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Yamareco

記録ID: 181065
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒黒戸尾根

2012年04月07日(土) ~ 2012年04月08日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
36:34
距離
19.8km
登り
2,504m
下り
2,525m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

4/6(山行前夜)竹宇甲斐駒ケ岳神社駐車場で車中泊
4/7 (晴れ時々雪・風強い)
  5:45 竹宇甲斐駒ケ岳神社発-9:47 刃渡り-10:30 刀利天狗-11:30 五合目小屋跡/11:50発-13:20 七丈小屋着(小屋泊)
4/8 (終日晴れ・風強い)
  6:15 七丈小屋発-7:49 約2700m地点(FIXロープ設置開始)-10:04 甲斐駒ケ岳山頂/10:20発-12:23 約2700m地点FIXロープ設置開始場所-13:10 七丈小屋/13:55発-16:00 刃渡り-18:10 竹宇駒ケ岳神社

※竹宇駒ケ岳神社からしばらくの間、GPSがうまくデータを拾ってくれなかったため、その部分のルートのログデータを消去しています。そのためスタート地点とゴール地点が少しずれています。
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竹宇甲斐駒ケ岳神社駐車場は乗用車100台駐車可。
トイレ・自動販売機1台あり
コース状況/
危険箇所等
・雪が地面を覆いつくすようになったのは確か1600m位からだったと思いますが、その前でも所々凍結している箇所がありました。

・五合目小屋跡から七丈小屋にかけての鎖・ロープは、1日目の通過時は凍っていたものもあり、握るとつるつる滑りました。気温が適度に上がっていた2日目は溶けていたので問題ありませんでした。

・森林限界を超えてからは強い風が吹き付けてきて、体のバランスを奪われそうになる事がありました。

・2700m地点からはサイドが切れ落ちている雪の壁を登る箇所が出てきました。特に下りは慎重に通過する必要があります。今回の山行では下りに備えて3箇所に固定ロープを張りました。

・頂上直下の急斜面もうっかり足を滑らせたりアイゼンの刃を引っ掛けて転んだりでもしたらそのまま果てしなく滑落していくような所でした。ロープの用意がないとかなり(と言うかとても)怖いと思います。確実なアイゼンワークが必要です。

・七丈小屋は通年営業。この時期は寝具なし素泊まりで3500円。寝具付き素泊まりで4500円。食事の提供は無いですが、カップラーメンやレトルトの白飯、お酒などは多少販売されていました。テント場もありテント泊も可能(1張600円)。ストーブの上にやかんお湯は自由に利用可能です。
予約できる山小屋
七丈小屋
静かな朝を迎え、準備を整えて竹宇甲斐駒ケ岳神社の駐車場を出発。
2012年04月07日 05:46撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 5:46
静かな朝を迎え、準備を整えて竹宇甲斐駒ケ岳神社の駐車場を出発。
林道を歩いてほどなくすると神社です。
2012年04月08日 22:55撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 22:55
林道を歩いてほどなくすると神社です。
全員無事に登頂、下山して戻ってこれますように。
2012年04月08日 23:08撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:08
全員無事に登頂、下山して戻ってこれますように。
登山道に入ってしばらくは雪がまったくありませんでした。よく整備されて歩きやすい道です。
2012年04月08日 23:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:09
登山道に入ってしばらくは雪がまったくありませんでした。よく整備されて歩きやすい道です。
2012年04月07日 07:49撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 7:49
歩き始めて1時間位たった頃から凍結箇所が少しずつ出始め、雪も多くなってきました。
2012年04月08日 23:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:09
歩き始めて1時間位たった頃から凍結箇所が少しずつ出始め、雪も多くなってきました。
前日の夜に雪が降ったらしく、さらさらとしたパウダースノーをさくさく踏みしめて行きます。
2012年04月08日 23:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:10
前日の夜に雪が降ったらしく、さらさらとしたパウダースノーをさくさく踏みしめて行きます。
刃渡りを通過。
2012年04月08日 23:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:10
刃渡りを通過。
麓は良い天気が続いている中、山の上では青空がなくなってガスが出てきました。
2012年04月07日 10:00撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 10:00
麓は良い天気が続いている中、山の上では青空がなくなってガスが出てきました。
黄色の人、とっても嬉しそうです。
2012年04月08日 23:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/8 23:10
黄色の人、とっても嬉しそうです。
刃渡りを過ぎてから七丈小屋までは、梯子や鎖場をひたすら登ります。
2012年04月08日 23:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:10
刃渡りを過ぎてから七丈小屋までは、梯子や鎖場をひたすら登ります。
どんどん登ります。
2012年04月08日 23:10撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:10
どんどん登ります。
刀利天狗で小休止。
2012年04月07日 10:27撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 10:27
刀利天狗で小休止。
雪がちらつき始めました。
甲府の予報では晴れと曇りだったけど、やはり山では麓の予報は当てはまらないようです。
2012年04月08日 23:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:11
雪がちらつき始めました。
甲府の予報では晴れと曇りだったけど、やはり山では麓の予報は当てはまらないようです。
更に登ります。
さすが馬鹿尾根、登りばっかりです。
2012年04月08日 23:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:11
更に登ります。
さすが馬鹿尾根、登りばっかりです。
手に持つ鎖が凍って手袋にくっついてきます。
ロープは凍ってつるつるです。
2012年04月07日 11:54撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 11:54
手に持つ鎖が凍って手袋にくっついてきます。
ロープは凍ってつるつるです。
梯子を登る時は、前の人と間隔を開けてアイゼンで頭を蹴られないようにしましょう。
2012年04月08日 23:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:11
梯子を登る時は、前の人と間隔を開けてアイゼンで頭を蹴られないようにしましょう。
七丈小屋に到着。入ってすぐにストーブの暖かい空気がお出迎えしてくれました。
2012年04月07日 13:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 13:21
七丈小屋に到着。入ってすぐにストーブの暖かい空気がお出迎えしてくれました。
夕方近くになって天気が良い方向に変わってきました。
2012年04月07日 17:12撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/7 17:12
夕方近くになって天気が良い方向に変わってきました。
2日目の朝。鳳凰三山の後ろにちょこっと富士山が見えてます。
2012年04月08日 05:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 5:15
2日目の朝。鳳凰三山の後ろにちょこっと富士山が見えてます。
朝から小屋前の除雪に励む小屋番さん。
Nさんの言葉を借りると、除雪後の道はまるで銀閣寺の庭園のようでした(笑)。
2012年04月08日 06:14撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 6:14
朝から小屋前の除雪に励む小屋番さん。
Nさんの言葉を借りると、除雪後の道はまるで銀閣寺の庭園のようでした(笑)。
2日目は朝から好天でした。
2012年04月08日 06:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 6:50
2日目は朝から好天でした。
後ろを振り向くと八ヶ岳に見とれて足が止まってしまう・・・。
2012年04月08日 06:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 6:53
後ろを振り向くと八ヶ岳に見とれて足が止まってしまう・・・。
2012年04月08日 06:53撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 6:53
2012年04月08日 23:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:13
遠くに北アルプスが見えます。
この時点でもう腹8分目です。
2012年04月08日 07:09撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 7:09
遠くに北アルプスが見えます。
この時点でもう腹8分目です。
近くに見えてなかなか遠い山頂。
2012年04月08日 23:13撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/8 23:13
近くに見えてなかなか遠い山頂。
遂に北岳が見えてきました!
2012年04月08日 07:36撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/8 7:36
遂に北岳が見えてきました!
固定ロープの設置開始。
上の岩を右にぐるっと回るようにして登っていきます。
2012年04月08日 23:15撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/8 23:15
固定ロープの設置開始。
上の岩を右にぐるっと回るようにして登っていきます。
場所によっては体のバランスが奪われそうなほど強い風が吹きつけてきました。
地吹雪になっています。
2012年04月08日 07:50撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 7:50
場所によっては体のバランスが奪われそうなほど強い風が吹きつけてきました。
地吹雪になっています。
山頂まであともうちょっと・・・!
2012年04月08日 08:58撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 8:58
山頂まであともうちょっと・・・!
とうとう山頂に到着!
リーダーのchomokintaさんと握手です。
長い道のりだっただけに感動もひとしおでした。
2012年04月08日 10:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
2
4/8 10:04
とうとう山頂に到着!
リーダーのchomokintaさんと握手です。
長い道のりだっただけに感動もひとしおでした。
しばらくの間、山頂を取り囲む展望ショータイムをお楽しみください。
2012年04月08日 10:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 10:04
しばらくの間、山頂を取り囲む展望ショータイムをお楽しみください。
こちらが仙丈ケ岳。
2012年04月08日 10:04撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/8 10:04
こちらが仙丈ケ岳。
続いて鳳凰三山と富士山。
2012年04月08日 10:05撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/8 10:05
続いて鳳凰三山と富士山。
左に富士山、右に北岳。
2012年04月08日 10:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/8 10:06
左に富士山、右に北岳。
歩いてきた道を振り返ってみたり。
2012年04月08日 10:06撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 10:06
歩いてきた道を振り返ってみたり。
北アルプスの山たち。
2012年04月08日 10:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/8 10:07
北アルプスの山たち。
中央アルプスと御嶽山。
2012年04月08日 10:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 10:07
中央アルプスと御嶽山。
八ヶ岳の山々と蓼科山。
2012年04月08日 10:07撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 10:07
八ヶ岳の山々と蓼科山。
せっかくなのでメンバーのみんなも撮らせてもらいました。
2012年04月08日 10:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 10:19
せっかくなのでメンバーのみんなも撮らせてもらいました。
仙丈をバックにもう1枚。
2012年04月08日 10:20撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
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4/8 10:20
仙丈をバックにもう1枚。
もっと山頂に居たいのは山々ですが、日が暮れるまでに駐車場まで戻らないといけないので、後ろ髪をひかれつつ来た道を戻ります。
2012年04月08日 23:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:19
もっと山頂に居たいのは山々ですが、日が暮れるまでに駐車場まで戻らないといけないので、後ろ髪をひかれつつ来た道を戻ります。
最高の展望をくれた甲斐駒に感謝。
それにしても、この山はつくづく格好良いです。
何度でも行きたくなる山です。
2012年04月08日 12:39撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/8 12:39
最高の展望をくれた甲斐駒に感謝。
それにしても、この山はつくづく格好良いです。
何度でも行きたくなる山です。
登りよりも遥かに手ごわい急斜面を何とか下りぬけて、七丈小屋へと向かいます。
途中、シュカブラの急斜面で立て続けに2人のアイゼンが外れました。
幸いどちらも落ちていかずに済みましたが、血の気が一気に引きました。恐ろしかった・・・。
2012年04月08日 23:19撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:19
登りよりも遥かに手ごわい急斜面を何とか下りぬけて、七丈小屋へと向かいます。
途中、シュカブラの急斜面で立て続けに2人のアイゼンが外れました。
幸いどちらも落ちていかずに済みましたが、血の気が一気に引きました。恐ろしかった・・・。
七丈小屋に再び到着。
デポしておいた荷物を持って下山開始です。
2012年04月08日 13:52撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 13:52
七丈小屋に再び到着。
デポしておいた荷物を持って下山開始です。
刃渡りを通過。
ここまでくればゴールまであともう少し。
2012年04月08日 23:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
1
4/8 23:21
刃渡りを通過。
ここまでくればゴールまであともう少し。
・・・という訳には行きませんでした。
刃渡りから神社までの道のりが延々と続きます。
最後は急ぎ足で転がるように下っていきました。
2012年04月08日 23:21撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 23:21
・・・という訳には行きませんでした。
刃渡りから神社までの道のりが延々と続きます。
最後は急ぎ足で転がるように下っていきました。
何とかヘッドランプを使わないギリギリの時間に駐車場に到着。
日が長くなっていて良かったです。
2012年04月08日 18:11撮影 by  PENTAX Optio WG-1, PENTAX
4/8 18:11
何とかヘッドランプを使わないギリギリの時間に駐車場に到着。
日が長くなっていて良かったです。
撮影機器:

感想

都内ではちょうどお花見を楽しむ春うららな週末だった中、標高3000m近くある甲斐駒ヶ岳の山の中は、雪が舞い、風が強く吹きすさび、まだまだ冬の世界でした。

七丈小屋の小屋番さん曰く、ここ1週間程はほとんど雪が続いていて、4月4日を最後に登頂できた人はいなかったそう。
この4月7日も少し雪が降った分が積もっていましたが、山頂近くの急斜面は新雪の層の下に固いアイスバーン状の層があるので、ロープなしで登るのが怖いと思ったら、登らずにそのまま引き返してくるように、との事でした。
この日私達以外で小屋に泊まっていたのは、2人組のパーティー1組と、単独男性が2人。ほとんどが翌日山頂アタックでした。小屋番さんの話を聞いて小屋の中に一瞬緊張した空気が漂いました。
翌日、5時過ぎに起床して、それぞれに準備を済ませて出発。私達はハーネス履き、ヘルメットをかぶり、登山靴にアイゼンをはめて、ザックにFIX用に3本、コンティニュアスビレイ用に3本ロープを入れて行きました。CLとSLはザイルを所持。

アタックは予想していた通り一筋縄では行きませんでした。(6本ロープを使ったから六筋縄と言ったところ?)
樹林帯を抜けてからは西側から体ごと持って行かれそうな風に耐えながらじりじりと歩みを進め、滑落が許されない所にはFIXロープを張り、足場をなるべく安定させながら慎重に進みます。日の光に照らされ、てかてかと光った雪に覆われた山頂直下の急斜面には、2人1組になってコンティニュアスビレイをして直登。

気が付くと目の前には山頂の祠が立っていました。祠を見た瞬間、嬉しさと達成感でいっぱいでした。
生きてて良かった〜!と思える瞬間、自分をここまでたどり着かせてくれた人達とか、恵まれた天気とか、とにかく全部に対して感謝の気持ちに満たされる瞬間。これがあるから山はやめられないんだよなあ、と改めて実感しました。
他のメンバーも、自然とガッツポーズが出たり、思わずうるっときたり、それぞれ登頂の喜びをかみしめていたようです。

下山中、核心部を通過して七丈小屋に向かう斜面を下っていた時に、リーダーのアイゼンが外れる事態が発生。すぐに気付いてピッケルでうまくアイゼンをキャッチしたので事なきを得ました。
装着し直し、気を取り直して下り始めるや否や、今度は私のアイゼンが外れました。外れてから数歩の間、外れていることに気付かず、後ろから「アイゼンが外れてる!」と言われて初めて気がつきました。幸いアイゼンは斜面に刺さったまま動いていなかったので無事に履き直すことができました。
よく見てみると靴の大きさに対してアイゼンの幅が大きすぎていました。七丈小屋でアイゼンを調整しましたが、本来なら登山開始前にもっと点検して気付いているべきでした。要反省です。

その他にも、雪上歩行をもっと確実にすること、ロープワークのスムーズな操作など、反省点が色々とありました。今後の課題ができたという意味でも、とても充実した山行になったと思います。

食糧係としての感想:今回水餃子鍋にしようということで、鍋に使った白菜と人参とねぎを乾燥させて軽量化させてみましたが、なかなか良い出来だったと思いました。白菜は軽くなったのは良いものの、お湯に戻しても元にもどらないんじゃ・・・と思っていましたが、案外しゃきしゃきとしていました。準備するのに時間がかかるのが欠点ですが、時間の余裕があれば今後の山行にも使ってみようと思います。
冷凍の水餃子を持っていったので、運んでいる間に溶けて一体化してジャンボ餃子になってしまったのが惜しい点でした。外は寒いから溶けることはないかと思っていましたが、小屋の中の暑さは想定外でした(笑)。これもいい勉強になりました。

最後に、常にパーティーの事を考えてペース配分をとり、厳しい状況でもポジティブに振舞ってパーティーを先導していただいたCLのchomokintaさん、一番後ろから冷静に私達にアドバイスを与えていただいたSLのNさん、率先してFIXロープを張り、パーティーにとってどうすれば良いのかをいつも真剣に考えて話して下さったOさん、山でも多忙な仕事に追われながらもパーティーの雰囲気を楽しくして下さったhata-kさん、美味しいお酒を持ってきてくださったHさん、みなさんのお陰でとても満足した山行になりました。本当にありがとうございました。

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コメント

この場を借りてお礼申し上げます。
山頂近くのロープのあたりですれ違った単独で来ていた者です。ロープやラッセル、はたまた、風の強い中、山頂まで行けた人がいる、という安心感など、有形無形の恩恵を受けて私も無事山頂に立つことができました。ありがとうございました。
2012/4/10 1:14
コメントありがとうございます。
風が強かったものの天気に恵まれてお互いとても良い山行ができて何よりです。
実はすれ違った時に「下りはロープなくなるけど大丈夫かな・・・」と少し心配していましたが、無事に戻られて安心しました。

natoshiさんの記録を拝見しましたが、日帰りだったのですね!とても驚きました。
駐車場に到着したのが私達の15分後だったとは。。。
私もそこまで歩けるようになりたいものです。

これからも更に充実した山登りを楽しんで行かれるよう、応援しています^^
2012/4/10 11:24
プロフィール画像
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