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Yamareco

記録ID: 1766573
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳 旭岳東稜

2019年03月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
tanukigo その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
12:34
距離
17.4km
登り
1,388m
下り
1,373m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:48
休憩
0:43
合計
12:31
4:56
5:16
6
5:22
5:23
13
5:36
5:37
341
11:18
11:18
23
11:41
11:43
77
13:00
13:00
9
13:09
13:09
5
13:14
13:28
72
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2019年03月の天気図
アクセス
アプローチ
2019年03月23日 05:25撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
1
3/23 5:25
アプローチ
いきなりですが
この標識の裏が旭岳東稜の末端
2019年03月23日 05:31撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
3/23 5:31
いきなりですが
この標識の裏が旭岳東稜の末端
稜に上がると明瞭な稜線
2019年03月23日 06:05撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
3/23 6:05
稜に上がると明瞭な稜線
樹林の切れ間から
本日目指す旭岳
2019年03月23日 06:10撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
3/23 6:10
樹林の切れ間から
本日目指す旭岳
2019年03月23日 06:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 6:30
2019年03月23日 06:32撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
3/23 6:32
此処からトレースは消滅
慎重にクライムダウン
雪質にては懸垂したほうが良いかも
2019年03月23日 06:37撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
2
3/23 6:37
此処からトレースは消滅
慎重にクライムダウン
雪質にては懸垂したほうが良いかも
横目では天狗尾根
高度を図るには良いスケル
2019年03月23日 07:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 7:18
横目では天狗尾根
高度を図るには良いスケル
上部はクラストし雪壁
アックス、アイゼンが良く決まる
2019年03月23日 08:36撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 8:36
上部はクラストし雪壁
アックス、アイゼンが良く決まる
核心である五段の宮
綺麗に5段ににて構成される
2019年03月23日 08:55撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
3/23 8:55
核心である五段の宮
綺麗に5段ににて構成される
左を見れば権現岳
東壁は魅力的
2019年03月23日 08:55撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
3/23 8:55
左を見れば権現岳
東壁は魅力的
ヤセ尾根の通過後
2019年03月23日 09:00撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 9:00
ヤセ尾根の通過後
1P
2019年03月23日 09:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 9:13
1P
2019年03月23日 09:13撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 9:13
2019年03月23日 09:16撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 9:16
ドライから高度を上げる
上部段に上げるにつれ草付が現れアックスが決まる
2019年03月23日 09:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 9:38
ドライから高度を上げる
上部段に上げるにつれ草付が現れアックスが決まる
2P
五段の宮最上部

2019年03月23日 10:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 10:07
2P
五段の宮最上部

2019年03月23日 10:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 10:20
ナイフリッジの通過
2019年03月23日 10:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 10:26
ナイフリッジの通過
2019年03月23日 10:33撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 10:33
2019年03月23日 10:35撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 10:35
2019年03月23日 10:45撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 10:45
2019年03月23日 10:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 10:47
高度感有るリッジの通過
2019年03月23日 10:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 10:53
高度感有るリッジの通過
ピークに向け最後の登り
2019年03月23日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 11:01
ピークに向け最後の登り
2019年03月23日 11:02撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 11:02
登攀した旭岳東稜
2019年03月23日 11:19撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 11:19
登攀した旭岳東稜
赤岳へ突き上げる天狗尾根
2019年03月23日 11:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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3/23 11:25
赤岳へ突き上げる天狗尾根
権現岳
2019年03月23日 11:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/23 11:43
権現岳

装備

個人装備
アルパインヌンチャク7 アイスピトン1 120スリング5 60スリング4 50mダブル2本

感想

華やかな八ヶ岳 西面に対し静かな雰囲気の漂う東面。週末の山行ともあって静かな山行を求め東面 旭岳東稜へ雪稜を楽しみに行ってきました。
通常、一泊二日の行程が主ですが日程の都合上日帰りで挑みます。
仕事を終え直ぐに登山口となる美しの森へ車を走らせ深夜到着。そのまま準備を整え額から伸びる一筋の線を頼りにアプローチ開始。日の差す日中とは違い一筋の光を頼りのアプローチは、ルーファイを慎重に行い堰堤群を通過し出合小屋へ到着。
既に前泊パーティーが準備をしている最中、本日一番乗りを目指すべく取り付きへ向かいます。
旭岳東稜へは幾多の取り付きが有りますが本日は上ノ権現沢へ進み直ぐに登り易そうな斜面に目星を付け稜を目指します。稜へ上がるまでの短い区間は酷いラッセルに苦しみ、出だしより今後の行程へ不安を感じる中、稜線へ上がると不安とは一転。
権現沢方面から上がってきたと思われるトレースに助けられ、稜を辿りグイグイ高度を上げ東稜岩壁が露わに望める箇所よりトレースは消滅。 これより東稜核心部へ入ります。急なヤセ尾根をクライムダウン。技術的には問題ないが両側はスッパリ切れをち滑落は絶対に許され無い中慎重に通過、稜と雪壁が交互に現れる斜面をラッセルに喘ぎながら足を進め森林限界付近へ到達。
徐々に雪質はクラストし、四肢を奮起しグイグイ高度を上げルート上核心である五段の宮へ。着雪は少ないものの、綺麗に五段で形成された岩稜は魅了される中、登攀準備を整え先鋭のリードにて登攀開始。
出だしが核心。上段に行くにつれ難易度は徐々に下がる様に個人的には感じた。
1P 一気に一段目から四段目までロープを延ばす。
一段目、完全なドライ。左寄りのフェースより離陸。二段目、浅い凹角状を辿る。所々に現れる草付にアックスが決まる。三段目カンテ状を右寄りに高度を上げる。四段目、着雪が増え雪稜へと変化して行く。
2P 五段の宮最上部の五段目の通過、殆ど雪稜。宮を抜けるとナイフリッジがピークへと誘導するように続く。ランナーはブッシュにて取りながら此処もロープいっぱい延ばす。
3P 雪稜登攀。綺麗なナイフリッジが続き上部は再び雪壁。出だしスタカットでロープをいっぱいまで伸ばした後、コンテに切り替え同時登攀にて高度を上げる。ランナーはブッシュ、灌木で取る。ロープスケルにて100m程。

雪壁を登り切るとダイレクトに旭岳のピークへ突き上げる。終了点がピークというのは何度経験しても爽快に感じる。ピークに立つと強風に洗礼を受ける為、早々に下山開始。
下降はツルネを使い高度を下げる。間違いトレースに引き込まれそうになりながらも慎重に高度を下げ出合小屋へ。一気に気が緩む中長い林道を辿り帰路へ着きました。





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コメント

すれ違いましたね!
こんにちは。
土曜日に旭東稜行かれたんですね。こちらは土日で行きましたが、出合小屋へ向かう途中、3人パーティーで下山されて来たのがtanukigoさんだったんですね!こちらは4人パーティーでした。わかっていたらご挨拶したかったですね。
レコを見ると、土曜日はまだコンディションは良かったようですね。日曜日の午前に登りましたが、小雪が舞って風も強めでとても寒く、五段の宮も順番待ちもあり。前の晩から風邪気味で体調も優れなかったので、ムリせず、五段の宮を拝んで帰ることにしました。(>_<)
日帰りでサクサクと登られるスタイル流石ですね!
またリベンジしたいと思います。tanukigoさんみたいに日帰りでサクサク登りたいですねー。(^^)
2019/3/25 11:20
Re: すれ違いましたね!
すれ違ったとは驚きです!お互い認識で着れば山談議でもしたかったですね〜
土曜日は曇り空のうえに寒気が入ったせいも有り雪稜登攀には良いコンディションでしたよ。予定していた行動時間より早めに登攀出来ラッキーでした
土曜の夜は多くのパーティーが出合小屋目指しアプローチしていたので夜は宴会場的な雰囲気だったんですかね〜
仕事の都合上、夜行日帰りが多く本来ならゆっくり山を満喫したいんですけど、サクサクというより必死になって山行しているだけですよ〜
自分の体調を考慮し、突っ込まずに撤退するという勇気には感服します。山屋ですね リベンジ楽しみにしています
2019/3/25 22:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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