白馬岳
- GPS
- 07:59
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,736m
- 下り
- 1,732m
コースタイム
天候 | 晴れ 山頂ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
猿倉荘からしばらくシートラで歩き、白馬鑓ヶ岳との分岐を過ぎたところから雪がつながりだすのでスキーハイク。長走沢を横切る箇所は雪がなく渡渉した。水量が多く、水流もそこそこ強いので慎重に渡る。登りは高巻したが、帰りは濡れてもいいので飛び石で通過。一週間前は白馬鑓ヶ岳の分岐から鑓方面にも雪は多くシールハイク出来たそうだけど今回は全く雪がない。翌週にはさらに雪解けが進みそうだ。 白馬尻小屋からは雪は豊富にある。しばらくはデブリによるデコボコがひどいので滑降時は右岸からトラバース気味に避けた。大雪渓の岩室より手前からクトーをつけてハイクアップ。ハイクアップ時右岸の杓子岳方面から溶けた雪が流れて小規模な雪崩になることもあった。滑降時は雪が緩み、急斜面で新雪の部分はスキーカットするとスラフが大量に落ちた。 白馬山荘から上は雪が切れツボ足にて山頂へ向かう。一部雪はあるが、アイゼンをつけるほどの固さや傾斜ではないので問題ない。白馬山荘から岩室付近までは快適なザラメ、そこから下はストップ雪も交じり大雪渓には石も沢山散乱しているので滑走面のキズ付きは覚悟しなければいけない。 |
その他周辺情報 | おびなたの湯600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
クトー
アイゼン
ウイペット
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感想
タカノスさんと581さんと白馬岳に行ってきた。実は大雪渓を滑るのは初めてで、ドキドキだ。
喜び勇んで、スタートするが、途中の渡渉をこなした後で、ガチっと音がして、右の兼用靴がなぜかロックした。ストップして、確認したら滑走モードになったまま歩行モードに戻らない状態だ。ちょっと板から外して、調べてみるが、原因不明。このまま無理やり進むが、右足だけ身体の中心から前にもっていきにくく、無理に前に出すとふくらはぎが痛い。先行の二人と徐々に離れていくが、大雪渓が始まった辺りで待っていてくれて、事情を報告した。
その場で、靴からインナーを出して、いろいろ工夫するが、とりあえず直らない。581さんとタカノスさんも協力してくれてあーでもないこーでもないといろいろやってみるがだめだ。この先も長いので、残念ながらリタイアかなとも思ったが、お二人とも私のペースに合わせてくれると言う。心優しきお二人に大感謝だ。お言葉に甘えて、これより先は私のペースで、のんびりムードで登行を再開した。
そのまま白馬山荘に到着。雪がつながっていないのを確認し、スキーデポして、山頂へ。山頂での展望はなくて残念。前回は夏だったが、やはりホワイトアウトだった。またいつか再訪を誓って下山を開始。途中でライチョウの求愛シーンなども見ることができて、ちょっとほんわかとした気持ちになった。
山荘でスキーを履いたら、天候が回復してきたりして、上部は気持ちよく滑走した。でも下部は多少重雪になり、脚が疲れた。でも初めての大雪渓滑走に大満足だ。
大雪渓から離れるとあとはガタガタの雪と藪に苦戦しながらなんとか帰還。タカノスさんは相変わらずの突破力で、ぐんぐんと我々を引っ張ってくれる。さすがである。もしかしたら、白馬岳も今シーズンはぼちぼち来週あたりが賞味期限かもしれない。
車に戻り、温泉に入り、糸魚川の銭形で定番のとんかつを食べた。581さんのラグジュアリーカー、ざくざく2号に乗ってジョークを言い合いながら楽しい時間を過ごし、富山に戻った。
今日もタカノスさんにナイスなヤマ選択をしてもらい、徒渉なども見本を見せてもらい感謝である。一時は私一人リタイヤしようと思ったが、お二人の配慮で山頂に行くことができて、良かった。ありがとうございました。またお願いします。
そろそろ山スキーで登れる山も限られてきた。takanosuさんに同行していただけることになったので大雪渓から白馬岳に登ることになった。白馬岳には蓮華温泉からは登ったことがあったが、猿倉からは登ったことがないので楽しみである。
猿倉の駐車場に着くまでほとんど雪がなかったが、作業道をしばらく歩くと雪が現れる。しかし日当りのいいところは解けていてしばらくシートラのまま歩き、雪がつながりだしたところでスキーハイク開始。標高では1350mからだ。先週は1250mからスキーハイクできたとのことなので来週は単純に計算すると1450mからスキーハイクということになるのか…
白馬尻小屋地点を過ぎるといよいよ大雪渓だ。広大な谷と両岸の急峻な岩稜をみながらのハイクアップは爽快だ。吹き降ろす風も冷たく汗をかかないペースで登っていく。天気は高気圧が居座ってくれて今週末まではもつ。午前中は青空も広がり景色も楽しめた。
岩室付近では傾斜も増すので両岸からの雪崩や、落石に注意しながら登ると白馬山荘に到着。しばらく休憩したのち、スキーはデポして山頂へと向かう。山頂は視界がなく遠望は利かなかったがライチョウのつがいが出迎えてくれた。
滑降はストップ雪も交じっていたが、概ね快適ザラメで楽しめた。広大な谷を滑るのは気持ちがよい。下はさすがに苦労したが雪を拾いながらの滑りも結構楽しいのだ。最後はシートラで駐車場まで戻ると車のすぐ横に雪解け水による小川が出来ていた。汚れたスキー板や、ブーツをきれいに洗い帰路についた。
帰り道にある『おびなたの湯』に浸かり、汗を流した。ここはこぢんまりしているが雰囲気は最高なのでおすすめだ。国道148号線から見える白馬の景色も街の雰囲気もとてもいい。takanosuさん、チカさん、同行させていただきありがとうございます。この先行き先は限られてきますがまたよろしくお願いします。
休暇を取れたので、金曜日の山行。大雪渓は、静かだった。デブリ、落石も少なく、少しガリツィーは起きたものの快適、快速の滑走ができて楽しかった。
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