南八甲田 南沢岳・櫛ケ峰と下岳北斜面の滑走
- GPS
- 08:13
- 距離
- 21.4km
- 登り
- 1,577m
- 下り
- 1,565m
コースタイム
天候 | 予報通り。風強くほぼ快晴。雲に覆われる時も少しあり。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪は締まって歩きやすかったです。横岳山頂近くでクマさんに遭遇! |
写真
感想
今年まだ踏み入れていない南八甲田へ。主峰の櫛ケ峰はもちろん、南沢岳や愛すべきシモちゃんこと下岳にも行きたい。風は強いが晴天予報なので「全部行っちゃえ〜!」ということで沖揚平からスキーで出発です。
南沢岳頂上から横岳、クッシー、シモちゃんと久しぶりの対面。結構厳しいのでやめた方が賢明なのに、欲張って横岳〜櫛の平原へのトラバース。櫛への登りを経て山頂へ。関西弁やら東京弁やらのたくさんの方々。「今年はまだ下岳へ行けるか。ハイマツで行けないか?」と思っていましたが、大丈夫、雪はつながっていました。出発が遅かったので長居せず、シールを剥いでスタート。鞍部からの登り返しを経て1年ぶりの下岳へ。雪崩斜面の左側はなんとか安定している。ゆっくりと確実に滑ろうと言い聞かせ、滑走スタート。緊張ながらも滑り降りました。
1年前に櫛の北側雪原を東進した時、静かで気持ちが良かったので今年も同様のルートを進みます。ただしクマよけホイッスルは吹きっぱなし。櫛ケ峰の北面直下から大きな山容を拝み、大きな沢を2本越えて櫛の肩に合流。2度目なので、今年は少し気持ちの余裕を持って進むことができました。下山のお二人とすれ違い、誰もいない2度目の櫛の山頂。4日前の御鼻部山“旧県道”南下ルートを見て感慨にふけります。シールを剥いでクッシーの大斜面をトラバース。スノーモービルと思われる直登トレースを一瞬見ました。横岳の登りでさきほどすれ違ったお二人と話すと、埼玉から20年来訪れているというご夫婦。「八甲田の先輩ですね」と言って別れました。横岳頂上では十和田の写真家syakunageさんと“初めまして”。NHK写モニや書籍でもとりあげられるという見事な写真を見せていただきました。櫛から戻った五所川原からの男性も交え3人で談笑。
横岳をスタートしてすぐ、ルート確認でスマホを見ていると視界の端に動くものを察知。体長1.5mほどのクマさん。恐怖心を感じる間もなく、15mほど離れたところをゆっくり走っていきました。最後は目的の尾根から少し外れながらも修正しつつ、車に戻りました。今年も下岳・櫛ケ峰の斜面を滑ることができ、満腹のスキー山行でした。
2019.05.06 動画を追加しました。
コメント
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mametanさん,こんにちは。昨日は横岳の山頂でいろいろな情報をいただき,ありがとうございました。レコを拝見して感じたことはmametanさんはとにかくタフだということです。羨ましいですね。下山スタートされたmametanさんが途中で止まっていらしたのはクマの足跡を見たからなんですね。私も途中からmametanさんのスキーの跡を辿って下山しましたが,全く気づきませんでした。時々稜線沿いの藪辺りを歩いて岩木山方向の写真も撮っていましたから,思い出しただけでゾッとします。日曜日に今度はスキーで行ってみようと思います。楽しい登山ができたことに感謝します。
こちらこそありがとうございました。同じカメラを持っても、やっぱり素人とは写す観点やテクニックが違うと思い知らされました。特に夕方の被写体を狙うために行動もそれに合わせるという点が、「プロだな〜」と思いました。
レコにもある通り、お別れして2分ほど後にクマさんに遭遇しました。身構える時間もないうちに、通り過ぎていきました。2年前のこの時期にガチャボッチで見たという方からお話を聞いたこともあります。通常ルートからはずれることも多いので、ほとんどは首からホイッスルをぶら下げています。
またお会いしたいですね。写真もまた見せてください。あっそれから、GPS機能での現在位置表示と足跡の保存をぜひ…。syakunageさんの行動がこちらにもわかりますので。今後ともよろしくです。
mametanさん,こんばんは。私はカメラが好きな普通のおじさんですよ。ただ,だれもが撮れないような写真が撮りたくて,だれもいないような時間帯に八甲田を歩き回っているだけなんです。素敵な風景を見て感動した時と同じような印象が残せるような写真が撮りたいんです。お見せした2Lの写真を全て差し上げれば良かったと後で後悔しています。GPS機能での現在位置表示はまだよく分からなくて・・・,がんばってみます。あ,mametanさんに伺いたいことがあります。睡蓮沼から御鼻部山まで縦走された後,睡蓮沼までどのようにして戻られたんでしょうか?まさか歩いてではないですよね・・・。
コメントvol2ありがとうございます。貴重な写真をいただくなぞ、恐れ多いことです。でも、ここが横岳山頂ということを忘れ見入ってしまいました。ヤマレコでの写真アップをお待ちしております。
GPS機能は、事前に自分が歩行する地図のダウンロードをしておき、山行時に「登山開始」をタッチする、という使い方だと思います。現在位置と向いている方向がわかるので、山行の本質が変わります。私もスマホ&ヤマレコGPSで、安全かつ大胆な行動ができるようになりました。
御鼻部山から子ノ口まで12キロはほぼ下りなので、なんとかなるだろうと思いスキーを担いでラン、子ノ口から睡蓮までJRバスに乗りました。レコをご覧いただければと思います。長距離歩きがだんだん好きになってきた、変なおじさんなんです。
p.s 今日は睡蓮からスタートしたのですが、乗鞍岳の下部でyatさんに初めてお会いしました。後日レコします。
mametanさん,こんにちはー。5日の昨日,mametanさんが櫛ケ峯で滑走されていた時刻に私はだれもいない横岳山頂で2時間ものんびり景色を楽しんでいたんです。この場所が気に入って,今でなければ行けない所だからどうしても行きたかったんです。mametanさんの滑走行程の記録を拝見して,驚きのひと言です。スキーの滑走技術に優れているからできることなんですね。私はゲレンデスキーが中心ですから,八甲田山を自由に滑走できるような技術は身につけていません。羨ましいです。車のルーフボックスにはスキーを積んでいたんですが,重いザックを背負っての滑走は無理だろうと・・・。GPS機能については早く習得してみます。習得できたら便利でしょうね。本当にありがとうございました。
mametan3さん、こんばんは。今日、お会いできてうれしかったです。それにしても、信じられないパワー。熊の話もあったので、ヤマレコを開きました。なんと、そこには、わくわくする、とても目にすることのできないような、貴重な、心打たれた、たくさんのアングルの写真ありがとうございます。ひとつ下岳の例を挙げても、多方面からの写真、こっちから見ると「 こう見えるのか」と。syakunageさんとお会いできたのですね。syakunageさんの素晴らしい写真の数々。よかったですね。あぁ、それから、横岳の山頂プレートが紛失(強風?)して無くなっていたのが、新しいプレートが付けられていて、ホットしました。syakunageさんに撮ってもらった、あなたの北八甲田をバックにした写真に確認できました。新しい赤文字の「 横岳」のプレートが付けられていた。どなたが付けてくれたんだろうなぁ。4/13.私達グループの集合写真のシンボルに使ったのに、その次の日以降、紛失していたんです。
クマよけで吠えた声にyatさんが応えてくださったことで、お会いすることができました。ありがとうございます。ホントにびっくりしました。おかげさまで思い出深い山行になりました。 後日、本日レコをアップします。
下岳は何度か行ってまして、とても好きになりました。北面は急傾斜ですが、意外に滑りやすいんです。そのまま櫛ケ峰に戻るにしても、鞍部までは下りのうえ登りは緩傾斜なので、意外に体の負担は大きくなく戻ってこられると感じてます。本日も下岳に行き、行きルートをそのまま戻ってきましたので、詳細は明日あたりアップする予定のレコをご覧ください。
横岳プレートの件はsyakunageさんも言っていました。落ちていたものを取り付けてくださった方がいたのかもしれませんね。
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