越後駒ケ岳(柳沢)を目指しましたが・・・・・(敗退)
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- GPS
- 07:29
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 854m
- 下り
- 854m
コースタイム
天候 | 曇り後ホワイトアウト |
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過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 越後湯沢「江神の湯」 |
写真
装備
MYアイテム |
重量:-kg
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感想
奥只見シルバーラインの冬期通行止め(夜間は18:00〜6:00まで通行止め)解除を狙って名峰「越後駒ケ岳」へ。
栃木を3時出発で予定通り奥只見シルバーライン開通の6時前に到着。
10台以上ゲートオープンを待ってます。さすが開通日とあって人気の山だなあと思いましたが、この日、石抱橋まで行く車は私ら以外無く山は貸し切りになりました。
その要因は後ほど知ることになりますが、取り付きまでは、今日は気合入りまくりで絶対ピークを獲ると意気込んでいました。
準備をして北ノ又川を詰めます。しかし、川沿いは数百メートルで進めなくなり一段あがった林道沿いを進みます。途中、雪切れで板を外す場面もありました。
取付けルートは無数にあるけど、初めての山なので定石通り夏道を選択。柳沢より道行山へ。取り付きからカチカチ山でその上に積もったパウダーが10cm。クトーなしでは登れません。稜線部は風で雪が飛ばされカチカチです。際どいキックターンの連続でヒヤヒヤです。
どうにか道行山主稜線にたどり着き、期待した眺望は・・・・駒ケ岳はガスの中。そして見上げれば、今から登る先は雪割れ。なので、道行山を巻いて行く予定でしたがカチカチ山で滑落すれば止まらない感一杯な最悪な状態。仕方ないので雪割れ部を慎重に行きます。
道行山直下は癒しの森でいくらか気分が楽になりましたが、森を抜けると爆風とホワイトアウト。うーん。今日は回復傾向の天気だったはずが、一転して春から雪山へ。厳冬期を思い起す強烈な風と寒さです。
隊長と進路を相談します。GPSで場所の特定は可能ですが、ホワイトアウトで小倉山から先のナイフリッジをやり過ごす自信とこの天候、今までの緊張を考えると2人して撤退に同意。
おそらくこの天候を予測して誰も山に入らなかったのねと納得です。
ピークに拘る山スキーヤーとしては残念でしたが、次回の調査と割り切って無念の敗退です。雪の状態はパウダーなのでこの日は越後駒ケ岳の懐でバックカントリーを楽しむことにしました。
ホワイトアウトも風も高度を落とせばなんてことななく、次回のための白沢を見学し、再び道行山稜線へ登り返し。ここで早お昼で次回の登頂を約束しての乾杯。北ノ又川付近までドロップしてから歩くのが大変なのでまたまた登り返して滑走へ。
この日は終始気温も低く、曇っていたため雪質は午後まで最高でした。急斜面をドロップしても雪崩の危険性もなく、尾根もさすが豪雪地帯!藪は埋まりきっていて気持よく滑走出来ました。
意気込んで望んだわりには結果は無念の敗退でしたが、越後駒ケ岳の全容がわかった気がするので次回はピークを踏みたい。
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