岩黒山、筒上山(南北に瀬戸内海と太平洋が!)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 793m
- 下り
- 777m
コースタイム
6:02 子持権現山登山口(路肩に駐車)
6:08 鎖場で撤退
6:12子持権現山登山口
【伊吹山】
6:31 伊吹山最短登山口(路肩に駐車)
6:36-40 伊吹山山頂
6:44伊吹山最短登山口
【岩黒山、筒上山】
7:35 土小屋駐車場
8:16-36 岩黒山山頂
8:59 丸滝山修験道場
9:12 筒上山ルート分岐
9:17 直登ルート撤退
9:19筒上山ルート分岐
10:17-23 手箱越
10:47-11:09 筒上山山頂
11:25手箱越
12:50土小屋駐車場
天候 | 曇り後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【子持権現山(撤退)】 鎖場の岩が凍って、靴が滑り諦めました。 凍っていなくても、鎖場は腕力勝負です。 【伊吹山】 瓶ヶ森林道から最も近い登山口から登りました。 危険箇所はありません。 【岩黒山、筒上山】 ところどころに残雪がありましたが、アイゼンの出番はありませんでした。 笹藪漕ぎも若干ありました。 |
写真
感想
シラサ避難小屋を出発し、近くに停めたクルマで昨日に続き瓶ヶ森方面へ向かいます。
赤く染まった石鎚山が見られるかも。
しかし出発が遅かったのか、朝日の染まった石鎚山は見ることが出来ませんでした。
早朝なのに瓶ヶ森林道はクルマが多い、ほとんどカメラマンの方でした。
さあ、どこに行こう。
途中で見た子持権現山は独特の山容で、林道脇に登山口があった。
子持権現山に登ろう。
路肩にクルマを停め、登り始めますがすぐに鎖場が、トライしますが途中で岩に着いた水が凍って足の踏ん張りが利きません。
諦めて撤退です。
次は、伊吹山へ。
林道脇にクルマを停め、5分歩いたら伊吹山山頂です。
360度の展望をたのしんだ後は、土小屋へ。
土小屋にクルマを停めると、すぐ隣に横浜ナンバーの1BOXが。
ご夫婦でクルマの旅をたのしんでいるとのことで、後部座席はダブルサイズの布団が敷き詰められ、その下には荷物がいっぱい。
1週間前から旅に出て、四国遍路の残りの霊場を廻って来たとのこと。
これから2ヶ月程度2人でクルマの旅を続けるとのことで、今日は石鎚山に登るつもりとことでした。
そんな、こんな、している内に石鎚スカイラインからクルマが登って来ますが、今日は7時に面河のゲートが開いたとのことでした。
ほとんどの皆さんは石鎚山を目指して出発して行きますが、僕は、2週間前に撤退した岩黒山、筒上山へ。
雪は、ほとんど消えてます。
2週間前に撤退した雪面も笹が出ていましたが、なんと斜面下にしっかりとした夏道が顔を出しています。
今回は夏道で行きます。
残雪には踏跡はありませんが、ルートに迷うことはありません。
展望が開けて来るところが、岩黒山でした。
何一つ遮ることのない360度の展望がたのしめます。
瀬戸内海の島々、その向こうに中国山地も見えます。
高知側には太平洋も見えます。
また、これから登る筒上山も間近に迫って来ます。
筒上山へのルートは尾根沿いを行きましたが、途中笹藪漕ぎが若干あります。
丸滝山の神社に出ると、土小屋から岩黒山を経由しない巻き道との分岐があります。
丸滝山の神社から先は、筒上山の山腹を巻く道になり、鉄製の巻き道が随所に取り付けられています。
筒上山への直登ルートと巻き道の分岐があるので、迷わず直登ルートを行きましたが、すぐに笹藪に阻まれ撤退です。
巻き道を行きます。
残雪も結構出てきて、時々踏み抜いてしまいます。
結構疲れるルートです。
突然目の前に、石垣の城壁が出現。ここが手箱越です。
寺壁改修記念昭和四十五年との石碑がありますが、城壁(寺壁)の上にあるのは神社でした。
休憩していると、西側の登山道から鉈と赤テープを腰に着けた若い男性が1人登って来ました。寺川から登って来たとのこと。(後で調べたら、寺川って東側の集落なんだけど。周辺をあっちこっち歩いていたんでしょうか。)
このルートで初めてお会いした方で高知の方でした。下山の際も単独の男性とすれ違いました。
高知の方が、筒上山を目指して先を行きます。
若干遅れて出発、鎖場でまた一緒になり、高知の方が先に鎖場に取り付きます。
ここから空身で登り、展望の良い斜面をしばらく登ると筒上山山頂です。
日差しが暖かく、風もありません。
四国が全部見渡せるような感じです。
下山は、岩黒山を経由しない巻き道を利用して土小屋へ。
帰路、久万高原町(旧面河村周辺かな。)において、フクロウの木像で有名な工房へ寄ろう、キョロキョロしなから走っているとそれらしき建物があり、尋ねるとここがその工房とのことで、工房の高田さんでした。
「この周辺の道路沿いの民家にフクロウの木像が飾られ、とてもいいですね。」「4月1日に行った面河山岳博物館でフクロウの工房のことを伺った。」「昨日山荘シラサで、お客さん(のんびり山さんでした。)が山荘シラサのご主人である小森さんに、フクロウの工房のご主人が山荘シラサに行って見たい旨を話していた。」など話をさせていただいた。
高田さんのフクロウは人伝に話が広まり、今は一年待ち(だったかな。)の状態とのことです。
「この記念の木で作って下さい。」との依頼も多いとのこと。
また、木彫りの仲間も21人になったとのことで、ボランティアでチェーンソーでの木彫りを教えているとのことで、「仲間(生徒)から得るものも大きいですよ。」などなど、柔和な顔で優しく話してくれる。
こっちまで温かくなる感じ。
「木彫りをやって見ないか。」と云われましたが、集合住宅ではチェーンソーは使えないので。
また、山岳写真も飾ってあったので、写真の話をすると「この写真はのんびり山さんの写真なんですよ。」
「ええっ、昨日瓶ヶ森でのんびり山さんが石鎚山の写真を撮っていたようですよ。」と話すと、またまた話が盛り上がりました。
高山さんから帰りがけに焼きたてのパンを2つ貰いました。ご馳走様、美味しかったです。
途中、古岩屋温泉(350円)で汗を流して、帰宅の途についた。
土小屋駐車場に車があるのは知っていました
私は二台隣に駐車していたのですが下山した時はもう車はありませんでした。
石鎚山山頂に居なかったのでリベンジかな〜っと思ってました。
横浜の方とは山頂でお話させていただき、いい旅行を
されてるみたいですね。
高知の方はあの駐車場に住み着いているみたいで僕が
下山した時はコンロで夕ご飯を作ってました(^_^)。
瓶ヶ森からの夕焼けいいですね〜、子持権現山も僕は思い出があり、また今年も登ってみたいと思います。
しかしあの鎖場は筋肉痛間違いなしです(;>_<;)
kurepasuさん、こんばんは。
そうなんです。2週間前岩黒山のはるか手前で撤退してしまったので、今回はリベンジって感じでした。
夏道もしっかり出ていたので今回はアイゼンがなくても問題ありませんでしたよ。
横浜のご夫婦とお話されたんですね。
いい旅をしていて、ちょっと羨ましいです。
高知の方は、朝も東屋でクッキングしてました
子持権現山のあの鎖場は腕力勝負ですね
kusmmkさん、こんばんは。
14日の山荘シラサの様子や夕日の山。
今回の山行など、相変わらず充実した山ライフを送られて
いる感じですね。
しかし、1500メートルを越える魅力的な山が沢山あって
驚きます。
これからは四国ならではの花便りも織り交ぜた感じに
なるでしょうか
楽しみにしています
岩黒山、行きました。展望の良い山で土小屋から
石鎚山へ向かう時に振り返ると一番目立つ山ですね。
何にもの人に山の名前を聞かれました。
雨上がりで今治の街がよく見えしまなみ海道の橋も
よく見えました。
山頂から瓶ヶ森方向への県境の杭を探して歩き回っ
たことを覚えています。
もう少しで崖を降りるところでした。
結局、登山口まで引き返して林道沿いの境界を瓶ヶ森ま
で歩きました。
今思うと、よく思いとどまって引き返したものだと
思います。苦い思い出です。
youtaroさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
本四架橋で結ばれましたけど、東京、関東、本州から海を隔てた四国の山は遠いし、東京方面からわざわざ四国の山にとはならないですよね
百名山を目指す人は別ですが。。。
でも、石鎚山系はいいですよ
何回行っても新しい発見がある感じです。
長野などと異なり積雪は多くないし、暖かなのでこの時期あっと言う間に雪はなくなります。
これから花の時期、たのしみです
saibabaさん、こんばんは。
最近まで気がつきませんでいたが、岩黒山と筒上山は瓶ヶ森林道から見る山容は、目立ちますね。
四国分水嶺歩きでも欠かせませんよね。
今回も急な崖が随所にありましたよ
kusmmkさん こんにちは
2日続けて山を堪能されて羨ましいです。
子持権現山の朝日を浴びた写真も綺麗ですね。
私は石鎚山の山容が、とても好きです。
私達、遠征されて来た、ご夫婦とお話させて頂く
事が多いんですが・・・
寝具からキッチン用具まで、色々工夫された車中に
驚いてしまいます。
私達も、いつかはそんな山旅をしてみたいな〜と
思っちゃいます。
kusmmkさんのレコは山歩きだけで無く、人との出会い
繋がりも伝わってきます。
sumikoさん、こんばんは。
こっちのレポにもコメントありがとうございます。
今は単身の身、相変わらず気楽に山に行ってます。
2週間で雪はほとんど解けてしまい、岩黒山への道は夏道が出ていたので問題ありませんでした。
石鎚山は昔から山岳信仰の対象として崇められていて今でも石鎚詣でが盛んですが、その山容は人を惹きつけるものがあります。
見る方向によって七変化で、西日本最高峰に恥じない山だと思ってます
朝日で輝いたこ子持権現山には、滑って登れませんでした。いつか再チャレンジです
山やお遍路などで、いろんな方とふれあうとこちらの想像をはるかに超える話題が出てきて本当にたのしいです。
形にはまらない人生送っている方が本当に多いですね
kusmmkさん、こんばんわ。
丁度日記に逆さ霧の事を書いたのですが、
確かこちらに滝雲の写真があったっけ、と思って
再訪いたしました。
ちょっと遠いですが、きれいに撮れていますね。
逆さ霧とか滝雲とか、特別な名前があると知ったのは最近ですが、
今までに結構何度も見ています。
条件が重ならないと出来ないような
珍しい現象なのかしら〜?
sakusakuさん、こんばんは。
日記見ました。
いままで滝雲と思っていた中には、逆さ霧って現象もあったのかなぁ
逆さ霧って、初めて知りました。
四国でも、所謂滝雲はよく見てます。
今度は注意深く、滝雲か逆さ霧か見定めたいと思います
どちらもステキですよね
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する