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Yamareco

記録ID: 1838420
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大台ケ原・大杉谷・高見山

ぐるっと大台ヶ原山

2019年04月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:19
距離
7.8km
登り
482m
下り
498m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:27
休憩
0:52
合計
3:19
12:56
13:00
5
13:05
13:12
4
13:16
13:19
26
13:45
13:49
7
13:56
13:56
4
14:00
14:00
9
14:09
14:15
2
14:17
14:17
8
14:25
14:44
7
14:51
14:51
24
15:15
15:24
27
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道169号から登山口駐車場までの区間は県道に指定されているが実態は険道であり、急カーブ・急勾配・離合困難箇所が続くき運転に注意を要する。「登山口までが核心部」というやつの典型だ。
コース状況/
危険箇所等
コース上に危険箇所はないが大蛇瑤隆箴譴危険といえば危険。丈夫な柵で転落防止対策はされているが間違いがあればいつでも崖下に転落できる感じ。現地ではガイドさんが降雨時は先端まで行けないと言っていた。
その他周辺情報 登山バッチは駐車場の土産物店にて販売。
本日2座目のため、午後になってからの出発。
あまり褒められた話ではないね。
本日2座目のため、午後になってからの出発。
あまり褒められた話ではないね。
林床に笹が生い茂る穏やかな風景。
でもこれが視界の悪い日の道迷いを誘発させるらしい。行方不明者が度々出るようだ。
林床に笹が生い茂る穏やかな風景。
でもこれが視界の悪い日の道迷いを誘発させるらしい。行方不明者が度々出るようだ。
整備された遊歩道。
整備された遊歩道。
道はあくまでゆったりと登っていく。
ハイキングコースに最適。
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道はあくまでゆったりと登っていく。
ハイキングコースに最適。
間もなく稜線へ出る。ここで道が二手に分かれる。
間もなく稜線へ出る。ここで道が二手に分かれる。
左へ進むと大台ケ原最高峰の日出ヶ岳へ。
左へ進むと大台ケ原最高峰の日出ヶ岳へ。
植生保護のための木道が作られている。
植生保護のための木道が作られている。
山頂には展望台がある。見晴らしの良い山頂なのだから展望台など作らなくても…と思ったのだが、どうやら避難小屋の役割も兼ねているようだ。
山頂には展望台がある。見晴らしの良い山頂なのだから展望台など作らなくても…と思ったのだが、どうやら避難小屋の役割も兼ねているようだ。
眼下に広がるのは熊野灘。
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眼下に広がるのは熊野灘。
内陸の山の印象だが、意外と海が近かった。
内陸の山の印象だが、意外と海が近かった。
遊歩道が続いているのが見える。このあと、我々もあの道をたどっていく。
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遊歩道が続いているのが見える。このあと、我々もあの道をたどっていく。
ギザギザの険しそうな稜線が見えるが、土地勘がないので山の名はわからない…。
ギザギザの険しそうな稜線が見えるが、土地勘がないので山の名はわからない…。
「日出ヶ岳」という山名標はなかったように思う。代わりに三角点の前で記念撮影。
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「日出ヶ岳」という山名標はなかったように思う。代わりに三角点の前で記念撮影。
山頂を堪能したので周回路へ戻る。
山頂を堪能したので周回路へ戻る。
隣の小ピーク。正木峠。
隣の小ピーク。正木峠。
日出ヶ岳を振り返る。
日出ヶ岳を振り返る。
立ち枯れの木と一面の笹原。
立ち枯れの木と一面の笹原。
こういう荒涼とした風景が大台ケ原の特徴だと思っていたが、実は違うらしい。
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こういう荒涼とした風景が大台ケ原の特徴だと思っていたが、実は違うらしい。
こんな風景になったのは今からたかだか50年くらい前。伊勢湾台風で発生した倒木を木材として搬出してしまった後の出来事だそう。
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こんな風景になったのは今からたかだか50年くらい前。伊勢湾台風で発生した倒木を木材として搬出してしまった後の出来事だそう。
倒木を搬出したことにより林床が乾いてしまい、苔が後退、幼木が育たなくなり森林の更新がされなくなったのだという。
倒木を搬出したことにより林床が乾いてしまい、苔が後退、幼木が育たなくなり森林の更新がされなくなったのだという。
人間自ら伐採したわけではないが、倒木を搬出しただけでも大きな影響が出る。自然界のバランスは難しいものだ。
人間自ら伐採したわけではないが、倒木を搬出しただけでも大きな影響が出る。自然界のバランスは難しいものだ。
このあたりは幾分昔日の面影を残しているのだろうか。
このあたりは幾分昔日の面影を残しているのだろうか。
正木ヶ原。
このあたりもかつては鬱蒼とした苔むす森林だったと言われても、ちょっとピンとこない。
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このあたりもかつては鬱蒼とした苔むす森林だったと言われても、ちょっとピンとこない。
しばし代わり映えのしない風景が続く。
しばし代わり映えのしない風景が続く。
なんだか天気が怪しくなってきたなぁ。
なんだか天気が怪しくなってきたなぁ。
牛石ヶ原に到着。大きな石が一個、草原に寝そべっているがアレを牛になぞらえているのだろうか。
牛石ヶ原に到着。大きな石が一個、草原に寝そべっているがアレを牛になぞらえているのだろうか。
神武天皇像。
神話や歴史が山を色濃く彩っている。
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神武天皇像。
神話や歴史が山を色濃く彩っている。
さて、ここまでわりと淡々と来たが、いよいよ大蛇瑤砲笋辰討泙い蠅泙靴拭次スリルがある岩場とのこと。
さて、ここまでわりと淡々と来たが、いよいよ大蛇瑤砲笋辰討泙い蠅泙靴拭次スリルがある岩場とのこと。
コースを少し外れて下っていく。
コースを少し外れて下っていく。
なんだか混雑している…。前方からキャーキャー騒ぐ声が聞こえてくる。たぶんスリルを楽しんでいるのだろう。
なんだか混雑している…。前方からキャーキャー騒ぐ声が聞こえてくる。たぶんスリルを楽しんでいるのだろう。
待ち時間の間、まわりの風景を楽しむ。
大絶壁があったり…
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待ち時間の間、まわりの風景を楽しむ。
大絶壁があったり…
滝がかかっているのを眺めたり…と、案外退屈しない。
景色が良いのはいいことだ。
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滝がかかっているのを眺めたり…と、案外退屈しない。
景色が良いのはいいことだ。
我々の順番が回ってきたので、大蛇瑤寮菽爾悄
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我々の順番が回ってきたので、大蛇瑤寮菽爾悄
ほい!
…岩場怖いと言っていたツートンも成長したもんだ…。
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ほい!
…岩場怖いと言っていたツートンも成長したもんだ…。
わいもやってみた。
足が上がらん…。
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わいもやってみた。
足が上がらん…。
なにせ足元はふか〜い谷。
股ぐらがすーすーするわ。
なにせ足元はふか〜い谷。
股ぐらがすーすーするわ。
…さて、帰りますか。
…さて、帰りますか。
大蛇瑤ら登山口へ戻るにはシオカラ谷という谷を通過するのだが、これが急峻なのだとか。注意看板まで出ている始末。
大蛇瑤ら登山口へ戻るにはシオカラ谷という谷を通過するのだが、これが急峻なのだとか。注意看板まで出ている始末。
確かに道は谷底を目指してガンガン下っていく。
確かに道は谷底を目指してガンガン下っていく。
登山者が少なくなるからなのか野生動物の姿も。
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登山者が少なくなるからなのか野生動物の姿も。
しかも強気だ。人間のことなど気にもしないかのような態度である。おもいっきりメンチ切ってきたぞ、こいつ。
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しかも強気だ。人間のことなど気にもしないかのような態度である。おもいっきりメンチ切ってきたぞ、こいつ。
ぐんぐん下る。対岸の山がどんどん高くなる。また登らなきゃならんのになぁ。
ぐんぐん下る。対岸の山がどんどん高くなる。また登らなきゃならんのになぁ。
ようやく谷底へ。
ようやく谷底へ。
立派な吊橋が架かっている。これなら多少増水しても渡河不能ということはないだろう。
立派な吊橋が架かっている。これなら多少増水しても渡河不能ということはないだろう。
シオカラ谷上流。
シオカラ谷上流。
同じく下流。
谷を渡ったら、今度は登りだ。
今日の行程で一番キツイ場所だった。
谷を渡ったら、今度は登りだ。
今日の行程で一番キツイ場所だった。
まだまだ登る。
20分ほど登り続けると、ようやく平穏な「大台ケ原」が戻ってきた。
20分ほど登り続けると、ようやく平穏な「大台ケ原」が戻ってきた。
建物が見えてきた。駐車場も近そうだ。
建物が見えてきた。駐車場も近そうだ。
周回コースをたどって駐車場に戻ってきた。
お疲れ様でしたー。
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周回コースをたどって駐車場に戻ってきた。
お疲れ様でしたー。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ

感想

遠征2座目は大台ケ原山。百名山の一座だ。
今回は初めての山域ということで安全策をとって最高峰付近を周回するコースを歩くことにした。アップダウンも少なめで山行時間も3時間程度とお気楽ハイキングコースである。
ビジターセンターから最高峰の日出ヶ岳まで、さらにそこから正木峠を経て大蛇瑤隆箴譴泙任老攸の観光客から小さな子供を連れた家族などなど、いろいろな年代やカテゴリーの人たちが思い思いに散策を楽しんでいた。危険箇所もなく道幅も広いのでのんびり散策を楽しむには良いコースである。
しかし、大蛇瑤らシオカラ谷を経て戻るコースは一転してわりと本気な登山道となるため注意が必要だ。この日もツアーで訪れていた団体が大蛇瑤ら隊を2つに分けて自身がない人はシオカラ谷を回避していたようだ。
それを目の当たりにした我々、そこまでしなきゃならんくらい険しいの?と戦々恐々であったが、実際歩いてみるとそれほどでもなかった。アレは登山ツアーじゃなくて観光ツアーだったのだな、きっと。
終始のんびり歩ける良コースだったが少し物足りなくもあった。大台ケ原の魅力はその深い谷にある…という話も聞いた。実際、深田久弥が何度か足を運んだのは、その谷を歩くためだったようでもある。山頂近くの平野を歩いただけでは大台ケ原は語れないということか。今度再訪することがあったら大杉谷などの渓谷のコースを歩いてみようと思う。

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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