荒島岳 〜白山大展望の百名山〜 [福井県 大野市]
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- GPS
- 07:42
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,594m
- 下り
- 1,547m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 7:41
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
もちがかべからの直下は幾度もロープを使う傾斜なのに加え人も多いので、ルールを守りましょう。 |
写真
感想
GW前半はあの後十分に休んで、GW後半最初の登山は荒島岳にした。
百名山に対しての意識や拘りというのは一切ないが、とりあえず一座は登っておこうということだ。
ただ、登るからには完璧に歩ききるというスタイルなので、電車を使っての周遊するコースを辿る。 これもずっと前から計画してた事だ。
早速勝原駅に3時に到着。
因みに越美北線の本数はあまりに少ないので、6時10分の電車に乗り遅れた時点でアウトということになる。
なんとか5時半に起きれ、忘れ物がないかチェックし勝原駅から電車に乗り込み下唯野駅で下車し、乗客は俺一人だけだったせいか、車掌に『もうお降りになるんですか?』と言われた。
下唯野から登山口まではそれなりに距離がある。
当然アスファルトの道なので足への負担が大きいためにここはゆっくり行く。
朝方は凍える位に寒く、ダウンジャケットを着てたが、歩いているうちに気温が上がり、暑くなったので流石に脱いだ。
いよいよ山への林道に入ると駐車場まで辿り着く前にイカリソウやヤマブキ、タチツボスミレなど駐車場から歩くこと事態が勿体ない位に林道の両脇に咲いていた。
駐車場でトイレを済ませて再び林道を歩く。
ようやく砂利道になるも、そこそこ林道区間は長く、いくら花は綺麗でもいい加減うんざりしてきたところで登山道の入り口が出てきてホッとする。
林道を何回も交差するのがちょっと余計だが、ニリンソウなどの花に変わり飽きはしない。
やがて林道交差はなくなると、登山道は傾斜がキツくなる。
キツい傾斜区間を乗り切れば美しいブナ林が待っていると共に小荒島岳が正面に出てきた。
ショウジョウバカマやイワウチワを見ながら傾斜が緩やかな登山道を歩き、トラバースから小荒島岳に登り詰める。
小荒島岳の山頂からはこれから登る荒島岳が目の前に聳えたっており、かなりキツいだろうなと思わせる風格だ。
小荒島岳から登山道に戻り、少し歩けばしゃくなげ平という場所に着く。
そこにはかなりの人がいて、今までそんなに人が居なかったのもあり驚いた。
ここで小休止したあとは、いよいよ荒島岳に取り付く。
緩やかな箇所が終わったらすぐにキツいアルバイトの始まりで、ロープ場の連続する中かなりの人にすれ違う為に時間は掛かるが、呼吸を整えたいのでそれで良いもんなんだなと思った。
そのキツい傾斜に加えて残雪も所々出てきて、その融雪による水で足元はびちゃびちゃで、スパッツが欲しいところだ。
キツいアルバイトが終わわり傾斜も緩やかになると美しく気持ちいい尾根に出て、白山や経ヶ岳、能郷白山などに囲まれるもPM2.5のせいで霞んでおり残念だ。
最後の残雪を通過したら荒島岳山頂だ。
山頂はなかなかの広さで沢山の人が居ても支障はない。
景色を一通り堪能し、ようやく大休止としてラーメンを食べる。
よくよく考えてみれば6時からずっと歩いているのに加えて2時間程度しか寝れてないので身体もしんどい。
大休止を終えて、とりあえずしゃくなげ平までの急坂を下るも、やはり登り優先なので時間を掛けながらだ。
それにしても流石は百名山、高尾山とかよりかは遥かに少ないが、それでも俺からしたらかなりの人だ。
無事にしゃくなげ平に着いたら勝原に向かい下る。
この下りは単調だが、これを登りにしたら結構キツいのだろう。
長かった下りもようやくゲレンデまで下れば麓はすぐそこだ。
それにしても暑い。
駐車場まで下るもそこで終わりじゃなく、勝原駅まで歩かなければならない。
勝原駅まではそこまでの距離ではなかったのでホッとするも、撮り鉄が邪魔だった。
荒島岳の周辺は1600mに囲まれており、むしろ周りの山より低いが、立派な独立峰。
登りがいもあるし、花も多いので立派な百名山なのだろう。
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