春の気配の雄山
- GPS
- 04:56
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 639m
- 下り
- 641m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一の越から頂上までは勾配も急な雪と岩の斜面。 凍結時のスリップ、雪崩などの可能性を十分吟味のこと。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
雨具
ネックウォーマー
毛帽子
靴
サブザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
Kさんとアルペンルートが開通して4日目の立山へ。
葛温泉に前泊して朝6時半頃に扇沢へ。7時半始発の電気バスで扇沢を出発して9時前には室堂に到着。
外へ出てみると予想外に陽射しが強く、気温も高い。これに合わせて装備を調節し、不要の荷物をロッカーに預けて10時過ぎに室堂を出発する。
前日に新雪が下りたようだが、既に十分な踏み跡が着いていて歩くことに問題はない。しかし、カンカン照りの暑さは想像以上にきつく、室堂山荘までの平坦な雪上を歩くだけで汗が滲み出てくるので、上着を早速脱ぐ。
室堂山荘から先は暫く浄土山の斜面をトラバースした後、一の越への登りになる。暑さによる疲れもあってこの登りは意外にきつく、途中で何回か休みながら登り切る。
一の越でひと息ついて目の前に広がる景色を眺めると、昨年来た時よりも視程が良く、雪を載せた槍穂や表銀座、裏銀座の山々が延々と続いているのが手に取るように見える。雄大な景色を見回しながら、行動食を少し腹に入れて15分程休む。
何人かの登山者が雄山への尾根に取り付いたのを見て腰を上げ、今までとは異なる急傾斜の斜面を登り始める。
昨年よりは斜面の雪の付きが良いのか、昨年苦労した場所も比較的楽にクリアでき、疲労を除けば順調に高度を上げる。途中の祠のある場所で一度大休憩を取り、再び慎重に登って、一の越から1時間余りで頂上に到着。
頂上には20名近くの登山者がいて、グループ毎に写真を撮り合ったり、食事をしたりしている。ここからは一の越からの数倍の範囲を見渡すことができて、飽きることなく写真を撮る。やや霞んでいるが、槍穂より距離の遠い白山もその形を確認することができ、素晴らしい景色に囲まれている。
眼下を見下ろすと、黒部湖側や室堂側へスキーのシュプールが何本も描かれており、スキー靴で頂上まで登って来たグループもあって少し驚く。
撮影に夢中になっていて気がつくと、僅か数分の間に他の登山者は下りて行き、頂上には我々しかいない。
慌てて下山を開始し、面倒な岩稜の間のルートを慎重にクリアしながら約30分で一の越に戻る。登りと同様に、ここで10分余り休憩してから再び室堂へ向かって下りる。
暑さによる疲労のダメージは予想外に大きく、下りなのに時々止まって息をつく。室堂山荘までのトラバースの道が長くて辛い。結局、一の越から1時間かかって室堂に戻る。
沢山の観光客の雑踏の中でアイゼンを外し、初めてホッとする。思わぬ暑さで体力を消耗したが、頂上からの広大な展望を楽しめて感動的な山行だった。
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