天狗山-男山
- GPS
- 06:20
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 6:18
標高1530m 0944-56
稜線 1034
天狗山 1055-1110
立原高原分岐 1149
垣越山 1201
御所平分岐 1240
男山 1245-1315
御所平分岐 1319
土場 1348
電波中継施設?分岐1404-12
男山登山口 1439
信濃川上駅 1504
天候 | 晴れ。気温高め。早朝に黄砂が降ったようだが、日中は視界まずまず |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
大深山中央BSまで村営バス利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県道から、古い山高地図では地形図の車道記号、ヤマレコのルート作成では西の 小径記号(送電線下?)だが、どちらでも良さそうだ。車道は標高1410mを過ぎても 廃林道として続き、標高1450mで小径記号と交差するが、北上する小径記号に対応する道は 見つからず、廃林道を西微北へ向かうと東北東へ折り返した後で天狗山の標識がある。 最初ちと踏跡が薄く、新版山高地図の黒破線は妥当かも。1550mくらいからは 割とはっきりした小尾根を行くようになり、踏跡も明瞭になる。 稜線残雪は北面で最大30cm位。概ね腐っておりアイゼン必要なし。スパッツ着用なしは 割と強気な選択だったかも知れないが問題なし。 GPSは10:06(標高1530m付近)〜12:13(垣越山西)まで不調。この間ルートは手入力 |
その他周辺情報 | 増冨の湯へ行ってみたが休業中(4月一杯だったか)。 増富佼成寮の日帰り入浴\550を利用。これが意外と良い湯。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
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感想
甲信国境の未踏部分をつなぐのに、川上村には何度も足を運んだ。北の村境の
男山・天狗山はその度に目につき、徐々にその存在感が増してきた。
あと2週間もすれば、馬越峠から往復できるが、周回するならば、
峠の道が開く以前のほうが気分が良いだろうということで出かけた。
さて、ヤマプラで計画を立てようとすると、天狗山南面の登山道が
入力できない。赤破線ですらなくて、黒破線だ。
(なお、ヤマレコの記録のルート作成では実線表示されている)
私の持っている、2009年の金峰山甲武信の山高地図では実線なんだけど。
レポを調べてみると結構荒れてるらしい。でも、10年の実線路であれば、
何とかなるだろう。
当日、朝は予定通りに起きたが、忘れ物をして途中で戻ったりして、
小一時間も遅れて高速に乗る。飛ばしてみたが当初予定の07:02のバスには
間に合いそうもない。大深山中央かその上の適当なところに駐車して、
下山後にバスを使うほうが早発ちゆえにわずかに安全ではあるが、
最後に登り返しを入れるのも嫌だ。
40分ほどの待時間だから、帰りに駅でバスを待つ時間の期待値とおなじくらいだ。
予定通り駅に駐車して、一本後のバスで大深山中央へ。
最初県道を歩き、段丘を登る所で右の細い農道に入るのが旧山高地図だが、更にわずか手前のカーブのところで荒れた細道に入って、ショートカットを追求した。
ふたたび県道に出てから、旧山高地図では地形図の車道記号、ヤマレコのルート作成では
その西の小径記号を行くことになっているが、これもどちらでも良さそうだ。
車道は地形図上の終点、標高1410m(造材作業中)を過ぎても廃林道として更に続き、
標高1450mで小径記号と交差する形になる。ここは四差路のようになっているが、
北上する小径記号(&ルート作成)に対応する道は見つからず、代わりに東微南から西微北へ
のびる廃林道がある。
廃林道を西微北へ進むと、東北東へ折り返してから一分で、天狗山の目印があったので
左踏跡に入る。「みんなの足跡」では、天狗山東の1750mあたりに出るものと、
更に東の1700mに出る2ルートが読み取れるが、西のほうのルートだ。
(旧山高地図は東)
ちと踏跡が薄い。目印はそこそこあるので、なんとか追えるが、現山高地図の
黒破線は(こちらではないが)妥当かもしれない。もっとも、1550mくらいからは割と
はっきりした小尾根を行くようになり、踏跡も明瞭になる。露岩を右に左にと巻きながらの、
かなりきつい登りではある。
この途中、休憩時に記録を一時停止せずに機内モードをOFFにした為か、またスマホGPSが
ヘソを曲げた。山旅ロガーのUpdateで設定項目が変わったので、Android上の測位を、
A-GPSを使う方式に戻してみたのだが、やはりだめなようだ。一旦こうなると、どこか
開けた休憩地点で停止しないとなかなか復活しないのが、このスマホの困ったところだ。
(Androidの問題らしい)
ダメモトでスマホの再起動を繰り返しながら登って稜線着。虎ロープで塞がれていたので
やはり廃道ではある模様だ。稜線に出てからは3ヶ所ほどロープがあるが、なくても
特に問題ない程度のもの。
1055天狗山山頂着。口の中が時にわずかにジャリってするが、上空の黄砂も
ほぼ落ち着いたようで、八ヶ岳の展望が素晴らしい。奥秩父西部の展望は南へ伸びる
踏跡を少し下ると良い。
そして、また天狗山を下るのが、前方に八ヶ岳と男山を見ながらで、なかなか爽快だ。一気に下ってからは垣越山等の小ピークを順々に登って行く。
最後北面を巻くようになると男山山頂は近い。残雪もあるが面倒がって
スパッツを付けなくても何とかなる程度。
男山からの展望も天狗山と同じく素晴らしい。黄砂がさらに落ち着いたのか、
特に権現岳東面の陰影が印象に残った。
下りは特に問題なし。急傾斜を30分足らずで廃林道風になり、その後は、
適当にショートカットなどしながら、コースタイムより早めに登山口に着いた。
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