凍てつく乾徳山・鹿さんと鎖場をエンジョイ♪
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,213m
- 下り
- 1,194m
コースタイム
10:16 乾徳山登山口
11:34 国師ヶ原(高原ヒュッテそばでランチ12:25まで)
13:00 扇平
14:14 乾徳山山頂
14:24 下山開始
16:30 乾徳山登山口バス停(無事バスに間に合う。)
天候 | 雲が多いが晴れ。 2℃〜3℃くらい。寒い… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
帰り:乾徳山登山口BS(バス200円)→花かげの湯(タクシー1410円)→塩山駅 山梨市営バス↓ http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/sight/traffic/files/2012-0329-1729.pdf ※塩山駅からのバスは期間運行なのでまだ運行してないようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・乾徳山登山口〜国師ヶ原 樹林帯(主に植林)を九十九折で登ります。展望ありません。 危険箇所はありません。 ・国師ヶ原〜扇平 登りが続きますが、カヤトの原となり、一気に視界が開けます。 危険箇所ありません。 ・扇平〜山頂 再び樹林の中へ。凍結箇所が広範囲でありますのでアイゼン必須(←重要)です。 山頂付近は切れ落ちた岩場・鎖場あり。通行注意です。 山頂へは直登の鎖場と、迂回路がありますが、迂回路は凍結によりハシゴが使用不可でした。鎖場を登り降りした方が安全かもしれません。 ・西側を回る下山道は完全凍結で通行困難だそうです(他の登山者の情報) |
写真
感想
乾徳山へ行こう!
土曜日の天候が悪かったこともあり、日曜日の低山ハイクが続いておりました。
そろそろ一度、山らしい山へ…
そんな検討の結果、乾徳山を目指すこととなりました。
けっこうガッツリ登山となりそうですが、たまにはいいかなと。
距離はロングではないのですが、乾徳山登山口BSからは標高差1200mという乾徳山。
私たちに今回課せられるのは時間制限です。
公共の交通機関を使う私たちに与えられた時間は最終バスまでの7時間。
CTは「登山口BS〜山頂」の往復で6時間35分。
じつはあまり時間的余裕のない計画なのです(^^;
ところが基本的におおざっぱな性格の私たちにそんな意識は薄く…
楽観的なclioneさんにいたっては、
「ひょっとして1本前のバスに間に合うかもよ〜」と。
いや、それはさすがに無理ですって…
乾徳山はそんな楽な山ではないですって…
案の定、登りに苦しみました。
国師ヶ原周辺は平坦で息を入れるタイミングがありますが、それ以外はひたすら登り。
延々と続く登りに表情が険しくなるclioneさん。
国師ヶ原(11時半着)で早めの休憩&ランチとし、鹿さんに癒されるハッピーなハプニング
もありましたが、その分ランチに時間を多く取ってしまいました(^^;
ランチ後、ふたたび登山開始。
カヤトの原は絶好の眺めで気分もいいのですが、やはり延々と登り。
すでに標高差1000m近く登っており、clioneさんのペースが落ち、私もちょっと足が
重い感じに…
引き返すという選択もチラッとよぎったのですが、clioneさんが「大丈夫!」というので、
彼女の根性を信じて山頂に向かうことに。
この先に待っていますよ、楽しい鎖場と岩場が(笑)
扇平から先は残雪&氷ありました。
上から下りてきた男性曰く、凍結箇所が多く、自分はアイゼンを持参してないので
引き返してきたとのこと。
あと少しで山頂、ここからは気を引き締めてアイゼンを装着です。
難関となる凍結箇所は2〜3か所ありましたが、しっかりアイゼンの歯を噛ませれば
木の幹やロープを頼りに通過できました。
そして、とうとう展望の開けた岩場へ。
「乾徳山は日帰りで楽しめる山らしい山」というのが私の認識なのですが、
この高度感のある眺めは本当に素晴らしいです。
高いところ好きのclioneさんも、気に入ってもらえたと思います(笑)
さて、鎖場・凍結箇所の難関を越えてようやく山頂直下の最後の鎖場へ。
ところが、数名の登山者が鎖を伝って下山をしています。
普段なら迂回路を経由して下山するはずなのですが、どうやら迂回路が凍結している
ために皆さん鎖で下山しているようなのです。
どのくらいの時間待てば山頂に立てるか分からない状況に、迂回路を使って登頂することを決断。
私(masataro)が先陣を切ってトライしてみましたが、梯子は使えないものの、
岩に手をかけて氷にアイゼンを噛ませて登りきることができました。
続いてclioneさんも無事にクリア。
やっと乾徳山の山頂に立つことができたのでした。
さて…眺望を楽しんだあとは下山。
今の時間は14時20分。
終バスへの残り時間は2時間半。
「無理でしょ?」
「無理かね?」
そんな会話を交わし、とりあえず頑張ってみる方向で下山スタート。
鎖場、凍結箇所をガンガン通過し下へ下へ。
驚いたのはclioneさんの下山ペースがとても速い。
さっきまでの登りでのヘロヘロ具合が嘘のよう。
この人は「下りのスペシャリスト」になれるな…
そう感心しながら必死に後を追うmasataroでした(汗)
そして…バス停には16時30分に無事に到着。
余裕をもってバスに乗り込むことができたのでした。
めでたしめでたし♪
〜国師ヶ原の鹿たち〜
高原ヒュッテの近くでランチにしたのですが、鹿が2頭、3頭、4頭…と次々に現れました。
鹿たちはだんだん近づいてきて、ジッとこちらを見ているのです。
正直、襲われはしないか(←ありえない)とドキドキしたりして…
ランチの間、鹿たちは周囲でのんびり草を食べていました。
人慣れしている鹿なのかな?とも思いましたが、とても不思議な、楽しいひと時を過ごしました。
また会えるといいな〜
おしまい
masataroさん、clioneさん毎度どうも
凍結を見事克服しての登頂おめでとうございます
素晴らしいです!
追伸:鹿さんたちもきっとclioneさんのランチが食べたかったんですよ
timothyさん、ありがとうございます
私も鹿たちはランチ狙いだったのではないかと、ひそかに思っていたりして
でも、もしこれが野生サル軍団だったらと思うとゾッとします
(実は帰りのバスでサルも目撃してるのです)
ところで、飛龍山は行かれましたか?
猿じゃなくてよかったですねぇ
飛龍山ですか、行く事は行ったんですがね・・・
masataroさん、clioneさん、おはようございます。
鹿は完全にランチ狙いですね。
私もたまに鹿見かけるのですが、寄ってきたこと
ないです。猟犬はよく寄ってきます。(怖い)
clioneさん、下りのスペシャリストですか。
私もなりたい。
今週のソフトクリーム対決は私の不戦敗でした。
millionさん、こんにちは!
かわいい鹿たちですが、集団で来られるとちょっとびびります
ランチはちゃんと死守しましたよ
clioneさんの下りは別人です
脚の機能が下り用にできているとしか思えません
millionさんは毎度の でしたね
初投稿です。
実は、お二方と全く同じスケジュールで登った者です。
単独行だったので、ほとんど休みなくひたすら登りました。
第一鎖場でアイゼンを外したところ、氷で滑って膝を打ち付けました。
氷の厚みからみて、今週末行かれる方でも、まだアイゼン必要かもしれません。
お二方より早めに下山しましたが、膝の苦痛との闘いでした。
なかなかスリリングで楽しかったですよ〜
チェーンアイゼンはいいですね。
私は岩場も履きっぱなしで通過してました…
単に脱ぎ履きが面倒くさかっただけなんですけど
飛龍山ザンネンでした
また行きましょう!
今年は私も飛龍山に挑戦かな…
山登りに行くのに「下りのスペシャリスト」って
かっちょ悪くないですか
足膝腰が頑丈になった証拠ですよね いいや〜
鹿と一緒にランチ 楽しそう
次回から「天ぷらセット」と「鹿せんべい」常備します
あっそうそう…
この日は林道で「犬」山で「鹿」帰りのバスから「猿」自宅近くで「狸」 動物に縁のある日でした
帰りのバスでご一緒だった方でしょうか?
残念ながら富士山は拝めませんでしたが、
なかなかの絶景でしたね。
いろいろな意味で想い出に残る山になりました。
乾徳山に限らず、少し高い山はしばらくはアイゼンは必携ですね。
まだまだ冷え込む日がありそうですから
膝の具合はいかがですか?
お大事になさってください。
私もあちこち不具合がでてます
お疲れ様でした。とても充実した山行きだったようですね
今回はclioneさんの新たな顔を見ました!「食のスペシャリスト」だけでなく「下りのスペシャリスト」かつ「高所好き」でもあったんですね
私は下りも高所も苦手なので、羨ましいです
写真も素敵ですね
頂上の見晴しも素晴らしいし、山頂直下の岩場なども楽しそうですが、個人的には、登りの途中に"ふっ"とあらわれる「国師ヶ原」、木々が無くなり"ぱぁっ"と視界がひらける「カヤトの原」の感じがとても心地よさそうで気に入ってしまいました
次のレコも楽しみにしています
tamrindashさん、コメントありがとうございます。
私たちより先にバス停で待っておられた方ですかね?
このクラスの山ですと、積雪よりも凍結のほうが苦労しますね
無事に下山されて何よりです
乾徳山はちょっとした緊張感と達成感を味わえるいい山ですよね
富士山を拝めていないのでまた行くと思います
neko-tamaさん、こんばんは
写真 お楽しみいただけてよかったです
乾徳山はカヤトの原っぱが最高に気持ちいい場所なんですよ。
上からの眺めもイイですよね〜
ちなみに私も高所○○症です
あ、七峰がんばってください
コメントありがとうございます
黙々と樹林を登ってぱぁ〜と視界が開けると気持ちいいですよね
青空だったのでなお一層気持ちよかったです
masataroさんはくたくたで登っている私に
「がんばれ!もうすぐ楽しいクサリ場だよ〜♪」って
ヘンな励まし方ですよね
確かにクサリが見えた途端にテンション上がりましたけど
来週はのんびり歩こうかと思います。
neko-tamaさんも大一番迫ってきましたね
いきなりですが、
内の奥(lon)、
‘整嬶鼠は、ゆで卵(知り合った時堂々と言ってました)。
高いところは苦手、セミになります。
2爾蠅篭貅蝓▲▲ぅ璽鸞膵イ。
うーん、なんかclioneさんと好対照かも?
ランチ、、、うちでは死語となってもう何年になるか!
jpさんlonさん リベンジ乗鞍ごくろうさまでした。
,罎罵餠貅蠅任后
大雑把な性格なので時間測れません。
好きな乗り物は断然ジェットコースター
ロープウェイも大好きなんですが、登りのロープウェイは
masataroさんが乗せたがりません。足で登れ!
2爾蠅早い?
今回はバスの時間が迫っていたので、ガツガツ降りました。
だってタクシー呼んだら高いじゃないですか…
でも、さかたのおやきは妥当なお値段だと思います
あの1個にどんだけの野沢菜が詰まっていることか
そうですか…赤飯まんじゅう終わりましたか ザンネン
jpさん、乗鞍レコ拝見しましたが、私は乗鞍を知らないのでコメントできません
ただ、同じ山登りでもフィールドが全然違うなぁと。
どうでもいいかもしれませんが、私はゆで卵好きです。ジェットコースターは嫌いです
tamrindashです。
お心遣い、ありがとうございます。
最後の鎖場は根性で登りましたが、下山後、段々痛みが激しくなり、帰りの電車では、うずくまるような状態でした。
しかし、今ではすっかり快復しました。
氷が張った春山では、横着しないでアイゼンをこまめに装着することが大事であるとの教訓を得ました。
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