5歳児&3歳児とゆく御岳山から日の出山【GW】
- GPS
- 04:34
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 258m
- 下り
- 805m
コースタイム
- 山行
- 4:00
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:34
天候 | とてもきれいに整備された道。さすが関東ふれあいの道である。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3歳の子供が歩いても大丈夫 |
その他周辺情報 | つるつる温泉 |
写真
感想
【山未経験の3歳児と行くなら…】
会社の後輩(ママ)に子連れ登山の話をしたところ、ぜひうちの子も! ということに。
まだ3歳のRくんは山歩き未経験、でも山に連れて行きたい、自然に触れ合わせたい、という。それなら……
ケーブルカーで御岳山→日の出山→つるつる温泉コースを組んでみる。これなら登り少し&くだり大盛り、幼少ボーイでも大丈夫じゃないかな。
しかも。ホリデー快速おくたま号に乗り、ケーブルカーに乗り、つるつる温泉青春号(SL型バス)に乗るという、鉄道男子ならたまらないだろう仕掛けつきである。
【GWの御岳山の混み方】
GW最中の5/4、御岳山はどれだけ混んでるのか。高尾山よりいくぶんマシだろうという予測をしていた。
新宿からホリデー快速おくたま6号で御嶽駅へ。新宿では席が埋まる程度だったものの、立川や拝島でハイカーがどんどん乗ってきて最終的には通勤電車並みに。さすがGW。
かなりの数のハイカーが御嶽で下車。出口が細い階段ひとつという小駅は完全にキャパオーバー、駅を出るまでに大渋滞である。
駅で子供たちのトイレを済ませてケーブル下へのバス乗り場へ……と、ここでもえらい行列が。乗り場から川のほうまで人が並んでいる。
西東京バスはこれに時刻関係なしのピストン運行で対応。20分ほど待つと乗ることができた。
席に座れないことをブーブー言う子供たちをなだめながらケーブルカー滝本駅へ。ものすごい角度で降りてくるケーブルカーを見て喜ぶ子供たち。
ここから徒歩で登るハイカーが多いようで、バスよりは行列が短い。どうやらこちらも時刻関係なしの連続運行、15分ほどで改札口へ。
パスモで通っても、記念乗車券を渡してもらえる。鉄道ラブな子供たちを連れた身としてはとてもありがたい。しかしあえなくケーブルカーの線路に落っことしてしまう我が息子であった。
【御岳山へはのんびりと】
ケーブルカー御岳山駅からは山道というよりきっちり整備された遊歩道。ゆるやかな下り道、やがて御師集落へ。こんな山奥に街がある、宿坊や講の施設が並んでる、その風情と歴史に想いを馳せていると男子2人は走り抜けて消えている。こらー!!
1000年生きているという神代杉には子供たちもびっくり。それはすてきですぜひのぼりましょう、というムードを出しているが、民家の敷地だし危ないし、というかそれは千年生きている神さまだから絶対やめて。
しょうゆこんにゃくを食べたり、おみやげ店のおもちゃに吸い寄せられたりしているとお宮のふもとに。長い階段があり、R君のママが絶望的な顔をしている。子供たちは階段のブロックに鬼?を見つけて盛り上がる。
最上部に行列ができており、階段の踊り場付近まで伸びている。どうやらお参りの行列。さすがゴールデンウイーク、神様も大変だ。並ばずに登り、遠巻きにお参り。まずは御岳山に登ったよ! ということでRくん初登頂おめでとう。
【日の出山へはすこし山道】
階段を降り、おみやげ店や飲食店のあいだの細い路地を抜けて日の出山へ。民家がなくなったあたりにウラシマソウがあった。50センチくらい、ものすごく長く伸びた芍が面白い。しかし子供たちに気を取られて写真を取り逃がす。
御岳山から日の出山までは、関東ふれあいの道ということで林道のようにきっちり整備された道、ゆるやかにずっと下り坂。気持ちよいトレッキングである。
ふと見るとR君がママに抱っこされている。あー疲れちゃったよね、3歳だもんね。でもママも大変だから降りてあげて……え、無理?だよねー。
思えばうちの息子が山を始めたのは5歳になってからである、3歳のR君にとってはたとえ下りでも大変だろう。このあたりから、ママに抱っこ→頑張って歩く、を繰り返していくことに。
R君並みに山ビギナーである彼のママが本当にしんどそうなのでかわりにR君を肩車してあげたところ「申し訳ないのですがおろしていただけませんか」みたいなことを頭上から小声でつぶやかれる。難しいね。
ふと見るとうちの息子がはるか先へと走り去っている。おまえはー!!
よく整った道と杉林、下草にはたくさんのマムシグサ。のんびり下っていくと道が分かれていて、ここから登りになる様子。ベンチがあったのでおにぎりランチに。たらこ、うめ、昆布と用意してきたもののうめ一択の我が息子。
ゆるやかな登り坂、ここまでくるとR君も頑張れるようになってきた。ゆっくり進んでいくと避難小屋があり、巻き道との分岐があってここから最後の階段。ちょっとだけ急だけれど、みんなで乗り切って、やった! 日の出山山頂!
日の出山からは東京方面が広く見渡せる。これはいい景色! と思っていたら、雲行きがあやしくなってきた。遠くの雨雲が地面までのびている。強い雨なのだろう、そんなの初めて見た。
【つるつる温泉へのくだりみち】
そして日の出山頂にも雨が。20人ほどいた人々は大きな東屋で雨宿り。
雨がやんだのを見計らって、下山開始。つるつる温泉方面へは急階段、みんなでゆっくり降りる。ついで長い階段、わが息子がどんどん進む。R君に山を教えるんでしょ、というとやっとスピードを緩める。
途中みんなでクロモ岩によじ登ったり、鍔掛岩からの景色を楽しんだりしたあと道は杉林の中に。息子とR君はふんだんにある杉の枝をあつめて煮炊きごっこをしている。
そうして林道にたどりつき、ほぼ登山終了。大きな道に出た時つるつる温泉と逆の方向に曲がってしまい余計な2キロほどを歩いたが、ヤギがいたので息子とR君はまんざらでもない様子だった。
つるつる温泉に入るやいなや、雷雨に。露天風呂に浸かっていたらかなり近いところに雷が落ちて、こらあかんと室内へ。天気のせいもあってかGWにしては客もそれほど多くなく、疲れをゆっくりいやすことができた。
最後はSL型バスの青春号で武蔵五日市へ。乗ってしまうとわりとふつうにバスなのでややテンションの下がった子供たちだけれど、きちんと最後まで山歩きをこなすことができた。そこそこ満足してくれたのだ、と信じたいところである。
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