剱御前から剱沢
- GPS
- 23:51
- 距離
- 8.8km
- 登り
- 882m
- 下り
- 885m
コースタイム
- 山行
- 4:39
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 6:55
天候 | 20日(土):快晴 21日(日):曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
20日(土):徐々に緩み、滑走時には極上のザラメ雪に 21日(日):固め |
その他周辺情報 | 道中の山小屋はみくりが池、雷鳥荘のみ営業。 雷鳥沢のトイレは使用可能。 立山駅のチケット販売は5:20〜 4時半から並び始めたら15番目くらい、始発6時の便を取ることができた。 |
写真
装備
個人装備 |
自分含めスプリットボード2名
山スキー1名
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感想
滑り班3名、歩き班3名の構成で春の立山へ。
滑り班は初日に剱沢滑走、2日目浄土山周辺滑走を予定。
歩き班は初日に剱御前、2日目に一の越から雄山を予定していた。
実際には初日は予定通り、2日目は天候イマイチのため室堂へ戻りそのまま下山となった。
始発のアルペンルートで室堂へ。
5時20分にチケット購入、6時乗車で準備バタバタとなってしまった。余裕を作るためにもう少し遅めの便にしておいたらよかったかな。
バスは結露で景色はあまり見えず、それでも時折青空と剱岳が見えたりして期待が高まる。
室堂でシールを貼ったりして準備して、いざ出発。
雲ひとつない快晴。雪原の向こう、目の前に立山三山と浄土山がどどんと広がる。先週に続いて最高のコンディション!
早くも浄土山を登りつめている先行者を横目に、観光客に混じってみくりが池、雷鳥荘を経由して雷鳥沢へ。
みくりが池の先からはシールを剥がして滑走。
テン泊装備の重荷で上手く滑れないものの、雷鳥沢への滑りは爽快なものだった。
しかし転んだ拍子にストックを巻き込み、ポッキリ折れてしまった。。あとでテントのポールのリペア部品を使って応急処置したものの、転び方もちょっと考えないといけないな。。
雷鳥沢でテントを張り、荷物デポ。
シールを貼って剱御前へ向けてハイクアップ開始。
何ヶ所か斜度が急なところがあり、そこからはクトーを付けた。
前半は風が無く、きつい日差しに焼かれながらの歩き。背後の絶景に励まされつつ登っていくと富山湾や白山、槍穂高も見えてくる。
風も通るようになってきて、剱御前へのトラバースへ入るころにはアウターが必要なほどの風が吹くようになった。
歩き班とともに剱御前へ上がり、そこからは別行動。
もう少し西へ稜線を進み、そこから剱沢へ向かって滑走開始。それなりに良い感じのザラメ雪を堪能してあっという間に剱沢のテン場へ。このルートはあまりシュプールも無くて楽しい滑走だった。
滑走終点からはトレースの無い雪面の向こうに剱岳が大きく見えた。
剱御前への登り返しは板を担いでハイクアップ。
思いの外横風が強く、板が振られて歩きにくかった。
ツボ足ハイクにヘトヘトになって剱御前に到着、強風のためそそくさと滑走準備。
下り始めのルートは回廊状になったハイマツの間を抜けていくものの、ちょっと狭くて先が見通しにくくて緊張。滑りやすい雪質で助かった。
それが終わると広い広いオープンバーン。
どこを滑ろう?と思って先行者を見ていると、そのまま真っ直ぐ下へ滑ると滑りにくそう。
山スキー212にあった沢地形のルートを取ることにして、西側へトラバース。やはりこのルートは大当たりだった。
極上のザラメ雪が最下部まで続き、3ピッチで一気に浄土橋へ。
途中、歩き班の3人が歩いているのが見えた。
雷鳥沢テン場へほぼ同時に到着、再会を喜んだ。
山行中に畳んでおいたテントを立て直し、温泉班は雷鳥荘へ出かけていった。
日没まで快晴が続き、刻々と景色の変わる立山を眺められる至福のひと時だった。
翌日、空は真っ白。雪面との境もわからないほど。
このコンディションでは滑れない、雪もなかなか緩まない、歩き班も真っ白な雄山へ行ってもなー、、ということで山行を切り上げて室堂から下山を決定。
剱御前へ写真を撮りにきたKさんと室堂でお会いして、9:20のバスで室堂を後にした。
帰路のバスは天井にも窓が付いていて、車中から雪の大谷を楽しむことができた。
温泉は"夢めごこち"、昼食は会員おすすめの"寿司だるま"。
ゆっくりしても18時前には京都へ帰ることができて、来週のGWへの準備も捗りいい休日となった。
GWは海外脱出予定なので、今シーズン最後の雪山になったかな。
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