【過去レコ】北岳 初冬


- GPS
- 32:00
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,717m
- 下り
- 1,718m
天候 | 1日 早朝雪、のち晴れ 2日 晴れ 朝、小屋前で気温マイナス5度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
北岳には過去4回くらい登ってますが、吊尾根ルートは未だトレースに成功してなくて、どうしても吊尾根からの北岳をトレースしてみたかった。31日にあるき沢橋から入る予定でした。30日の夜叉神峠からの北岳ライブ映像を見る限りでは26日の積雪はほとんど消えてました。肩の小屋にTELし雪の情報を聞いたところ、2800Mまで上がらないと雪がない(水を作る為、雪のあるところまで登らないとならない)とのこと。天気予報を見ると31日夜に寒冷前線が通過し、森林限界から上ではモーレツな風(とガス、雪)が予想され、テントを張るには危険と判断しました。そこで31日夜の新雪が期待できる1日に広河原からのルートに変更しました。ちなみに1日は東京で木枯らし1号が観測されたそうです。
11月1日
午前5時前に芦安に着く。気温8度、小雨がぱらつき路面が濡れていたので2400Mから上では雪と判断。実にラッキー。寒冷前線の通過(後の一時的な冬型)では北アルプスと違い南アルプスでは、ガスだけで積雪するほどの雪が降らない(特にこの時期の弱い冬型では)事があるので、芦安で雨が降っていたときはホンとうれしかった。小雨がぱらつく広河原を6時20分に出発。広河原でも風は強く、稜線ではモーレツな風が予想されたが、私が稜線に着く頃には風もガスも止むと判断し、うきうきしながら登る。1日の午後に肩の小屋の主人と話したら、31日の夜に吊尾根の森林限界にテントを張ってたら風と寒さでえらい目にあってただろうと言って、私が1日に広河原から登ってきたと言ったら、それが正解だと言って喜んでくれました。
1日の夕日。この小屋は夕日、日の出の時間帯を避けて食事時間を決めている。小屋の主人に聞いたら「一番いい時間だから」と言ってました。さすがだ!と思いました。もちろん天気の悪い日は定刻どうりの食事時間です。ちなみにここのスタッフ(4人くらいいたかな?)は親切で気配りもよく、実に気分良く泊まれました。ちなみに布団等の設備は北アルプスの小屋ほど良い物はではありませんが、客をもてなす心がそれら(設備等の物質)を十二分に補っています。
11月2日
日の出前15分前に小屋前で待機。気温マイナス5度。1日の朝はマイナス9度、暴風雪で小屋から一歩も出られなかったとのこと。寒気が東に抜けたとは言え風もそこそこあり寒い。多くの人が日の出を拝みに小屋から出てくる。
お早うございます。
先日、過去レコまとめ日記がアップされたので、さすがのヤマケンさんももうこれで終わりかな?と思いましたが、いやいや、さすがにヤマケンさんでしたね
まだまだあるんだ
拙者も資料が見つかればいずれ…と思いますが、(高尾山・丹沢系を除けば)せいぜい10〜20レコぐらいだと思います。
こうして若かりし頃の自分を振り返るのもいいですね
おはようございます。
今月は登山に行けそうもなく、画像容量があまりそうなので、今日、あと3レコアップします。写真がないのを含めるとまだありますが、そろそろ打ち止めが近づきました。デジカメが普及する前はカメラも大きくフィルム代等もかかるので、カメラを持たない山行(冬の赤岳メインリッジ等)もあり、それらの記録はアップしないつもりです。
コメントありがとうございました。
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