三条の滝見学
- GPS
- 10:37
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 10:26
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
雨が続き、やっと天気が回復しそうなので滝を見に行ってきた。
家を出る時は星空だったが、尾瀬に近づくにつれ次第にあやしい天気に。富士見平に着く頃には、なんと雨。更には雪もない! 小降りだしここまで来たら行くしかない。板を担ぎ林道を20分歩き十二曲りから雪が出てきた。
帰りは白尾山からの南西尾根を滑りたいと思い冬路沢の渡渉ポイントを探りながら富士見峠を目指すが2時間程度でセン沢田代に登りあげる。雨は雪に変わり軽い吹雪になる。尾瀬ヶ原に下りるか迷うところだが、時間が早いし行ってみる。長沢新道の下り快適でアッとゆう間に尾瀬ヶ原! 天気も回復して滝を目指す。
ここからが長い平坦な歩きが始まる。どこでも歩けるが川は渡れないだろうから真っすぐ目指す訳にもいかなそう。橋を目指すルート取りをする。これは正解でした。
温泉小屋からは温泉が流れ出ているようだが、湯気は出ていないので冷たそう。ここから滝までは地形図では平坦に見えるが深い沢が何か所かあり難儀する。右膝も痛くなってきた!
地形図で斜度が緩そうな所を選んで三条の滝の上まで行って、そこから滝まで滑り込む作戦にしたが、これは失敗! 崖かよ!ってぐらい急で引き返そうかと。しかし滝の音がゴーゴーと聞こえる。もうすぐだ。一部の急斜面では雪が切れていてアドベンチャーとなる。急斜面と幅限定、転倒したら即アウト。慎重に下ると滝御台に出た。
ゴール! 水量が多く大迫力!! これが見たかった。来てよかった。
山スキーを始めてボトムがゴールは初めて。スタート地点より標高が低いじゃん!! 試練の帰りが始まる。
帰りは沢を超えるのに苦労しないよう、上流方向を目指す。この作戦は正解。見晴しまで半分は登り基調で行き、そこからはスキーを生かしスイスイと。途中鹿の集団がいて鳴き声を聞く。鳴き声をまねしながら歩く。こうか?「ぴひゅー」するとガサガサ、ドッドッド。鹿一家四匹が一斉に走り出した。鹿に気付いてなかったからびっくりした。「ぴひゅー」逃げろの合図なのかな。
見晴しでは桧枝岐小屋が営業していた。せっかくなので休憩し八木沢道から帰ることにする。この選択が大失敗。永遠に続くトラーバースが痛めた右膝を痛めつける。尾根に出ようにも上部は急斜面が続いてる。試練です。富士見峠直前の沢が急すぎて越えられず、足が痛いのに1905mピークまで50m余計に登ってしまった。
試練の登りやり切りました。そこからは日光白根が見え”山”という字に相応しい形をしていて、ちょっと感動。
後は下るだけ。16時過ぎると日陰は雪が凍り出し林道高速ボブスレー。速くて早かった。十二曲りからは板を担ぎ、膝に厳しい林道歩き。
燃え尽きました。
滝には感動したが、もういいな。
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