イワウチワ(とヒカゲツツジ)@坪山
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- GPS
- 05:30
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 633m
- 下り
- 645m
コースタイム
天候 | 曇り、時々薄日 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
http://www.yamanashibus.com/noriai_hiking.htm JR上野原駅〜八ツ田 平日08:28のみ 土日休日08:08、08:28、10:25 学校前(びりゅう館最寄のバス停)〜上野原駅 平日16:26のみ(上記サイトには記載なし) 土日休日14:43、15:51、17:01 土日休日に16時台の便があるかどうかは不明 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<バスについて> 上野原駅前のバスターミナルは狭いためか無法地帯です。 特に朝は各学校(高校や大学)に行くバスが入れ替わり立ち替わり、学生も大量にバスを待っている状況です。 今はシーズンのためか、バス会社の人が登山客のみ列を作らせて整理してくださっていました。 この日は平日にもかかわらず坪山行きの登山客が70人以上もいたため、飯尾行きのバスに増便が出ました。(定時の10分後) 坪山登山の場合、飯尾行きにて八ツ田BSか御獄神社BSで下車。 御獄神社BSの方が東西コース分岐には近いですが、トイレのある八ツ田で下車する方が多いそうです。 平日の場合、帰りの「学校前BS」(びりゅう館最寄のバス停)→上野原駅の定期便は16:26の1本のみ。 ただし、状況によっては増便をランダムに出すようです。 25日は14:20と15:45にBSではなく、びりゅう館の駐車場から直接出るバスが増便されました。 あくまでも状況によるため、当日の朝でも出るかどうかはわからないそうです。(びりゅう館の方談) ちなみに私が朝上野原駅でバス会社の人に聞いたときは、増便が出るとしても16:26に複数台出すと言われました。 <道の状況> 西コース 一番花が多いとのことで、人気があります。 前半は滑りやすい黒土で、特に最初の橋はよく滑ります。 途中からはヤセ尾根の急登で、なおかつ足元までイワウチワやイワカガミの葉がありますので、すれ違いや写真撮影には十分な注意が必要かと思います。 頂上直前の急登はダブルストックだとかなり邪魔になりました。シングルストック+設置ロープか、ロープのみが登りやすいかも。 びりゅう館コース 前半は林の中のヤセ尾根歩きで、特に西側がかなり切れ落ちています。つまづかないよう注意。アップダウンは見た目ほどきつくありません。 間違って入り込みやすそうな尾根があるところには標識で誘導があります。 阿寺沢への分岐は通行止めになっていました。(びりゅう館一択) 分岐から下は広い急斜面をジグザグに下って行きます。ここが非常によく滑ります。…こけました。 |
写真
感想
川苔山の真名井北稜に行こうと計画書まで作ったのですが、前日の夜になっ急遽方向転換。
それまでノーマークだった坪山に、イワウチワ目的で行ってきました。
…鉄五郎尾根行きそびれてイワウチワ熱が治まっていなかったんです…。
何せ坪山の存在を知ったのが前日夜だったので、交通やコースなどを把握するのに手間取ってしまい、結局睡眠2時間で出発。
上野原の駅前に降りたとたん、そのカオスぶりにちょっとびっくり。
平日にもかかわらず坪山目当ての人で増便が出ました。1台に47席あるので、全部で70人くらいいたと思います。
この前の週の平日に行かれた人の記録では、同じバスで20人くらいだったとのことなので、異常な混みよう。
事前の週間天気予報ではこの日(水曜)だけ晴れだったから、平日グループ登山の方が集中してしまったのかも?
結局晴れは1日前倒しになってしまってこの日は曇りだったのですが…。
上野原からのバスは、芽吹いたばかりの浅い緑の中にヤマザクラが点在するすばらしい道のりを進みます。
にもかかわらず、前日の睡眠不足で私は熟睡状態。ちょっともったいなかったなあ。
ゆっくり花を見たいので、同じバスで到着した方々のほぼ最後に出発。
途中で全員に抜いていただき、花を写しながらのんびりと登りました。
ただ風がかなり強くてイワウチワもヒカゲツツジも首振りまくり。ほとんどがぶれぶれに…。
まあ、目で堪能したからいいか。
山頂は激混みとの情報だったので、頂上前のヒカゲツツジが多いところでお昼にしようと思っていたのですが、やはり考えることは皆同じ。
最後の広場的なところは満員御礼で、狭い登山道に腰を落ち着ける訳にもいかず、結局頂上まで登ってしまいました。
(ちなみに西コースはほとんどがヤセ尾根の急登ですが、広場的なところが3ヶ所くらいあります。どこもヒカゲツツジに囲まれた雰囲気のいいところなので、時間に余裕があるなら2つ目くらいでお昼にしてもいいかも)
頂上はやっぱり混み混み。
そりゃあ、マイカー組も含めて100人以上は入山していて、同じルートをほぼ同じ時間で辿っているのだから当たり前ですね。
それでも時差登山が効いたのか、ランチを終える頃には数人のみになっていました。
頂上からは晴れていれば富士山も見えるとのことで楽しみにしていたのですが、残念ながら展望はほとんどナシ。
下山はびりゅう館コースで。
多少のアップダウンもありますが、点在するヒカゲツツジや無彩色の森の中に明るく火を灯すようなミツバツツジに背中を押され、両側の開けた尾根道をぐんぐん歩いていくのはかなり気持ちがよかったです。
これでもう少し芽吹きが進んでいて天気も晴れていたら、本当、最高だっただろうなあ。
潅木の枝が結構登山道に迫っているので、夏はちょっと藪漕ぎ状態になってしまうかもだけど。
びりゅう館から上野原までのバスは16時26分の1本のみと聞いていたので、尾根を外れたあたりで時間調整のためペースダウン。
にもかかわらず、15時前には到着してしまいました。
で、ふとびりゅう館のガラス戸を見ると「本日臨時便14:20」
えー。
ちょっとショックでしたが、まあこの周りも結構雰囲気いいし、とのんびりハンモックにゆられていたら、また臨時便が。
びりゅう館の人も知らなかったらしく、急いで走ってきて出発時間を確認していました。
ハンモックが大好物なので、もうちょっとゆられていたい。
でもって、お茶くらい沸かしたい気がする。
と、見送るかどうか迷いましたが、結局15:45に出発したその臨時便で上野原に戻りました。
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目的だったイワウチワ。
見れたことだけでうひょー♪ではありましたが、数年前に登った方の記録で見て期待していたほどには数がなかったのがちょっと残念。
今年が少ないのか、それともやはりここも年々株が減っているのでしょうか…TT
登山道が狭いので、すれ違いや追い越しなどで花のついていない路肩の葉が踏まれてしまったのかも。
群落の中に新しい踏み跡が出来たりしているところもありましたしね。
どんなに気をつけていても、入山する限り、やはり自分も花や道にとってはインパクトには違いありません。
だからこそ少しでもローインパクトになるよう心がけようと思います。
25日の時点ではイワウチワは終わりかけ。花色は白く、つぼみはほとんど見ませんでした。
ヒカゲツツジやミツバツツジは標高によって差はありますが、上の方ではまだつぼみもあり、しばらく楽しめると思います。
もう少ししたらイワカガミとのコラボもありそうです。
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