鬼怒沼へスノーシューで快適登山
- GPS
- 27:59
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,486m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 1:58
- 合計
- 8:22
天候 | おおむね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
オロオソロシノ滝展望台から標高1900m付近までは急な登りと積雪により断続的に危険 |
その他周辺情報 | 八丁の湯に宿泊しての山歩き |
写真
感想
以前から行きたい行きたいと、思っていた奥鬼怒温泉郷。それにプラスして鬼怒沼山への登山。行くまで残雪の事が気になっていたが、なかなか情報が少なく装備をどうしてよいのか分からず・・・スノーシュー持参で現地入り。
夫婦淵駐車場から歩き出す。奥鬼怒林道を見るとはるか上の方を通っているではないか!もしかして、あの高さまで登るの?と、不安になりながら登山口に着くと急な階段が待っていた。やっぱりこれかよ!と、思いながらも恐る恐る階段を上り、その後急な坂を上る。しかし急な場所は、ここだけで一安心。あとは川沿いに平らなハイキングコースだ!案内にあった通り、ゆっくり歩いて1時間半程で八丁の湯に到着。ちょうどチェックインをしている時に鬼怒沼方面に行った方々が帰ってきて、雪が多くて1700m位までしか行けなかったと言う。明日の登山が、少し不安になるが、初日はここでゆっくりして明日の登頂に備える。
八丁の湯に来たのは初めてだったが、温泉が気持ちよかった。湯の花がプカプカしていかにも「温泉入っているぜー」という気分。宿ではテレビの撮影があるとのことでドタバタしているようだった。
次の朝、鬼怒沼方面に向け出発、登山者の姿は全く見られない。加仁湯を通過して日光澤温泉が登山ポストのある登山口になっていた。登山カードに記入をして入山。橋を渡り少しの間沢に沿って進んく、やがて少しずつ深い森の中へ入って行くと、樹林帯の急登。息が上がってきた頃に「オロオソロシノ滝展望台」に着き、ここで一休み。滝の方から吹いてくる風が心地よい。
展望台を出発し、相変わらずの急登。徐々に雪の量が増えてきて斜面も急になり、危険を感じてきた。この先は危ないよ〜と、相方には引き返してもらい一人で進む事にする。しばらく登り、白根山が見えてきた辺りで急に道は平らになった。ここからはスノーシューの出番である。スノーシューを装着して歩き出すと、夏道より平らで歩きやすいせいかペースが上がる。周囲は無音、静寂の中歩いていると時間の経過も感じられないうちに鬼怒沼に到着していた。ここまではピンクのリボンが確実にあって分かりやすかった。
鬼怒沼は、まだ積雪があってどこが道だか分からずに、雪の上を適当に歩くような状況。周りには木々が無いため景色が最高!特に目の前にそびえ立つ燧ケ岳は雄大だ。
避難小屋で休めそうならば昼食にでもしようと思ったが、雪に埋もれて入ることはできない。仕方なく鬼怒沼山頂を目指す事にしたが、ピンクリボンは雪の中の様だった。ここからはGPSを確認しながらの山登りとなった。緩やかに少しずつ登って行くと、右手に川俣湖が見え正面に鬼怒沼山山頂が現れた。山頂直下は急登なので、慎重に登り口を何処にするか探していく。左手から巻いて登れば行けそう、それでも結構な急な坂だ。山頂は雪がもっこりして、人一人が居られる程度の広さ、標識も足元にある。風もなく穏やかな山頂で一人昼食を取る。宿泊した八丁の湯で作ってもらったお弁当はとてもおいしく感じられた。気持ち良くマッタリしすぎて、小一時間はいただろ、急いで下山する。
下山には鬼怒沼は経由しないで樹林帯の中を一直線に下って行く。急坂になる少し手前で自分の踏み跡を発見し、スノーシューを装着したポイントで同じく脱着して急坂を下りはじめる。登るときには硬かった雪も下山の時には壺足だらけ。雨も降り始めて最悪な状況になってきたが、何とか澤温泉までたどり着けホッとした。八丁の湯を過ぎ川沿いを歩いていると、テレビのカメラマンが「歩いているところを撮影させてくれ」と、どうやら昨日、宿で撮影していた番組の関係者の様だ。
そんなこともありながら夫婦淵の駐車場に着く頃には、土砂降りの雨となり、少し濡れた程度でゴールすることが出来た。
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