前穂高岳（夜行日帰り）

2019年05月03日(金) [日帰り]

• GPS: 09:09
• 距離: 14.0km
• 登り: 2,037m
• 下り: 2,022m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:24
• 休憩: 1:38
• 合計: 9:02

距離 14.0km 登り 2,039m 下り 2,037m

5:52 上高地バスターミナル
5:55 5:56 河童橋
6:09 岳沢湿原・岳沢登山口
6:39 6:44 7番標識
8:03 8:28 岳沢小屋
10:05 10:07 ダイレクトルンゼ出合
11:21 11:50 前穂高岳
12:17 ダイレクトルンゼ出合
12:53 13:24 岳沢小屋
14:09 14:10 7番標識
14:33 14:37 岳沢湿原・岳沢登山口
14:54 上高地バスターミナル

天候

晴れ

アクセス

夜行バス　さわやか信州号　3列シート（9400円）
バスタ22：25⇒上高地5：20
帰り
上高地⇒（バス）→新島々（2450円）⇒松本 あずさ32号（5850円）⇒　新宿
★15:15→16:20　　 16:43→17:13　　18:40-21:061

コース状況／危険箇所等

GWでたくさんの方が入山しており、トレース、踏み跡ありました。

写真

5/2 22:18

新宿バスタからさわやか信州号　上高地行きに乗り込む。
バスタには多くの登山客がいました。かつての新宿駅アルプス広場の光景を彷彿させる。

5/3 5:12

早朝5:10 上高地に到着。
次々とバス、タクシーがやってきます。
この時間帯はほとんど登山客がメイン。

5/3 5:52

身支度、帰りのバスの切符も購入して出発。
トイレ、切符売り場も混んでいました

5/3 5:55

河童橋から岳沢が見えます。
ほとんどの方が河童橋を渡らず涸沢方面に行きます。

5/3 5:59

河童橋を渡ったところにわかりやすい景観図があります。
なるほど・・・

5/3 5:59

目指す前穂が見えます。遠いっ！

5/3 5:59

ジャンダルム・ロバの耳・奥穂

5/3 6:08

岳沢湿原のウッドデッキからの六面山が立派です

5/3 6:10

明神池方面の散策路から岳沢への登山道に入ります。

5/3 6:16

すぐに雪道になりましたがチェーンスパイクは付けませんでした。（でも付けた方が良かったでしょう）

5/3 6:43

7番標識　ここから明神岳南西尾根へのバリコースが分岐します。
岳沢まで10区間の番号が振ってあります。
（上高地10→岳沢0）

5/3 6:59

河原に出て展望が開けてきました。

5/3 7:00

振り返ると上高地の裏に霞沢岳

5/3 7:06

奥穂の岩稜が迫ってきます

5/3 7:45

天狗のコル〜コブの頭
天狗沢からのデブリが凄い

5/3 7:45

コブ尾根

5/3 7:45

吊り尾根を正面に見ながら岳沢に登っていきます。

5/3 8:01

岳沢到着

5/3 8:02

小屋から天狗の頭が見えます
ここで休憩。アイゼン、ピッケル、メットを装着しました。

5/3 8:16

天狗の頭の右の突起は「コテング」と言われると小屋の方に教えていただきました。

5/3 8:27

積雪期限定！奥明神沢に向け出発

5/3 8:32

岳沢大滝方面の雪渓を横切ります

5/3 8:27

まだ日が当たっていない奥明神沢を登っている人が見えます。

5/3 8:32

左の尾根が重太郎新道でしょうか

5/3 8:54

デブリの中を登っていきます

5/3 9:46

右のシャフトの長さが調整できるピッケル「飛鳥スペシャル」はストック兼用で威力を発揮

5/3 9:50

中間部も結構急斜面でした。

5/3 9:54

振り返ると西穂が低くなっています

5/3 10:02

左の山頂直下に突き上げる前穂ダイレクトルンゼを登ります。

5/3 10:11

右の奥明神沢にもトレースが付いていますがダイレクトルンゼに比べると遠回りですね。

5/3 10:24

ダイレクトルンゼのノド
このあたり一番傾斜がきつかったのではないでしょうか。足首が痛い。日が当たり雪も腐ってきました。

5/3 10:33

明神岳1・2・3峰

5/3 10:33

乗鞍岳の左奥に御嶽山が見えます

5/3 11:01

山頂直下
スタカットで登っているグループもいました。

5/3 11:26

前穂高岳　山頂到着

5/3 11:26

360度の展望です
奥穂高岳・涸沢岳

5/3 11:28

西穂高岳〜奥穂高岳
歩いてみたい稜線

5/3 11:28

西穂高岳・赤岩岳・間ノ岳・天狗の頭

5/3 11:34

ジャンダルム・ロバの耳

5/3 11:30

涸沢岳・北穂高岳・槍ヶ岳

5/3 11:30

槍ヶ岳

5/3 11:29

大天井岳〜常念岳

5/3 11:30

北穂高岳の下に涸沢

5/3 11:30

眼下に涸沢テント村が見えます。
今年はテントが少ないと山頂にいた女性の方が言っていました。

5/3 11:30

槍ヶ岳の右奥は後立山（針ノ木岳〜鹿島槍ヶ岳）

5/3 11:35

霞沢岳と焼岳の奥に
御嶽山・乗鞍岳

5/3 11:43

3090mと記された標識は雪の下でしょうか・・

5/3 12:10

帰路は雪が腐って足元が崩れやすくなってきました。
ザイルワークをしているグループの脇を慎重に降ります。

5/3 12:17

奥明神沢との出会いまで下りてきました

5/3 12:17

ダイレクトルンゼを振り返る

5/3 12:17

奥明神沢を一気に下ります

5/3 12:39

緩斜面になった所で秘密兵器をリュックから取り出しました

5/3 12:41

ヒップそりで滑ってみました。腐った雪でもよく滑ります。
もっと上から使えばよかったかも・・・
アイゼンとピッケルでスピード調節

5/3 12:53

岳沢小屋到着
ここで昼食、チェーンスパイクに履き替え

5/3 13:31

GW後半戦テントも朝より増えています。
大学時代GWに岳沢にテントを張った頃はもっと広範囲に自由に張っていた気がします。

5/3 13:39

岳沢を後に下山
天狗沢・コブ沢からのデブリの跡が凄まじい

5/3 14:34

岳沢湿原まで降りてきました。
大勢の登山と途中すれ違いました。軽装の外国人もかなりいましたが本日の岳沢は大賑わいでしょう。

5/3 14:47

河童橋から岳沢を見納め。

5/3 15:09

予定のバスより2本前に変更して乗車

5/3 17:25

松本に早く着いたけど予約前の特急は満席で時間つぶしに駅横の白木屋で一杯のつもりが・・・

5/3 17:37

結構がっつり飲んでしまいました。(*_*)

5/3 18:35

疲れと酔いも回り千鳥足であずさに乗り込みました。(-_-)zzz

撮影機器：

COOLPIX S9900 NIKON

感想

nobureko

今年のGWは10連休と巷では話題だが、連休も取れない自分もせめてバカンス気分を味わおうと夜行バスで早朝の上高地へ。GWの岳沢は大学以来35年ぶり。当時の自分は何を考えてここにきていたのだろうか、今の自分はこれで良かったのだろか・・・など少々ノスタルジックな回想をしながら岳沢へ。奥明神沢から山頂直下に突き上げるダイレクトルンゼへのトレースをたどり前穂高岳へ登ることが出来た。残雪期の北アルプスに囲まれる大展望圧倒されたが、日帰りで帰京とはなんとも勿体ない山旅。学生時代北アルプスを日帰りするとは思いもよらなかったが、登れぬよりは良しではなかろうか。