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Yamareco

記録ID: 182771
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ハイキング
甲斐駒・北岳

かもしか君と初対面の櫛形山

2012年04月16日(月) [日帰り]
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GPS
06:10
距離
12.0km
登り
1,241m
下り
1,240m

コースタイム

7:00氷室神社鳥居前
杉の営林の中を登ります。途中、沢を渡り、開けた杉の伐採地を通過しますが、ほぼ樹林帯の中の暗い登山道が続きます。林道をを横切ると、カラマツの林が多くなり、落ち葉が堆積したクッションの利いた歩きやすい登山道です。
9:00ほこら小屋
ほこら小屋を過ぎると、雪が残っています。分岐手前になると次第に雪が多くなり赤いリボンも少なくなり登山道が分かりづらくなります。
9:35南尾根登山道分岐
ほぼ、一面が積雪に覆われてラッセル状態に・・・・。膝や深い所では腿までの踏み抜きも・・・・。スタミナが消耗しますが、南側の斜面まで出ると雪の量も減り歩きやすくなりました。
10:00裸山頂上10:25
裸山の頂上からは、富士山が頭だけ見え、木が邪魔な部分もありますが笊が岳、赤石岳、悪沢岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、甲斐駒ケ岳、鳳凰山などの展望があります。
10:50南尾根登山道分岐
分岐から、櫛形山までの登山道も、まだ雪が多く残っておりラッセルしながらの登りとなります。この区間は赤いリボンが比較的多いので、分かりやすいです。
11:20櫛形山11:30
山頂は、ほぼ木に囲まれていますが、東側の一角が開けており、富士山が見えていました。
11:50南尾根登山道分岐
12:10ほこら小屋
13:10氷室神社鳥居前
天候 曇り、ガス
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央高速道路、甲府南インターチェンジから氷室神社を目指し、一番下の鳥居の前の空地に自家用車を駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
登山道は、とても歩きやすく問題ありませんが、ほこら小屋を過ぎた辺りからは、まだ雪が残っていて、登山道が一部分かりにくい場所がありますので、道迷いに注意が必要だと思います。
氷室神社の鳥居から、スタートします。1台、車両が駐車してありましたが、登山客ではなさそうです。実際に、今日の山行では誰一人ともお会いすることはありませんでした。
2012年04月16日 06:58撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 6:58
氷室神社の鳥居から、スタートします。1台、車両が駐車してありましたが、登山客ではなさそうです。実際に、今日の山行では誰一人ともお会いすることはありませんでした。
いきなり、とても長い石の階段が続きます。幾つもの石を組み合わせた階段で、趣があるものです。帰りに何段あるか数えようと思いながら登ったのですが疲れてしまい、すっかり忘れてしまいました。
2012年04月16日 16:33撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 16:33
いきなり、とても長い石の階段が続きます。幾つもの石を組み合わせた階段で、趣があるものです。帰りに何段あるか数えようと思いながら登ったのですが疲れてしまい、すっかり忘れてしまいました。
厳かな雰囲気の氷室神社高麗門です。何かとても由緒ありそうな雰囲気です。
2012年04月16日 07:08撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 7:08
厳かな雰囲気の氷室神社高麗門です。何かとても由緒ありそうな雰囲気です。
神社本堂の裏手から、櫛形山登山道が始まります。しっかりとした、木の階段です。日本200名山に指定されていますから・・・・。
2012年04月16日 07:11撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 7:11
神社本堂の裏手から、櫛形山登山道が始まります。しっかりとした、木の階段です。日本200名山に指定されていますから・・・・。
片側斜面の伐採地です。一部崩壊箇所もありましたが、それほど危険はないようです。でも。ガスが出て来ました。
2012年04月16日 07:23撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 7:23
片側斜面の伐採地です。一部崩壊箇所もありましたが、それほど危険はないようです。でも。ガスが出て来ました。
突然、かもしか君が登場しました。黒い物体?を確認した時には、一瞬、ビックリしました。鹿君は何度もお会いしたことがあるのですが、彼に会うのは初めてなので、うれしいですね。
2012年04月16日 08:30撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 8:30
突然、かもしか君が登場しました。黒い物体?を確認した時には、一瞬、ビックリしました。鹿君は何度もお会いしたことがあるのですが、彼に会うのは初めてなので、うれしいですね。
最後まで、全く人間を恐れることなく悠然としていました。
2012年04月16日 08:31撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 8:31
最後まで、全く人間を恐れることなく悠然としていました。
苔むしています。濃い緑には、目を奪われます。
2012年04月16日 08:42撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 8:42
苔むしています。濃い緑には、目を奪われます。
ほこら小屋に着きました。とてもしっかりとした山小屋ですね。でも辺りは、ガスに覆われています。
2012年04月16日 08:59撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 8:59
ほこら小屋に着きました。とてもしっかりとした山小屋ですね。でも辺りは、ガスに覆われています。
幻想的な雰囲気になってきました。もやの中から白馬でも現れそうな感じです。
2012年04月16日 09:01撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 9:01
幻想的な雰囲気になってきました。もやの中から白馬でも現れそうな感じです。
南尾根登山道・山頂分岐まで来ました。直進すると裸山へ、左へ曲がれば櫛形山です。天気も微妙なので裸山へは行くつもりはなかったのですが、急遽、気が変わり直進することにしました。
2012年04月16日 09:34撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 9:34
南尾根登山道・山頂分岐まで来ました。直進すると裸山へ、左へ曲がれば櫛形山です。天気も微妙なので裸山へは行くつもりはなかったのですが、急遽、気が変わり直進することにしました。
裸山の麓に建てられた、立派な看板です。ここから裸山を見ると、そのネーミングは一目瞭然でした。
2012年04月16日 09:59撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 9:59
裸山の麓に建てられた、立派な看板です。ここから裸山を見ると、そのネーミングは一目瞭然でした。
裸山に到着しました。背後には南アルプスの大展望が・・・・。でも、木が邪魔ですね。残念です。
2012年04月16日 10:11撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 10:11
裸山に到着しました。背後には南アルプスの大展望が・・・・。でも、木が邪魔ですね。残念です。
悪沢岳、千枚岳、赤石岳でしょうか・・・・?
天気は今一ではありますが、なかなかの絶景が広がります。
2012年04月16日 10:12撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 10:12
悪沢岳、千枚岳、赤石岳でしょうか・・・・?
天気は今一ではありますが、なかなかの絶景が広がります。
笊ケ岳、上河内岳・・・・? とにかく、素晴らしい景色が続きます。
2012年04月16日 10:13撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 10:13
笊ケ岳、上河内岳・・・・? とにかく、素晴らしい景色が続きます。
こちらは、北岳のアップです。裸山まで来て大正解でした。
2012年04月16日 10:14撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 10:14
こちらは、北岳のアップです。裸山まで来て大正解でした。
これから行く、櫛形山から続く稜線の上に、日本一が頭だけ見えていました。
2012年04月16日 10:15撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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これから行く、櫛形山から続く稜線の上に、日本一が頭だけ見えていました。
気の間から、鳳凰山も見えています。木がなければな・・・・。
2012年04月16日 10:18撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 10:18
気の間から、鳳凰山も見えています。木がなければな・・・・。
カラマツ林の中を歩く、とてもいい感じの登山道です。
2012年04月16日 10:28撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 10:28
カラマツ林の中を歩く、とてもいい感じの登山道です。
ラッセルしながら、何とか櫛形山の頂上に到着しました。山頂は木に囲まれていますが、唯一、東側の一角のみ開けており、山頂に着いた時には富士山が見えていたのですが、すぐにガスの中に隠れてしまいました。山では、1秒の遅れは24時間の遅れですね。
2012年04月16日 11:18撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 11:18
ラッセルしながら、何とか櫛形山の頂上に到着しました。山頂は木に囲まれていますが、唯一、東側の一角のみ開けており、山頂に着いた時には富士山が見えていたのですが、すぐにガスの中に隠れてしまいました。山では、1秒の遅れは24時間の遅れですね。
カラマツには、サルオガセも垂れさがっています。ガスに巻かれて、雪で登山道も分かりづらくなり、何度か道を間違えそうになりました。
2012年04月16日 11:42撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 11:42
カラマツには、サルオガセも垂れさがっています。ガスに巻かれて、雪で登山道も分かりづらくなり、何度か道を間違えそうになりました。
集落が見えます。下界には陽がさしているようで明るく見えます。
2012年04月16日 12:50撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
4/16 12:50
集落が見えます。下界には陽がさしているようで明るく見えます。
またまた苔です。多少しつこいようですが、アップにしてみました。
2012年04月16日 13:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 13:00
またまた苔です。多少しつこいようですが、アップにしてみました。
帰りがけに、韮崎の王仁塚の桜を見に行きました。残念ながら青空ではありませんが、ほぼ満開ですね。
2012年04月16日 14:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 14:05
帰りがけに、韮崎の王仁塚の桜を見に行きました。残念ながら青空ではありませんが、ほぼ満開ですね。
右側には、半分、雲に隠れていますが八ヶ岳も見えています。
2012年04月16日 14:08撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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4/16 14:08
右側には、半分、雲に隠れていますが八ヶ岳も見えています。
撮影機器:

感想

 晴れの天気を期待しての山行でしたが、中央高速道路の笹子トンネルを抜けても空は曇っていて、甲府南インターチェンジから富士川を渡り、目指す櫛形山の上部にはガスが掛かっていました。
 氷室神社の鳥居の前の空地に車を駐車して、登り始めてからも、ガスで幻想的な雰囲気に・・・・。途中からは雪も残っていて、踏み跡もほとんどなく、ラッセルも少々という歩きになりました。
 そんな中で、生まれて初めてカモシカ君に会うことができました。他のユーザーの方々のレコで、度々、カモシカ君との遭遇を目にしていたのですが、私自身は一度も会ったことがなかったので、やっと会えたかという気持ちでした。一瞬、黒い物体が動いたので、もしや?と、後ずさりしたのですが、カモシカ君と分かり一安心でした。
 南尾根登山道・山頂分岐からは、予定外の好判断で裸山まで足を延ばしてみました。裸山の裏側には南アルプスの絶景が広がっており、最高の景色を見ることができたので、結果良しだったような気がします。
 下山時には、南尾根登山道・山頂分岐付近で、少し登山道が分からなくなり、不安もよぎりましたが、何とか正規の道に戻ることができました。積雪は歩きにくいこともありますが、それ以上に広い山の中では、踏み跡も分からなくなり、リボン等の目印が少ない場合には注意が必要ですね。
 帰りには、少しまわり道をして、韮崎にある、わに塚の桜を見て帰りました。残念ながら青空ではありませんでしたが、ほぼ満開で、ボンヤリとではありますが背後には、八ヶ岳も顔を見せてくれていました。                 温泉に立ち寄り、人汗流していきたいところでは、ありましたが、今日のところは中央高速道路にて、そのまま帰宅しました。

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