アヤメ平から尾瀬ヶ原
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- GPS
- 06:57
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 628m
- 下り
- 628m
コースタイム
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 6:54
天候 | 思いがけない好天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
予備靴ひも
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ツエルト
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
保温ポット
|
---|
感想
3人兄弟そろって、仕事を引退。上の兄と三男の私は若い頃から山をやっていたが、下の兄がこれから始めるという。登山靴も買ったようだ。お盆で本家に集まったときに、9月の天気の良い平日に尾瀬に行くということだけ決めて別れた。
9月になったが安定して晴れが続かない。傘マークがついていたが、とりあえず3人の都合が合う20日と決めて、様子を見ることになった。しかし、傘マークが取れない。先延ばしを考えた矢先の19日、傘マークが消えた。ただ雨雲レーダーによれば、雨の範囲が微妙に燧ヶ岳を通り過ぎる。
尾瀬戸倉の駐車場で朝の5時に待ち合わせ。15分前に到着すると、十七夜の月が煌々と照り、星が瞬いている。ただ地面には水が浮いているので、ほんのちょっと前にやみ、急に晴れてきたらしい。ただウェザーニュースの予報は8時からは曇りになっている。
5時半のバスで鳩待峠へ。身なりを整えて横田代に向かう。こちらに入る登山者は、やはり少ない。しばらくは急な登り、ちょっと前まで降っていた雨は登山道を川のように流れたようだ。しばらくして木道が始まるが、ぬれていてよく滑る。
横田代に出て周囲が開けると、東から北にかけて雲が分厚い。至仏山のある西から南にかけてはよく晴れている。その分かれ目が燧ヶ岳上空にあって、自分たちはかろうじて晴の領域にいるらしい。
それはともかく、横田代の草紅葉が美しい。これからアヤメ平にかけて、とにかくゆっくり歩きたい。少し行くと、右側の展望が広がる。ふと南西に目をやると、見慣れた形の山。富士山だ。ここでは見たことがなかったので、少々興奮した。下の兄はどうやら山に関しては、つきがあるらしい。
尾瀬を囲む日光の山、赤城、上州武尊、平ヶ岳はもちろん、富士山の手前に奥秩父、都県境の長沢背稜も見えていた。
アヤメ平も美しかった。風が強くて池塘の水は波打って山も空も写してくれなかったが、ここにいられることが幸せだった。
富士見田代から、尾瀬ヶ原の龍宮十字路に向けて下りていく。下りの木道にはゴムの滑り止めがつけられていてありがたい。しかし、木道のない急な下りは水が浮いていて、神経を使う。気持ちが疲れる。さらにその先の急な下りで、かなり足が疲れた。
尾瀬ヶ原まで下りても、まだ晴れていた。天気は良い方に外れたようだ。しかも、天気予報のおかげで、人が少ない。こんな静かな尾瀬ははじめてだった。下の兄も楽しんでくれたことは間違いない。ただ、十字路へのぬれて神経を使う下りと、20キロほどの行程は、初めての山にはきつかったはず
また一緒に登ってくれるだろうか。
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