鶏頭山から早池峰山 西尾根縦走

2012年08月07日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,561m
• 下り: 1,550m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:22
• 休憩: 0:38
• 合計: 11:00

4:40 岳駐車場
4:40 鶏頭山登山口
5:52 5:57 903.1m三角点
6:23 鶏頭山避難小屋
6:52 七折ノ滝分岐
7:03 7:07 ニセ鶏頭
7:26 7:38 鶏頭山
9:53 9:58 中岳
11:48 12:00 早池峰山
12:26 打石
14:16 河原坊
15:40 岳駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岳の駐車場にクルマを置きました。
早池峰山だけを狙うのであれば、さらに先の河原ノ坊まで行けます。
夏季には花巻から登山バスも運行されますし、マイカー規制が入る区間にはシャトルバスが運行されます。クルマが無くても比較的アプローチしやすい山です。

コース状況／危険箇所等

鶏頭山まではよく整備されていて問題ありません。
鶏頭山から早池峰山に至る稜線は一部岩稜があってルート不明瞭です。
早池峰山から河原ノ坊へは岩稜の急斜面や沢沿いの岩肌トラバースがあるので慎重に下ってください。

その他周辺情報

余力があれば花巻や南花巻温泉郷に鄙びた湯治場がありますので、ぜひ堪能ください。

写真

8/7 4:40

岳の駐車場から程なく鶏頭山の入り口です。

8/7 5:11

朝一番の登山道は陰鬱で鳥すら鳴かない
熊の恐怖・・・実際、さっきしましたみたいな業物が・・ひぃ〜！　
さらに地蜂（おそらくクロスズメバチ）の巣を蹴飛ばしたらしく、スクランブルをかまされました(´;ω;｀)

8/7 5:26

林床に咲く花々1

8/7 5:30

林床に咲く花々2

8/7 5:52

林床に咲く花々3

なまえは各自調べてくださいw

8/7 5:53

途中、唯一展望が効いた903.1m三角点
稗貫川の谷と紫波方面さらに真昼山地方面が見えています。
雲がなかったら良かったのにねぇ・・・・・

8/7 5:53

花巻方面は雲海の底らしい

8/7 6:09

林床に咲く花　その4

たぶんカニコウモリ

8/7 6:23

避難小屋に到着です。中は小綺麗でした。
よく手入れしているようにうかがえました。

8/7 6:39

植生が変わると森林限界は近い

8/7 6:45

視界は開けたけれど、空気読めないガスが・・挫折

8/7 6:46

足元は高山植物のプチお花畑

8/7 6:47

森林限界に咲く花　その1

ウラジロヨウラクかなぁ？

8/7 6:48

これはハクサンフウロ

8/7 6:53

クルマユリ

8/7 7:15

鶏頭山へのビクトリーロードw
朝露が靴の中に入り込みじゃぶじゃぶ音をたてる、

8/7 7:26

鶏頭山登頂
なにはともあれ、靴の中の水を排しましょうw

8/7 7:26

ガスの向うには難攻不落の毛無森がある

8/7 7:27

一瞬、ガスが引き、花巻方面が見えた。
下界は朝からうだっているようだ。

8/7 7:38

鶏頭山頂から東は濃いガス
ここで引き返すという選択肢もあった。

8/7 7:43

ちょっと標高を落とすと晴れの領域に
タチギボウシの群落

8/7 7:44

ダイナミックな早池峰西尾根

8/7 8:03

尾根を境に北側は晴れの領域だ

8/7 8:03

でも、どどんどん　と遠雷が聞こえる。
これは焦る。。

8/7 8:28

中岳との鞍部に水場の標識
先を急ぐので未確認です。

8/7 8:29

中岳への登りは陰鬱な樹林帯の単調な道
同じところをぐるぐる回っている感覚に陥る

8/7 9:26

徐々に岩稜が増えて、登山道は不明瞭に なります。
草付きの部分はルートではありません。右手の岩をトラバース気味に登っていきます。ペンキマークなど一切なし。先人の残した痕跡を見極めて登りましょう。

8/7 9:30

を！　くたびれているが早池峰山固有種のハヤチネウスユキソウ

8/7 9:30

これはしっかりしている

8/7 9:46

中岳の北斜面に広がる神々の庭

8/7 9:46

この岩場の中に登山道がありますw

8/7 9:53

やっと中岳

8/7 10:12

早池峰山はまだ遠い

8/7 10:45

ハクサンシャクナゲの咲き残り

8/7 10:47

振り返るとなんとものっぺらぼうな中岳よのう

8/7 10:48

チングルマは早くも綿毛に

8/7 10:53

三度、ハヤチネウスユキソウ

8/7 10:53

ミヤマアズマギク
花びらは何者かに食われてしまいけり

8/7 10:55

なにかの成れの果て
ヨツバシオガマかな？

8/7 10:58

ハクサンシャジンなどのお花畑

8/7 11:01

高山蝶ベニヒカゲがお出まし

8/7 11:04

ハクサンシャジンの別嬪さん

8/7 11:21

最後の登りにかかる足元は花ハナはな！

8/7 11:22

カミナリ雲は近づいてこない
ラッキーだ！

8/7 11:22

早池峰西尾根のビクトリーロードを登る

8/7 11:47

あの岩場が早池峰山だ

8/7 11:48

到着！

8/7 11:48

早池峰神社奥宮に参拝

8/7 11:49

がおー！w
今回はこの先が長い。休憩もそこそこに河原ノ坊コースを下る

8/7 12:26

打岩

その昔、ながらスマホをしていた天狗がぶつかったという伝説があるwww

8/7 12:27

膝が大笑いする急降下が続きます。

8/7 12:27

正面の薬師岳が眼下に見えているうちは行程の1/3も終えていない。

8/7 12:43

ナンブトウチソウ
早池峯山固有種です。

8/7 13:10

振り返れば、早池峰山頂は雲の中

8/7 13:11

尾根筋から谷筋へ

8/7 13:44

水場
沢の水は大腸菌で汚染されているので
貴重な水場です。

8/7 13:45

疲れた足にはツライ石石石の沢沿い道

8/7 14:15

河原ノ坊に到着！
普通ならここでバスの人になるのだが
残念ながらあと6キロの林道歩きが待っている。

8/7 15:45

一時間半のロードを眠気と戦いながらこなして岳の駐車場に到着
クルマの室温は軽く50℃のサウナと化していました

撮影機器：

Canon EOS 7D Canon

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ ロールペーパー 保険証 携帯 タオル カメラ

感想

Manekko_I

早池峰山が渋滞になる頃でも、鶏頭山から早池峰山への西尾根は静寂に包まれます。
7月中旬に登れば、さらに素晴らしい高山植物に巡り会えることでしょう。