秋田駒ヶ岳・記録に挑戦!
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- GPS
- 08:51
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,599m
- 下り
- 1,583m
コースタイム
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 8:52
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
男女岳北西ルンゼは1450mから雪はずっと繋がる |
写真
感想
東北遠征も終盤戦、今日は秋田駒ヶ岳で記録に挑戦した。秋田駒ヶ岳は男女岳、男岳、女岳、横岳、小岳の五山の総称である。秋田駒に登ると言うからにはこの全てを登りなおかつ滅多に滑られることのない男女岳北西ルンゼを滑降しようと言う挑戦である。五山ならもしかしたら誰かいるかも知れないので男岳を登り返して二度登頂して最後ここから北西ルンゼを目指す。
深夜3時前にアルパこまくさスキー場を出て北西ルンゼの偵察も兼ねて男女岳と男岳の鞍部を目指す。出だしは雪はなかったが800mを過ぎると樹林帯の中に雪が出て来て板を履いた。後は黙々と高度を上げる。一度だけ道路を横断した。目指したいルンゼは鞍部直下から雪は繋がっていた。これは滑れそうだ。嬉しくなった。
鞍部に近づくに連れ斜度は増して最後はアイゼン、ダブルアックスで壁をよじ登る。久しぶりのアルパインだ。登り切ると田沢湖が見えた。向かいの山々も赤く染まりだしてマンダムな朝を迎えた。
鞍部から阿弥陀池を経由して最高峰の男女岳をスキーで登り上げた。まず一山ゲット、山頂の眺めは抜群で明日登る岩手山もよく見えた。山頂から凍った阿弥陀池を横断して向かいの横岳を目指す、標高差は登り100mであった。稜線は雪も途切れツボで歩いて二山目ゲット、横岳からスキーでまた阿弥陀池へ滑り込み男岳を目指した。ここからの展望も素晴らしかった。三山ゲット、男岳からハイライト急な南東斜面を落ちていく。標高差200mの素晴らしい滑走だった。
広い雪原に出て四山目の小岳を目指す。50mほどの登り返しである。このピークは夏道がないため雪がある残雪期限定である。ピークには三角点があった。小岳から次はラスト女岳、ここも夏道はないからこの時期限定である。雪は繋がっていた。女岳の登りから見る小岳はUFOと言うかフジツボと言うか奇妙な形をしていた。150m登り返した女岳のピークには噴気孔がありとても暖かかった。
女岳からUFOを見ながら快適な滑り、また雪原まで降りてラスト250m登り返して二度目の男岳のピークを踏んで北西ルンゼを滑ろう。最後の気力を振り絞り男岳のピークに立つ男岳の北東斜面も素晴らしかった。さあ最後はやはり男女岳の北西ルンゼである。雪は1450mからずっと下まで繋がっていた。雪が出るまで少しだけクライムダウンして雪だ出れば後は幅5−10mほどの狭いルンゼを落ちで行くだけだった。素晴らしいフィナーレ、ガンガン落ちていく。
秋田駒ヶ岳最高と思わず出た。ルンゼの途中にはコブラツリーもいた。世紀の大発見!なんて言い合いながらブナの樹林を抜け帰りはスキー場を車の手前200mまで滑り降りた。
すばらしい一日だった。秋田駒ヶ岳無事記録達成!
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