新緑の山百2座ハシゴ山行後編(柳沢峠〜横手山峠〜黒川山〜鶏冠神社〜六本木峠〜柳沢口)
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- GPS
- 04:33
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 815m
- 下り
- 823m
コースタイム
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:04
天候 | 終日快晴! |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース中、随所に案内標識あり、特段の危険・不明瞭箇所等なし ・梅の木尾根までの区間、東京都水源林の探勝コース多数あり、方向注意(一部、落ち葉でコースが分かりにくい区間あり) ・黒川山の最高点は案内標識から尾根上を少し戻った「見晴台」付近(尾根手前の三角点ピークとともに山頂標識なし) ・鶏冠山の最高点(岩峰ピーク)は山名標識等なし、山百標識は赤テープに従って岩尾根を少し進み、回り込んだ鶏冠神社のピークにあり |
その他周辺情報 | 柳沢峠から車で約30分、丹波山温泉・のめこい湯あり(大人900円、JAF割引あり/青梅街道から川を渡った向こう岸;駐車場への入口がやや急、キャパも少な目/手前の道の駅に車を停め、吊橋を渡った方が便利かも…) |
写真
装備
備考 | (消費水分量)ポリタン水約600cc(うち400cc:昼食湯沸かし用)、PET500ml×1本(ソルティライチ) |
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感想
前編の小楢山ツアーの後、帰りの林道迷い込みで時間ロス、当初予定より約2時間遅れで2座目の黒川鶏冠山登山口、柳沢峠へ。ここで次なる試練、駐車場が満杯!やむなく峠奥の三窪林道へ進入、路肩の僅かなスペースに車を置き、気を取り直して峠からの山道を辿ります。この辺りはドップリ山梨県ながら、東京都(奥多摩)の水源林ということで都水道局の管轄、多くの森林浴コースが開かれており、ハイカー以外の一般観光客も少なからず歩いてます。極めつけは観光ツアーさながらの団体ハイク一行40名超と遭遇、道を譲ってもらうのに一苦労しながら、ほぼ平坦なコースを辿り、何とか快調に歩を進めます。
こちらもメジャーな丸川峠〜大菩薩嶺方面のコースが分岐する六本木峠を過ぎると、一転してグッと行き交うハイカーの数も減り、マイナーで静かな新緑の尾根歩きが楽しめます。お昼を回ってお腹もグーッと鳴る中で横手山峠を過ぎ、黒川山の分岐に到達。山百の標識を求めて尾根上を三角点ピーク、そして見晴台へと歩を進めますが、標識も山名板もなく、そうこうするうち件の40名強の団体ツアーも到着して、黒川山の狭い分岐点付近はハイカーで溢れんばかり…。堪らず昼食も休憩も取らず、そのまま鶏冠山方面へと足を伸ばしますが、こちらも険しい岩場混じりのルートを辿るうち、どこが最高点かが判然としない状況。三角点も見つからず、果てはヤマレコマップの新機能「予定のコースを外れました!」の警告も出て、このままでは山百を踏まずして下山か、と焦りも出る頃、ようやく尾根突端の鶏冠神社、山百標識に到達!
午後になってもスックと聳える姿を隠さぬ初夏の装いの富士、そして意外と立派な大菩薩嶺から派生する尾根を気持ち良く眺め、じんじゃにお参りして証拠写真を自撮り。本来ならここで遅めのランチといきたいところ、背後に団体ハイカーの歓声も迫り、こんな岩場のルートで一行とスライドする羽目になっては一苦労、と名残惜しい山頂を急いで辞し、途中からは黒川山をトラバースして直接横手山峠へ戻る迂回コースへ。これで首尾良く団体客との遭遇を回避できた、後は下山のみと安心すると途端に空腹の虫が騒ぎ出し、堪らずトラバース途中の小平地で遅まきのランチ。
ここでトレランのソロ男性とすれ違った後は、スライドするハイカーも皆無。いつもの静寂の山歩きに戻り、快適に新緑の中の森林浴ウォークを楽しみます。柳沢峠が近づくと、再び観光客の歓声や車の排気音が聞こえてきて、文明世界へ引き戻される一抹の寂しさを感じながら、国道沿いの柳沢口へ無事帰着。予定より少し早めに山百2座の巡礼の旅を終えました。
山梨の標高1,500m超の名山歩きは、樹林帯がメインで直射日光も避けられ、時折吹き渡る乾いた微風も身体に心地良かったのですが、この週末の関東の暑さは5月としては異例の超高温。帰宅してからも寝苦しい夜、そして昼間の車の拭き掃除や山装備の洗い物をするうち、プチ熱中症状態となるなど不快指数Maxです。そろそろ梅雨入りも予想される中、来週末も天候が許せば、再度山百巡りかたがた山の冷気を求めに行きたい、とハンパない筋肉痛の中でも沸々と山歩きの虫が湧き上がっている小生でありました…。〈完〉
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