黒法師岳(寸又峡温泉よりピストン)

2019年04月18日(木) [日帰り]

• GPS: 14:02
• 距離: 25.1km
• 登り: 3,188m
• 下り: 3,196m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:02
• 休憩: 0:55
• 合計: 13:57

距離 25.1km 登り 3,201m 下り 3,201m

3:35 沢口山(日向山コース)登山口
3:36 寸又峡温泉
3:58 飛竜橋
4:09 4:15 前黒法師岳登山口
5:27 5:32 栗ノ木段
6:30 白ガレノ頭
7:38 7:52 前黒法師岳
11:01 11:24 黒法師岳
14:28 前黒法師岳
15:18 白ガレノ頭
16:01 栗ノ木段
16:41 16:43 前黒法師岳登山口
16:49 飛竜橋
16:56 17:01 夢の吊り橋
17:30 寸又峡温泉
17:32 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寸又峡温泉町営露天風呂近くの「むかしのパチンコ」屋さんの駐車場利用。料金箱に500円いれるタイプ。トイレはカモシカのモニュメントの向かい側にあり。

コース状況／危険箇所等

＜登山口〜前黒法師岳＞
入口が崩壊していますがそこを過ぎると崩壊箇所はなしです。急斜面をつづら折りで登っていきます。1500メートルくらいから残雪が出てきて、歩きづらくなってきます。前黒法師岳直下の急斜面は、スネあたりのの雪で登りづらいです。白ガレの頭手前からチェーンスパイクで前黒法師まで登りましたが、前黒法師直下は10本爪以上のアイゼンの方が良さそうでした。
＜〜二ツ山＞
ここから12本爪アイゼンに変更。前黒法師からの降り斜面も急ですが、スネあたりの雪がちょうど降りやすかったです。帰りは苦労しましたが。
このあとは平坦な場所やアップダウンを繰り返します。ヘリポート前後は滑り止め不要ですがコース不明瞭です。
＜〜黒法師岳＞
二ツ山からは痩せ尾根があるので滑り止めをつけた方が安全かも。1812ピーク付近は笹藪になりますが、まだそれほど大変ではないです。黒法師岳直下は再びアイゼン装着。雪の下に笹があり結構滑りやすいです。

写真

早朝の3時半スタートしました。

登山口に到着。入り口がいきなり崩壊していて、この先大丈夫か不安になりましたが、気を取り直して進みました。

廃屋に到着。結構な急登でした。

すっかり明るくなりました。良い天気になりそうです。

この後も急登が続きます。

1500メートル付近から残雪が出てきました。

イワカガミ群生地。

イワカガミの葉がたくさん。満開の時期に来てみたいですね。

イワカガミの葉の間に、バイカオウレンでしょうか。

白ガレの頭。だいぶ雪が多くなってきました。

もの凄い急登を登り切り、ようやく前黒法師岳の山頂に着きました。

実はこんなに雪があるとは思ってなくて、もっと楽にここまでこれると思っていましたが、あまかったです。

ようやく黒法師岳が見えてきました。まだかなり遠くにあります。

ヘリポート。広々としていて良い感じです。たき火の後もあり、多くの人に利用されているようです。

ヘリポートからの黒法師岳

これはもう少し先からだったかな

途中の痩せ尾根でこんな足跡が…。あまりの疲れで、恐怖心が全く湧いてきませんでした。

山頂手前の1812ピーク付近の笹藪。このあたりが一番の藪でしたが、まだ大したことはありませんでした。日が経つと大変になりそうです。

いよいよ最後の登りです。

笹の間の雪が結構やっかいで、なかなかペース良く進めません。

ようやく登頂しました。

思ったよりも広い山頂でした。

今日は誰も来ていないと思っていたのですが、何と先客の足跡がありました。おそらく戸中山林道からのようでした。

一等三角点を探しましたが、見つかりませんでした。

展望は今ひとつでしたが、登頂した満足感でいっぱいでした。

下山します。

痩せ尾根。こんな感じの尾根が数カ所ありました。

ヘリポートに戻りました。右が前黒法師岳。

おそらく丸盆山。

光や聖の方角でしょうか。結構ガスが多くなりました。

前黒法師岳

登山口の崩壊箇所。崩壊していたのはここだけでした。

飛竜橋

夢の吊橋。せっかくなので歩いてみました。

駐車場に無事に戻りました。むかしのパチンコ屋さんの駐車場ということですが、パチンコ屋さんは営業しているのでしょうか。

感想

yasu72

そろそろ雪も少なくなった頃かなと思い、天気も晴れ予報だったので、寸又峡温泉から黒法師岳を目指しました。
距離が長くアップダウンも多い大変なコースということは分かっていましたが、実際に歩くとやはり大変でした。それに加えて雪も結構残っていて、平地でも歩くスピードが上がらず苦労しました。
黒法師岳直下の激急登を登り切って山頂標識が見えた時は感動しました。一等三角点が雪に隠れて見つからなかったのは残念ですが、登頂できて満足でした。
帰路も長くて登り返しが大変でした。また、雪が無い急斜面の降りも膝にこたえました。予定よりも時間がかかりましたが、早い時間に出発したので、明るいうちに戻ることができて良かったです。