広島県 恐羅漢〜旧羅漢(京ツカ山まで行く予定が道迷いで気付けば下山)
- GPS
- 05:54
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 665m
- 下り
- 661m
コースタイム
25日 7:36牛小屋高原駐車場-7:50(衣類調整)7:55-8:47恐羅漢山頂8:55-9:14旧羅漢山頂9:28-
9:37地図確認9:44-9:54地図確認10:09-10:59休憩11:17-11:20ワカン装着11:34-
12:02水越峠-12:47二軒小屋12:55-13:30牛小屋高原駐車場
天候 | 24日の夜は満天の星が見えつつ雪と突風 25日は曇り、たまに晴れ、時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
内黒峠を通る道はこの時期は落石の危険があり。 道路は行きは積もった雪がシャーベット状で、帰りはそれが凍っていました。 林道が無難。 山はガリガリに凍った雪の上に10〜15センチの積雪 まだ1mくらいの積雪はあり、ところどころ空洞になっている。踏み抜くと足が出てきません。 |
写真
感想
装備
ザック重量8kg弱
服装 帽子:毛糸の帽子(スキー用)、finetrackバラクラバ
手袋:WOORの手袋
上 :雨合羽 モンベル ストームクルーザー
中間着 icebreaker W's テック トップTECH TOP
下 着 finetrackフラッドラッシュ®スキンメッシュロングスリーブ
下 :雨合羽 モンベル ストームクルーザー
ズボン TNH トレック カーゴ パンツ
タイツ ミズノ ブレスサーモ ライトウエイトタイツ
靴 下 メリノウール
小物:サングラス
靴 :LA SPORTIVA Trango S EVO GTX
スパッツ:ISUKAゴア
ワカン
予備:ISUKA100%PUREWOOR手袋、靴下
その他携行装備:ユニクロウルトラライトダウン、ネックウォーマー、モンベルのオーバー手袋、ゴーグル
感想
24日
寒波が来ておりこの時期だが天気予報は雪。広島を19時前に出発。恐羅漢へ上がる道も内黒峠の手前から雪が積もってシャーベット状。恐羅漢スキー場へ上がる直前は、2駆スタッドレスの車では上がらず、車を下りて後ろから押してどうにか上がった。
スキー場のそばにある山の会の小屋に宿泊させてもらう。初めて泊まる山小屋だが、大きくて何十人かは泊まれる。それぞれが持ち寄り、おでん、豚汁うどん、おつまみなど豪華な夕食となる。もちろん、豪華な酒盛りも。
木枠の窓から見える外は、漆黒の闇と真っ白い雪。地吹雪のような突風が吹き、窓ガラスを振るわせる。山小屋の中はストーブで暖められ、雪山の夜を満喫できた。みんなでコタツに足を突っ込み、暖かい眠りに落ちる。
25日
5時起床。朝食は昨夜の豚汁を雑炊にする。準備と山小屋の片付けをして小屋を出る。
ビバーク装備以外の不要なものは車に置いていく。雪山は軽量化が大切。天気は曇りといまいちだが、吹雪かないだけでもラッキー。時々、太陽が顔を覗かせてくれ、山並みを見ることもできた。
スキー場はまだ積雪が75センチもある。昨夜降った雪が15センチくらい積もっている。お客さんは少なかったが、上手い人が多い。さすがにこの時期まで滑りに来る人は、よっぽど好きな人が来ると思われる。
積もった新雪の下はガリガリに凍っている。木の根元近くは空洞が多く、気をつけて歩く。
今日は雪山の読図が目的。目指す山は見えるので、そこにコンパスを合わせて直進すれば行けそうなのだが、危険を避けるために尾根にコンパスを合わせて進んでいく。しかし、特色のないゆるやかな斜面や尾根なので、曲がるべき場所が分からなくなる。2度登り返してルートを取り直したが、気付けば下山道へ向かっていた。まだ時間もあったが天候も考慮し、残念だがそのまま下山することになった。
読図が出来る事が大事だと痛感した山行。無雪期に再度このルート、そして焼杉〜京ツカ山までを歩いてみたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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恐羅漢山、県内最高峰じゃ。
旧戸河内町、さすがに豪雪地帯ですね。
帰省した折には、必ず登りたい山です。
豪華な酒盛り ですか
宴会登山ってことでしょうか
そんなことないですね。
私は明日その宴会登山に雨のなか突撃します
一升瓶その他持参で
前夜は宴会でした。車で山小屋まで行けたので、私はジンとキリンレモンと氷を持参しました。
navecatさんは一升瓶 はザックでかつぎあげるんですよね。すごいなぁ。こけられんですね。
もう2月で雪山は終わったと落ち込んでいましたが、寒波のおかげで楽しめました。読図がもっときちんと出来れば、もっと最後まで歩けたと思うと残念です。今後の課題です
明日は気をつけて行って来てくださいね〜
昨年に引き続き2度目の挑戦でやっと目標が達成されました。
旧羅漢山から1271mあたりの分岐からケンノジキビレへはヒノキの人工林の中に入らず、左手に人工林右手(島根県側)に自然林との境界を下ると間違わないのではないかと思います。
詳しくはそのうち投稿します「苅尾臥竜」を見てください。
京ツカ山行かれたのですか?
まず、1271mの手前で右に曲がってしまい(第1の道迷い。あのまま行ったら数年前のボーダーさん達のようになるところでした )、気付いて1271mの分岐のあたりまで来れたのですが、右に曲がる道を見つけられず(第2の道迷い)、親切に巻いてあるテープにつられて爽快に下りて行ったら、気付けば水越峠への道でした。かなり下山していたので、もう戻る気になれませんでした
私達は右手に人工林を見ながら下りたので、仰るとおり逆方向に行ってしまったのですね。
kariogaryuさんの山行記録は時々見させてもらっています。道のない山を歩いておられるご様子、かなりの経験をされているのですね。
「苅尾臥竜」、楽しみにしています。これは別のブログですか?
mantenmomoさん こんばんわ。遅レスですみません。
私も昨年4月末に雪が消えてるだろうと行ったら
たぶん同じぐらいの雪があってツボ足でなんとか
恐羅漢山頂往復しました。今年も雪が多いですね。
私は結局、登れませんでしたが、「旧羅漢〜水越峠」
の尾根は地図で見る限り、県境付近で広がってるので
雪がなくても要注意ですが、雪の季節は、さらに
難易度アップですね
昨年は、miccyanさんの恐羅漢の山行記録を見て羨ましかったのを覚えています。
あの山頂の標識は、雪がある時とない時じゃ長さがぜんぜん違いますよね
そういえば、miccyanさんは単独 でしたよね。未だにルートが理解できていないので、全く自信なしです。
広島市内から車で1時間半で行けて、夏は沢のぼり、冬は雪山と楽しめる魅力的な山ですね。
こんばんわ。恐羅漢もいいですが 実は十方山の大きな
山が好きで、こちらから遠征したいと思ってます。
あの昨春の「恐羅漢」は、想定外の雪で地図とコンパスをにらめっこしながらの必死で往復した記憶が
・・・
私も十方山へ積雪期に登ったことがあります。山頂がかなり広くてなだらかで、ガスが出ると迷うと聞きました。
無雪期は登ったことがないので、一度行ってみたいです。遠征に来られる時にはぜひ誘ってください!
十方山は、過去に遭難事故があった山です。
でも、コンパスと地図が読めれば大丈夫です。
是非、吉和から瀬戸の滝、ブナ、山頂のササ原
登って良さを確かめてください。
いっしょに登りましょう。
miccyanさんは地図読みが好きでしたよね。好きな分野が生かされてますね。
私は今回のように地図読みは課題だらけ
これからの山行では地図読みに重点を置いて克服したいです。
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