大峰山 八経ヶ岳、弥山(トンネル西〜天川川合)
- GPS
- 08:18
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,282m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:11
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
写真
感想
天川村に滞在し、百名山八経ヶ岳を目指します。
天川村の地元の人と会話すると、役行者、空海、弁財天、南朝など日本の古い歴史と神話が今でも重なり合って受け継がれているような土地のように思いました。
八経ヶ岳という山は地元では有名ではないらしく、おおみねさんと言えば大峰山寺がある山上ヶ岳のことであり、最高峰八経ヶ岳よりも天河奥宮のある弥山のほうが馴染みがあるようです。
天川川合からの往復はちょっと長距離過ぎるので、行者還トンネル西までタクシーを使って天下川合に戻るコースとしました。
標高約1900m, トンネル西からであれば登り800m程度ではあるものの、谷は深く、登山前日には宿のご主人から道迷い遭難者のご家族の世話を実際にした話などを聞いていたため、いつもよりも何か緊張して朝を迎えました。
タクシーは細い林道を走り、登山口駐車場へ。すでに多くの車が停まっています。前日までの雨も上がり、朝の時点ではガスがかかっていましたが晴天となる予報でもあり、登山客も多いので安心です。
しばらく登ると奥駆道と合流し、弁天の森と呼ばれる気持ちのいいぶな林の稜線歩きになります。
2時間20分ほどで弥山小屋に到着。そこから30分ほどで八経ヶ岳の山頂に到着しました。そのころにはガスも晴れ、良い天気になっていました。
弥山に戻って、天河奥宮に参拝します。ここが前日行った天河弁財天の奥宮となっているようで、前日に天皇に即位された「皇太子殿下」の記念碑もありました。
ここからは天川川合に向けて長い下りとなります。好天で視界がよかったため道迷いの心配はありませんでしたが、こちらは登山者数も減り、ところどころ平坦地で方向がわかりにくいところもあり、ガスに巻かれて間違って谷にでも降りてしまったら大変なことになるだろうなと思われました。
狼平は水辺に避難小屋があり、気持ちのいい場所でした。高崎横手から栃尾辻まではトラバース道が多く、距離は長いものの標高はあまり変わりません。栃尾辻からも長い下りでしたが、道はよく整備されていて問題なく天川川合に下山しました。
18km近いロングコースとなりましたが、天候に恵まれ良い登山となりました。天川の神々にも受け入れていただいたような感じがしました。
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