岩菅山(一ノ瀬タンネの森〜裏岩菅山・周回)
- GPS
- 07:04
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,082m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆一ノ瀬〜寺小屋峰 ・タンネの森スキー場から樹林帯に入り時折ゲレンデをかすめながら東館山〜寺子屋スキー場を登っていく。 ・このエリアのスキー場はまだ営業していた。(時間的にはまだ営業時間前だったが) ◆寺小屋峰〜岩菅山〜裏岩菅山 ・右側に雪庇を見ながら痩せ尾根を進んでいく。 ・アップダウンも多く、適宜左から巻きながら進む。 ・雪はモナカ状態だった。 ◆裏岩菅山〜林道〜一ノ瀬 ・樹林帯が密なので相当雪質が良くないと気持ちよく滑れない。 ・林道はなだらかに上り勾配だがシールオフのままいける。 |
写真
感想
季節外れの寒波と降雪が続いている。
ここ数年は3月〜4月にかけて暖かい日が多くみるみるうちに雪が減っていくパターンが多かったが今年は正反対。
2月より3月、3月より4月の方が雪が多くなっている。
今回は超久しぶりに単独で山スキーに出かけることにした。
山スキーはリスキーなのでここ最近はほとんど単独で行くことはなかったが、今回はあえて単独を選んだ。
理由は、今回の行先である「岩菅山」が北陸からは遠く地獄メンバー好みではないことがわかっていたからだ。
地獄軍団は日帰りロングが基本でそれなりに滑りも楽しめるルート選択が多い。
一方で今回計画したルートはボリュームもそれほどではないし滑りもあまり期待できない。
ただし晴れが約束された今日であれば眺望は期待できる。
志賀高原の一ノ瀬にあるタンネの森は大学時代に少しアルバイトした経験がある想い出の場所であり、山スキーで一度訪れてみたかった。
ということで敢えてタンネの森を起点とする周回ルートを組んでみた。
一ノ瀬ダイヤモンドに車を停めたら朝6時にタンネの森をスタート。
無人のゲレンデを登るがあっという間に終わってしまった。
こんなに短いコースだっけ?ちょっと不思議な感覚だった。
そこからはゲレンデを外れて森の中をハイクアップ。
やっぱりこっちの方がしっくりくる。
なるべくゲレンデを避けて森の中を歩こう。
東館山まで登ったら少し下って寺子屋峰を目指す。
朝のうちは曇っていたがようやく晴れてきた。
この時期太陽が出ると暑くて仕方ないはずなのだが、今日は強風+気温も低めだったのでちょうど歩きやすいコンディションだった。
寺子屋峰からはいよいよ本格的な山スキールートとなる。
アップダウンの多い痩せ尾根を雪庇に気を付けながら歩いていく。
単独なので無茶はできない。いつもより慎重にいこう。
初めてまともに眺める岩菅山の存在感がすごい。
さすが200名山、標高も2,300mあるので他のエリアの山と比べてもひけをとらない。
岩菅山まであと少しというところまで来ると東側に素晴らしい斜面が見えてきた。
斜度も適度でオープンバーンでスキーで滑ったら楽しそうだ。
ちょっと行きたくなったが単独で雪崩でも起こしたらシャレにならないのでグッと我慢する。
今日は計画を外さずに予定通り着実に周回しよう。
岩菅山から裏岩菅山までの稜線はそれまでの稜線と異なり広くてとても歩きやすかった。
天国の散歩道、そんな感じだった。
しかも貸切…こんな贅沢があってよいのか。
裏岩菅山からはいよいよ滑走タイム。
とはいえ、登りで踏んできた雪質は全てモナカ。
気持ちよい滑走はそもそも期待していなかった。
案の定楽しかったのは最初の200mくらい。
樹林帯に入ってからは激モナカ+ストップスノーのコンボで苦労した。
まあゆっくり滑れば問題ないのだが。
想定外だったのは最後の林道歩き。
シャバ雪を歩くだけかと思っていたがまさかのモナカ。
残り3.5kmのモナカラッセルが地味にきつかった。
まあ今回は元々ハイキングみたいなものだったので丁度良いトレーニングだと割り切ろう。
こうして課題だった岩菅山登山とタンネの森の再訪を無事クリアした。
たまには遠くの山域を訪れたり単独アドベンチャーを楽しむのも悪くない。
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