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記録ID: 184418
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ハイキング
奥多摩・高尾

陣馬山

2012年04月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:00
距離
13.3km
登り
918m
下り
907m

コースタイム

藤野駅   07:40
陣馬登山口 08:05
栃谷登山口 08:25
陣馬山   09:40-10:05
陣馬登山口 11:10
藤野駅   11:40
天候 曇り(ガスガスで頂上では雨も)
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
(行き)
JR中央線 藤野駅
(帰り)
JR中央線 藤野駅
コース状況/
危険箇所等
●栃谷尾根登山道(登り)
 標高400m台の栃谷集落までは車道歩きで、その後も集落上部にある畑地や墓地の間を抜けて行くうちは、コンクリート舗装の道でした。
 山道に変わるのは、標高500mを超えてからとなります。
 栃谷尾根はずっと植林が続き、しばらくは傾斜の緩やかな、直線的な登山道です。途中で通過する620mピークの前後には、巻き道もありました(前後の分岐点には道標あり)。
 頂上まで0.9kmを示す道標を過ぎると、やや傾斜が増して、道はジグザグを描くようになります。そして頂上直下では木段道となりました。
 全般を通して良く整備されており、問題となる箇所の全くない歩きやすい道でした。
 なお、栃谷集落の手前にある栃谷園地休憩所は、この日の08:35頃は施錠されていて、休憩室のある建物内には入れませんでした(トイレは利用可でした)。

●一ノ尾根登山道(下り)
 頂上直下は木段道が続きますが、和田への最初の分岐を見送って以降は、緩やかな傾斜の歩きやすい道がほとんどとなります。
 膝などへの衝撃が少なくて快適に下れましたし、登りであれば体力への負担が軽くてすみそうに思われます。
 また栃谷尾根とは違って自然林が見られる区間も多く、落合集落上部の標高250m付近までずっと山道のままで下れるので、気持ち良く歩ける登山道だと思います。

●ちょっとだけ歩いた、陣馬山から高尾方面への縦走路
 陣馬山から下り始めてすぐに、ぬかるみの酷い箇所が出現します。
 非防水のトレランシューズを履いていたこともあり、先々が心配になったため、いくらも進まないうちにコース変更を決断して引き返しました。
 しばらくぐずついた天気が続いていた上に、ハイカーの多いコースなので、水が溜まるような箇所はどうしても荒れやすいんでしょうね。
藤野駅には先月にも来たばかりですが、駅舎の改築工事が始まっていて、改札口の位置が変わっていました。
2012年04月21日 07:39撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 7:39
藤野駅には先月にも来たばかりですが、駅舎の改築工事が始まっていて、改札口の位置が変わっていました。
駅から25分ほどで、この陣馬登山口。ここまではバスで来ることもできますが、本数は1時間に1本あるかないか。
2012年04月21日 08:04撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 8:04
駅から25分ほどで、この陣馬登山口。ここまではバスで来ることもできますが、本数は1時間に1本あるかないか。
途中にぽつんと1軒だけ建っていた民家。庭先などにさまざまな花が咲いていて、山里の春を感じる風景でした。
2012年04月21日 08:19撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
1
4/21 8:19
途中にぽつんと1軒だけ建っていた民家。庭先などにさまざまな花が咲いていて、山里の春を感じる風景でした。
栃谷尾根の登山口でも、1本だけ立っていたサクラが満開となっていました。
2012年04月21日 08:25撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 8:25
栃谷尾根の登山口でも、1本だけ立っていたサクラが満開となっていました。
栃谷集落の手前には休憩所がありましたが、施錠されていて入れず。でもトイレは有り難く使わせて頂きました。
2012年04月21日 08:37撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 8:37
栃谷集落の手前には休憩所がありましたが、施錠されていて入れず。でもトイレは有り難く使わせて頂きました。
集落を過ぎても、畑地や墓地が広がる中に、コンクリート舗装された道が続きます。
2012年04月21日 08:47撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 8:47
集落を過ぎても、畑地や墓地が広がる中に、コンクリート舗装された道が続きます。
標高500mを過ぎて、ようやく登山道に入ります。栃谷尾根は、ほぼずっと植林地が続いていました。
2012年04月21日 08:54撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 8:54
標高500mを過ぎて、ようやく登山道に入ります。栃谷尾根は、ほぼずっと植林地が続いていました。
少し登っただけで、早くもガスに巻かれてしまいます。時々雨粒も落ちてきて、湿った登山道が滑りやすかったです。
2012年04月21日 08:59撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 8:59
少し登っただけで、早くもガスに巻かれてしまいます。時々雨粒も落ちてきて、湿った登山道が滑りやすかったです。
しばらく直線的な道で緩やかに登ってきましたが、頂上まで0.9kmの道標からはジグザグ道に変わり、最後は木段になります。
2012年04月21日 09:28撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 9:28
しばらく直線的な道で緩やかに登ってきましたが、頂上まで0.9kmの道標からはジグザグ道に変わり、最後は木段になります。
そんな調子でしたから、頂上ももちろんガスの中です。
2012年04月21日 09:40撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/21 9:40
そんな調子でしたから、頂上ももちろんガスの中です。
白馬像を写しても、なんかパッとしません。
2012年04月21日 09:49撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 9:49
白馬像を写しても、なんかパッとしません。
周囲もこんな状況で、下山を始める登山者を見送ると、たちまちガスの中に消えていきます。
2012年04月21日 09:55撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 9:55
周囲もこんな状況で、下山を始める登山者を見送ると、たちまちガスの中に消えていきます。
一ノ尾根は、登山道が湿っていたのは下り始めだけ。すぐに雨の影響を全く感じない様子に変わりました。
2012年04月21日 10:24撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 10:24
一ノ尾根は、登山道が湿っていたのは下り始めだけ。すぐに雨の影響を全く感じない様子に変わりました。
まだ木々の芽吹きは浅くて、新緑はもう少し先になりそう。
2012年04月21日 10:30撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 10:30
まだ木々の芽吹きは浅くて、新緑はもう少し先になりそう。
車道が迎えてくれる手前の広場では、何本かの大きなサクラが見事に満開となっていました。
2012年04月21日 10:59撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 10:59
車道が迎えてくれる手前の広場では、何本かの大きなサクラが見事に満開となっていました。
2012年04月21日 10:58撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 10:58
2012年04月21日 10:59撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 10:59
落合集落の中に入ると、民家の庭先ではツツジが咲き誇っていました。
2012年04月21日 11:01撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/21 11:01
落合集落の中に入ると、民家の庭先ではツツジが咲き誇っていました。
道端では、ハナモモのピンク色も鮮やかだったです。
2012年04月21日 11:08撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/21 11:08
道端では、ハナモモのピンク色も鮮やかだったです。
こちらのハナモモは、1本の幹から、白とピンクの2色の花を付けているように見えました。
2012年04月21日 11:09撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
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4/21 11:09
こちらのハナモモは、1本の幹から、白とピンクの2色の花を付けているように見えました。
最後は時々薄日が差すようになりましたが、振り返ってみると、山は相変わらずガスの中でした。
2012年04月21日 11:31撮影 by  FinePix Z300 , FUJIFILM
4/21 11:31
最後は時々薄日が差すようになりましたが、振り返ってみると、山は相変わらずガスの中でした。
撮影機器:

感想

今回が5度目となる陣馬山は、これまで歩いたことのなかった栃谷尾根を登ることにしました。
しかし、天気予報はそう悪い内容ではなかったはずなのに、登り始めから早くもガスの中に入り、ついに頂上目前では雨に降られてしまいます。

当初はその後、陣馬・高尾縦走路を明王峠まで進み、そこから矢ノ音やイタドリ沢ノ頭といったピークを経由して下山する予定でした。
一旦はその通りに歩き始めたのですが、縦走路に入った途端に雨脚が強まります。そういえば、予報では東に行くほど降水確率が高かったのです。
しかも登山道の泥濘が半端ではなく、シューズが防水でなかったことから、すぐに前進をためらう状況に陥ってしまいました。

そこで、西に行くほど降水確率の低かった天気予報を思い出して、下山方向を正反対の西に変えてみました。
一ノ尾根に転進すると、計画変更の効果はてきめんでした。すぐに雨が止んだばかりか、ガスさえもスッキリと晴れたのです。
さらに、登山道には湿り気すらほとんど見られなくなって、なんと好天の時と同じように歩けてしまいます。

コースを短縮したという点で消化不良気味の印象もあり、駅に着いてもまだ午前中という物足りなさはありましたが、期待以上の劇的な変化にすこぶる快適に下ることができて、これはこれで良かったかなと思っています。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2012_04_06/mt2012_04_06.html#20120421

写真主体のブログ版 (使用写真はヤマレコと同一です)
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2012-04-21

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