: 2:48

距離 4.4km 登り 542m 下り 343m

13:52 白谷広場
14:19 14:24 さつき吊り橋
14:29 14:30 苔むす森
14:56 15:06 白谷山荘
15:33 辻峠
15:52 15:54 太鼓岩
16:06 16:08 辻峠
16:31 16:40 白谷山荘
16:40 宿泊地

2日目

• 山行: 10:56
• 休憩: 0:59
• 合計: 11:55

距離 19.3km 登り 1,734m 下り 1,316m

5:45 宿泊地
10:49 新高塚小屋
11:31 11:32 坊主岩
11:59 平石
12:33 12:34 焼野三叉路
12:54 13:14 宮之浦岳
13:26 13:38 栗生岳
15:23 15:36 投石の岩屋
15:39 投石平
16:01 黒味岳分かれ
16:16 16:21 花之江河
16:29 16:36 小花之江河
17:40 淀川小屋

3日目

• 山行: 2:03
• 休憩: 0:04
• 合計: 2:07

距離 8.5km 登り 172m 下り 570m

6:25 宿泊地
7:02 7:06 淀川登山口
7:31 紀元杉
8:32 ヤクスギランド入口

天候

3月16日（土）晴れ
3月17日（日）晴れ
3月18日（月）晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 飛行機

【往路】
羽田空港(7:35) ー 鹿児島空港(9:30)
鹿児島空港(10:30) ー 屋久島空港(11:10)

【登山口】
飛行機が遅れたためバスに乗り継げず、宮之浦港周辺までタクシーで移動。
宮之浦港から白谷雲水峡までバス。　

【下山口】
淀川登山口からヤクスギランドまで徒歩。
ヤクスギランドから屋久杉自然館までバス。
屋久杉自然館から安房まで徒歩。
安房から空港までバス。

【復路】
屋久島空港(16:15) ー 鹿児島空港(17:00)
鹿児島空港(17:20) ー 羽田空港(19:00)

コース状況／危険箇所等

登山届は白谷雲水峡の入り口にて提出。
新高塚小屋あたりから積雪。それより先は20〜30センチの積雪。

その他周辺情報

登山前に宮之浦港周辺にある「ナカガワスポーツ」にてジェットボイル用のガスを調達。また、「ヤクデン」にて飲料を調達。
下山後は、空港前にある「まんてん」にて日帰り入浴。

写真

3/16 10:21

強風のため、屋久島へは若干遅れ気味。

3/16 10:26

この飛行機で屋久島へ向かいます。

3/16 10:58

上空から開聞岳が綺麗に見えました。

3/16 11:19

屋久島空港到着。

3/16 12:06

宮之浦港近くで食べたトビウオの刺身。

3/16 12:45

ヤクデンで飲料を調達。

3/16 13:37

バスにて白谷雲水峡へ。

3/16 13:44

ここで登山届を提出し、スタート。さすがに高塚小屋までは厳しいので、白谷山荘に向かいます。

3/16 14:10

こんな感じで歩きやすい。

3/16 14:27

屋久島っぽいコケの光景がスタートです。

3/16 14:42

途中、川を渡るところがあります。

3/16 14:43

複数の木とコケですごいことになっています。

3/16 14:51

くぐり杉。くぐって行きました。

3/16 14:54

鹿が雨宿りできそうなところ。

3/16 14:57

今夜はここで宿泊します。
ここで荷物を置いて、白谷雲水峡を散策します。

3/16 15:05

七本杉。

3/16 15:09

苔むす森。もののけ姫のモデルになった場所のようです。

3/16 15:10

コケがきれい。

3/16 15:23

いろいろ杉に名前がつけられていました。

3/16 15:44

太鼓岩からの眺望。明日縦走するところが見渡せました。

3/16 15:49

宮之浦岳は雪がつもっています。

3/16 15:51

こちらは海方面。

3/16 17:09

今夜の夕食。

3/17 6:57

翌日、暗いうちに出発。白谷山荘から1時間ちょっとでトロッコ道へ。荒川登山口から来る人で急に人が多くなりました。

3/17 7:37

仁王杉。

3/17 7:50

雪山が見えてきました。

3/17 7:54

こことトロッコ道終了。ここから本格的な登山道に入ります。

3/17 7:56

綺麗なトイレでした。

3/17 7:57

本格的な登山道開始。

3/17 8:05

屋久島っぽい光景がますます増えてきました。

3/17 8:11

扇杉。数年前に折れてしまったようです。

3/17 8:14

階段があって歩きやすい♪

3/17 8:17

ウィルソン株到着。

3/17 8:17

中には祠が。

3/17 8:20

定番のハート。この角度を見つけるのに時間がかかりました。

3/17 8:45

宮之浦岳まで6.5キロ。

3/17 8:53

左側がサイの顔のよう。

3/17 9:01

大王杉。

3/17 9:09

夫婦杉。

3/17 9:15

こちらはキリンのよう。

3/17 9:21

こちらはヘビのよう。

3/17 9:28

こういう景色に少しマヒしてきました。

3/17 9:30

また、木の下をくぐっていきます。

3/17 9:43

縄文杉。デッキがいっぱいあって、少しゆっくりしました。

3/17 9:50

高塚小屋。綺麗です。

3/17 9:52

中はこんな感じ。中も綺麗です。

3/17 10:35

雪山が近づいてきました。

3/17 10:40

新高塚小屋。いい雰囲気です。ここで泊まる予定でしたが、時間が早く、積雪もあるようなので、行けるところまで行くこととします。

3/17 10:41

高塚小屋よりも広いです。

3/17 11:16

新高塚小屋あたりから積雪が増えてきました。

3/17 11:22

もうひと山越えていきます。

3/17 11:23

宮之浦岳がずいぶん近づいてきた。

3/17 11:32

こちらは永田岳。

3/17 11:37

シャクナゲの森。シャクナゲにはまだ早いかな。

3/17 11:46

岩の下で雨宿りできそうです。

3/17 11:49

宮之浦岳は雪多そうです。

3/17 11:50

永田岳。積雪のため、登頂は断念しました。

3/17 11:56

振り返ると、ずいぶん登ってきました。

3/17 11:59

平石岩屋。

3/17 12:03

宮之浦岳への道が開けました。積雪も多くなってきました。

3/17 12:13

宮之浦岳展望スポット。

3/17 13:01

宮之浦岳頂上。
積雪が心配でしたが、なんとか登頂できました。
風が強かったので、写真だけ撮って下山開始。

3/17 13:04

なんとか行けそうなので、淀川小屋に向かいます。
ここからの縦走路も絶景でした。

3/17 13:27

縦走路はそれぞれの山を越えていくわけではなく、写真の右側を通っていきます。

3/17 13:32

栗生岳。

3/17 13:33

すぐわきには祠がありました。

3/17 13:42

このあたりで風がちょっと弱くなったので、ちょっと遅めの昼食。この岩を見ながら、ゆっくりしました。

3/17 14:50

縦走路なので、ほとんど標高が下がっていないので、まだまだ積雪があります。

3/17 15:01

安房岳でしょうか。

3/17 15:01

3/17 15:05

3/17 15:30

投石平近辺。このあたりも絶景です。

3/17 16:03

黒味岳との分岐。淀川小屋まで3.2キロ。もう少し。

3/17 16:20

花之江河。ここも絶景でした。事前情報だと、このあたりもかなりの積雪とのことでしたが、天気がよかったこともあり、ずいぶん溶けていました。

3/17 16:20

3/17 16:22

3/17 16:36

小花之江河。

3/17 17:40

淀川小屋の手前の橋。

3/17 17:40

淀川。水がすごい綺麗。

3/17 17:56

淀川小屋到着。明るいうちになんとか到着しました。

3/17 18:11

明るいうちに急いで夕食。カルボナーラとリゾット。

3/18 7:07

翌日、1時間ほどで淀川登山口。バスの時間までかなりあるので、ヤクスギランドまで歩くことに。

3/18 7:21

途中、川上杉。

3/18 7:31

続いて、紀元杉。

3/18 8:25

最後にヤクシカに出会いました。

撮影機器：

PENTAX Optio WG-1 PENTAX

感想

kenkoro

屋久島到着の直前に飛行機から見えた宮之浦岳の雪景色。3月14日から15日にかけてかなり降ったようです。今年は雪が少なく、3月に入ってほぼ雪は無いとの事前情報からアイゼンを持参せずに来たため、ここまで来たものの登頂できるか不安が。
白谷雲水峡の管理棟での情報では、宮之浦岳はかなりの積雪で、花之江河でも30センチ、縄文杉のあたりでも数センチの積雪との事。
ここまで来たので、最悪縄文杉だけ見て帰ればいいやと登りはじめましたが、結果としては、トレースがしっかりあり、天気もよかったため、すごい勢いで融雪も進んでいたため、宮之浦岳登頂のみならず、予定通りの縦走をすることができました。

結果的には、月に35日雨が降ると言われる屋久島で、3日間雨が降ることなく晴れの天気のもと、雪景色の綺麗な宮之浦岳を堪能できました。

100名山登頂81座目。