記録ID: 1765114
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈
春メイン2年班中南部日高(神威岳西尾根〜中ノ岳〜ペテガリ岳西尾根)
2019年03月15日(金) ~
2019年03月21日(木)
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- GPS
- 152:00
- 距離
- 54.0km
- 登り
- 3,242m
- 下り
- 3,226m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:05
10:15
245分
スタート地点
14:20
2日目
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:50
3日目
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 10:40
4日目
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 9:35
5日目
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:50
7:20
170分
Co1200コル
10:10
7日目
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:10
8:10
ゴール地点
1日目(3/15):林道ゲート手前(10:15)神威山荘(14:20)=C1
ゲートの約1km手前まで車で入れた。林道は時々ズボったり地面が出ていたりするが概ね快調。日の当たる斜面には雪が無い。やっぱり煙たい神威山荘でC1。
2日目(3/16):C1(5:40)神威岳西尾根Co1260(10:50-12:15)Co1300(12:30)=C2
山荘のすぐ裏から西尾根に取り付く。出だしは急斜の藪漕ぎ。Co600からは比較的快調な尾根。たまに膝くらいまでズボるが大体サクサク進む。Co1120は少し細く、スノーシューのききも悪かったので一瞬EP。Co1260で先の視界がないので休憩がてら時間待ち。結局良くならなかったのでCo1300付近の尾根の北側にてC2。カンバ帯。
3日目(3/17):C2(5:50)神威岳(7:30-45)中間尾根頭(10:50)中ノ岳の肩(16:20)=C3
凍ったテントを起き出でてみると朝焼け燃ゆるペテガリ、39が目に飛び込んできた。Co1400くらいまでは場所を選べばテントで泊まれそう。Co1475の岩の手前でEP。下りは南側からBSしつつ捲き気味に通過。これ以降南側は白い斜面が続くがズボズボなので怖くはない。神威からの下りは少し岩が出ていたりするが難しくはない。・1244付近から十勝側に雪庇が出ている。上を行ける感じでもないので十勝側のカンバ帯を腰まで埋まりながら捲いていく。予想以上に面倒で冬とはまるっきり様子が違う。その先のコルからニシュオマナイ岳まではスノーシューで快調。下りは徐々に細くなっていきEP。上を行けないところは十勝側から捲いた。・1372手前の岩も十勝側のカンバ帯から捲く。・1372手前は雪稜でかなり細い。雪庇は出ていないので上を行けた。中ノ岳の肩に我々のために用意したのではないかと疑うほどの四方を囲まれたテンバ適地を発見。ここでC3。よく動いた1日だった。
4日目(3/18):C3(5:40)中ノ岳(6:00)・1469(8:30-9:00)・1573(12:00)ペテガリ岳(13:20)ペテガリ岳西尾根Co1200コル(14:20)=C4
凍ったテントを…、今日も天気が良い。中ノ岳まではスノーシューでサクサク。下りはEPに変える。急で時々BSするが腰まで埋まっていく感じなので怖くない。緩くなったところでスノーシュー。・1314までは広く快調で、下りもカンバが密に生えているのでスノーシューのままで下れた。・1469で休憩&EPに変える、いよいよ核心。両側が切れ落ちていて十勝側に雪庇が1~2mほど出ている。主に稜線上を日高側に寄って進む。上を行けないところは日高側の斜面から捲く。かなり急ではあるがここもズボズボ。ブッシュを掴みながら行く。コルまでが特に細く核心中の核心といったところ。登り始めるとこれまでよりは上を行きやすくなり雪庇の判断も楽になる。・1573(東尾根分岐)からはとくに何もない。気にならない〜気になるくらいの風が吹き始めるが問題なくガッツでピークまで。せっかくのペテガリだが風びゅーびゅーだったのでピー写を撮ることもなくさっさと西尾根を下る。カンバが出始めたあたりでスノーシューに変え、下りきったコルにてC4。
5日目(3/19):C4(7:20)ペテガリ山荘(10:10)=C5
西尾根は樹林内雪庇が出ていたり、細くなっているところもあるが特に問題ない。アップダウンを繰り返し、最後は藪斜面を滑り下りて超快適なペテガリ山荘でC5。
6日目(3/20):C5(7:20)神威山荘(10:20)=C6
概ね夏と同じ道でベッペリガイのっこし、夏より楽かもしれない。この時期雪崩の心配は無さそう。神威山荘に戻ってきてぐるっと一周。貫徹を祝う勝利メシをゲット。
7日目(3/21):C6(5:00)林道ゲート手前(8:10)
山行中で一番早い出発、そして速い。林道を戻り下山。
ゲートの約1km手前まで車で入れた。林道は時々ズボったり地面が出ていたりするが概ね快調。日の当たる斜面には雪が無い。やっぱり煙たい神威山荘でC1。
2日目(3/16):C1(5:40)神威岳西尾根Co1260(10:50-12:15)Co1300(12:30)=C2
山荘のすぐ裏から西尾根に取り付く。出だしは急斜の藪漕ぎ。Co600からは比較的快調な尾根。たまに膝くらいまでズボるが大体サクサク進む。Co1120は少し細く、スノーシューのききも悪かったので一瞬EP。Co1260で先の視界がないので休憩がてら時間待ち。結局良くならなかったのでCo1300付近の尾根の北側にてC2。カンバ帯。
3日目(3/17):C2(5:50)神威岳(7:30-45)中間尾根頭(10:50)中ノ岳の肩(16:20)=C3
凍ったテントを起き出でてみると朝焼け燃ゆるペテガリ、39が目に飛び込んできた。Co1400くらいまでは場所を選べばテントで泊まれそう。Co1475の岩の手前でEP。下りは南側からBSしつつ捲き気味に通過。これ以降南側は白い斜面が続くがズボズボなので怖くはない。神威からの下りは少し岩が出ていたりするが難しくはない。・1244付近から十勝側に雪庇が出ている。上を行ける感じでもないので十勝側のカンバ帯を腰まで埋まりながら捲いていく。予想以上に面倒で冬とはまるっきり様子が違う。その先のコルからニシュオマナイ岳まではスノーシューで快調。下りは徐々に細くなっていきEP。上を行けないところは十勝側から捲いた。・1372手前の岩も十勝側のカンバ帯から捲く。・1372手前は雪稜でかなり細い。雪庇は出ていないので上を行けた。中ノ岳の肩に我々のために用意したのではないかと疑うほどの四方を囲まれたテンバ適地を発見。ここでC3。よく動いた1日だった。
4日目(3/18):C3(5:40)中ノ岳(6:00)・1469(8:30-9:00)・1573(12:00)ペテガリ岳(13:20)ペテガリ岳西尾根Co1200コル(14:20)=C4
凍ったテントを…、今日も天気が良い。中ノ岳まではスノーシューでサクサク。下りはEPに変える。急で時々BSするが腰まで埋まっていく感じなので怖くない。緩くなったところでスノーシュー。・1314までは広く快調で、下りもカンバが密に生えているのでスノーシューのままで下れた。・1469で休憩&EPに変える、いよいよ核心。両側が切れ落ちていて十勝側に雪庇が1~2mほど出ている。主に稜線上を日高側に寄って進む。上を行けないところは日高側の斜面から捲く。かなり急ではあるがここもズボズボ。ブッシュを掴みながら行く。コルまでが特に細く核心中の核心といったところ。登り始めるとこれまでよりは上を行きやすくなり雪庇の判断も楽になる。・1573(東尾根分岐)からはとくに何もない。気にならない〜気になるくらいの風が吹き始めるが問題なくガッツでピークまで。せっかくのペテガリだが風びゅーびゅーだったのでピー写を撮ることもなくさっさと西尾根を下る。カンバが出始めたあたりでスノーシューに変え、下りきったコルにてC4。
5日目(3/19):C4(7:20)ペテガリ山荘(10:10)=C5
西尾根は樹林内雪庇が出ていたり、細くなっているところもあるが特に問題ない。アップダウンを繰り返し、最後は藪斜面を滑り下りて超快適なペテガリ山荘でC5。
6日目(3/20):C5(7:20)神威山荘(10:20)=C6
概ね夏と同じ道でベッペリガイのっこし、夏より楽かもしれない。この時期雪崩の心配は無さそう。神威山荘に戻ってきてぐるっと一周。貫徹を祝う勝利メシをゲット。
7日目(3/21):C6(5:00)林道ゲート手前(8:10)
山行中で一番早い出発、そして速い。林道を戻り下山。
天候 | 1日目(3/15):晴れ 2日目(3/16):雪一時晴れ 3日目(3/17):快晴 4日目(3/18):晴れ 5日目(3/19):ガス 6日目(3/20):曇り 7日目(3/21):曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
主稜線を歩いたのが2日間だけだったとは思えないほど充実した山行だった。
目に飛び込んでくる景色には色々な想像を掻き立てられた。
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