【鶏冠山・木賊山】鶏冠尾根-木賊山-徳ちゃん新道
- GPS
- 11:14
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,654m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口〜鶏冠山】 鶏冠山までは道標とピンクテープ、登山道が明瞭で迷うことはありません。 岩場は第三峰以外は一般的な岩場の鎖場で難しくはありません。 第三峰はクライミング装備が必要です。 【鶏冠山〜木賊山】 道標とピンクテープが少し分かり難くなりますが、見失わないように気を付けていれば迷う事はありません。 たまに道標と違う方向に踏み跡らしきものが見えたりするので注意が必要です。 テープに沿って歩きましょう。 |
その他周辺情報 | とんかつ美味小家 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
トポ
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
ロープスリング
セルフビレイランヤード
ロープ50
|
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感想
日帰りで東京からそれ程遠くない今の時期に登れるバリエーションルートは無いか。
と探していて、ふと鶏冠山を思い出しました。
釜の沢は何回も入っていて取付きについても安心な鶏冠尾根に行って来ました。
鶏冠尾根の一番の難しい所は、恐らく鶏冠山→木賊山だろうといろんな人の記録見て判断。
パートナと直前まで、どうするか悩んだあげく、歩荷訓練にもなるので、木賊山を目指し、いざという時には懸垂で降りる事も出来るからという怒Mな提案を受けて、50mwロープを各人担いで木賊山を目指す山行に…
水は、スポドリ、水、お湯の合計3リッター と合計で10キロ位になる荷物を歩荷して入山(入渓?)
取付き迄は、鶏冠谷を目指すパーティと同じルート取りをおこなう。
前日に沢に入った格好そのままで来たので、出合うパーティからはどこの沢に行かれますか?と聞かれる(笑)
聞いてくるパーティは大概、鶏冠谷。(笑)
という事で昨日の鶏冠谷は大混雑が容易に想定出来ました。
登山道は始めから結構な急登となります。
幸いなのが単調な登りな為、呼吸と速度を調整してゆっくりと登って行きます。
1500mを過ぎた辺りに休憩地点があります。そこまで頑張って登ります。
小休憩後、再度1675m付近まで登ります。そこまでは単調な登山道。
ここを過ぎると少しずつ鶏冠尾根の崩壊気味の道が始まります。とはいえ、テープも沢山あり踏み跡もしっかりしているので迷う事は無く楽しく進む事が出来ます。
チンネのコルと呼ばれる所にはストックで立派な標柱と案内図がありました。
背面には第1岩峰が聳えます。こちらは登攀対象ではないようです。
チンネのコルを越えて少し登ると稜線上に出ます。ここからは岩場歩きになります。眼下には広瀬湖や西沢渓谷の東沢が広がりとても気持ちの良い景色を堪能することが出来ます。丁度この岩峰に取付いた所に、10名程のパーティーがおりました。
2名のガイドさんが6,7名連れていました。 登山者の年齢はみんな60-70位との事で、前泊をして朝の4時に出発してきたとの事です。皆様頑張りますね!
ガイドが、2名ならロープを使わないで登ってくれるなら先に行って良いよと言ってくれたので、お言葉に甘えて鎖を使わずフリーで登って行きました。
第2岩峰を難無くクリアして、いよいよ第3岩峰です。ここまでは鎖が付いているのですがここは巻き道もある為、直登をするにはクライミングをしないといけません。
アンザイレンを行いクライムアップ。取付きの左側にナッツにスリングがつけられたものが残置されていますが、こちらは使わず、正面壁のハーケンにアルパインヌンチャクをかけて登ります。2P目は良い場所にリスが無く木の根から取ります。ここは身長が無いと少し辛いかも?上部には、しっかりとしたハーケンが打ってあり、都合4ピン(内1木の根)で終了点となりました。
セカンドでパートナを引き上げロープをしまい、少し登ると標柱が見えてきました。
先行はもちろん居ないので頂上でのんびりとコーヒータイム。
360度の眺望を満足するも、眼前には木賊山がどーんと構えています。ピークまではまだ500m近くあり、辟易とします…
と丁度その時、巻き道を通ってきたガイドパーティがあがってきました。
入れ替えで我々は木賊山に向けて出発です。
木賊山への道は激薮と聞いていたので覚悟はしていましたが、今年は雪が多いのでまだそれほど激薮では無いのかなと思っておりましたが、予想通りそこまでの藪では無かったです。ですが、ここまで既に1000m近く上げていたことや、アップダウンが多い事があり、ボディブローのように効いてきます(笑)
藪は巻き道からしばらく続くもの途中は結構開けた道になったりしており、踏み跡やテープも沢山あるので迷う事はありません。
という感じで重い足と重いザック。鶏冠山を登ったという事で気持ちが切れた状態での登りが少しずつ削っていきます。(笑)
とふと、見上げると空が切れた所に標柱が。 鶏冠山と書いてある看板がありました。
??? さっきピークを踏んだのに。とこっちが本物のピークの様です。(第3岩峰終了点は 標高:1986m。鶏冠山は標高:2115mになります。)
ピークを過ぎしばらく歩いていると人の声が。 先行者?と思ったら鶏冠谷を遡行してきた入渓者に出会いました。
鶏冠山のピークを聞かれたので後方に行けばあると答えて別れます。
登っては降りの連続で上がらない標高にやきもきする頃に、2177ピークに到着後は、登れば到着です。
木賊山への登りも単調で順調に標高を上げていきます。 2300辺りから雪もちらほら出てきて、2400を超えた辺りからは雪が一面に残っております。この辺になると登りもほぼ終了していて、平坦な藪道になっております。(笑)
今回はアプローチシューズでの登りの為、あまり靴を濡らしたくないから足元に気を付けながら歩くも偶に踏み抜きなどあり、且つ薮もそこそこうるさくなかなか忙しい登りです。早く登山道に着きたい…でも、出来るなら、標柱の所にダイレクトで出たいと、
訳のわからない、矛盾に自分自身と戦いながらルーファイをしつつ、ピークを模索していきます。
と、林の切れ間が見え登山にぽっと出る。 GWに歩いた所です! 標柱までは50m位と言ったところ。
標柱に着き、パートナとこの長く辛い歩きが終わったことに喜びを分かち合う。だが時計を見ると13:30 なかなかいい時間です。
当初の目録では、12時に着ければなんて思っていた自分が情けない…。ここからの約1200m降ろす長い下りが始まる為、急いで下ります。が、踏み固められた雪が行く手を阻みます。チェーンアイゼンを事前に装備表に入れていたのですが、出発時にバタバタしていて持ち忘れた。しかもアプローチシューズなので、滑りやすいのなんので、滑ったら泥まみれ確実なので絶対滑らない(滑りたくない)で、慎重に下ります。展望台から先は雪も無く、安定して降りれます。
前日は、水分不足で少しバテ気味だったが今回はバテも無く何とか17時ちょうどに、駐車場に戻ることが出来た。
お疲れ様でした!
お疲れ様でした。
長くて大変でしたが頑張って歩けました‼️
第三岩峰のリードはありがとうございました!!
今の私には震える事しか出来なかったです(笑)
長いルートお疲れさまでした^^
コメントありがとうございます(^^)
確かに遠くから見るとギザギザしていて鶏冠みたいでしたね。こんなところ本当に登れるのかな〜って思いましたが、しっかり鎖もついていますし、クライミングスキルの必要な三峰は迂回路がありますので、意外と登り易いルートだと思いました。
ぜひ機会がありましたら登ってみて下さい❗
大展望台から見た鶏冠山は「本当に、🐓のとさかじゃん。」「んだ、( -_・)?」なんて、のホホーンと生きてきた私達は、チコちゃんにしかられそう❗️凄すぎ‼️ドヒャー。しかも、同じ日に。
コメントありがとうございます(^^)
確かに遠くから見るとギザギザしていて鶏冠みたいでしたね。こんなところ本当に登れるのかな〜って思いましたが、しっかり鎖もついていますし、クライミングスキルの必要な三峰は迂回路がありますので、意外と登り易いルートだと思いました。
ぜひ機会がありましたら登ってみて下さい❗
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