記録ID: 1833166
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積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
北海道残雪期の旅①「羅臼岳」(南西ルンゼ)
2019年04月29日(月) [日帰り]


- GPS
- 07:49
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,505m
- 下り
- 925m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
知床横断道路を徒歩で登った。 (帰路は道中で会ったスキーヤーさんの車に乗せていただきました。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・この時期の知床横断道路は、日本一開通時間が短い道路。10:00〜15:30の間だけゲートが開きます。 ・雪の少なさが懸念されましたが、藪は登頂に支障をきたす程には出ていなく、適期でした。ただし二、三箇所の藪漕ぎゾーンがあり、山スキーをやるには邪魔な状態でしょう。 ・雪質もそれほど悪くなく、頂上近くの斜度40°〜45°のエリアも注意しつつ移動することが可能でした。下山時は緩んできたので、やや注意を払いました。 ★その他、詳細は写真コーナーの各コメントで説明します。 |
その他周辺情報 | ウトロ温泉「国民宿舎 桂田」 |
写真
太平洋フェリーさんふらわあ号深夜便にマイカーを乗船。首都圏の大洗港から苫小牧港への船旅。GWチャレンジ、5日連続残雪期登山と耐久ロングドライブが始まります。夜20:20下船。
苫小牧から夜通し7時間以上の運転。知床半島の先に辿り着きました。天気予報を見て、好天が条件となる羅臼岳を初日にトライするしかありませんでした。装備と体調をチェックし、歩き出します。夜明けが早い。
体力派のBCスキーヤーではなく、普通のハイカーである私です。車の通行止め解除時間を待っていては、タイムトライアルに急かされて急斜面で危険です。6:30に知床横断道路を徒歩で登り始めます。キタキツネがいました。
オホーツク海を振り返りながら、片道約10km、2時間半歩く。途中、パトロールカーの方に呼び止められて、行程を説明。開通時刻になると大量の車が飛ばしてくるから気をつけてね、と教えてくれました。
バックカントリーの人はこんな斜度をドロップしていくのですね。尊敬。たしかにスキーの速度ならば、車の開通時間内でタイムトライアルできるでしょう。この後、徒歩の3人パーティとすれ違いましたが、時間が足りたのでしょうか。
安心できるところまで下山成功。藪を抜けると途中で引き返すスキーヤーさんがいました。時間足りないのと、中腹まででは雪が少なすぎたとのこと。ご親切に、知床横断道路を車で乗せて行ってくれました。大感謝。
撮影機器:
感想
5日連続雪山登山の1日目。
本来の理想的スケジュールでは、大雪山まで運転して、ロープウェイ登山で足慣らしをする計画でした。
しかしながら、今日明日のみが天気安定との予報。
一念発起して、知床の先端までロングドライブ。確実に羅臼岳を狙う作戦に変更しました。
山スキーヤー憧れのGW期南西ルンゼ。
しかし、私には丘スキーも出来ません。
極めて厳しい交通規制による時間制限。
そのタイムトライアルに急かされては、徒歩のスピードでの登山は危険が高まってしまいます。
そこで、早朝から知床横断道路を徒歩で登ることにしました。
ヒグマ用スプレーを携行して。
帰りはヒッチハイクでも出来れば、なんて期待して。
下り坂とはいえ、1時間半かかるアスファルトを雪山ブーツで歩くのは辛いので。
計画通り、無事に登頂し、無事に下山することができました。急斜面に緊張するバリエーションルートでの登山でした。
達成感に浸る間もなく、残り4日間の全体的ビジョンを頭をフル回転させて再構成します。
明日は斜里岳。またしてもバリエーションルートです。
様々な準備確認をしつつ、道の駅に向かい就寝しました。
(その②斜里岳に続きます)
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