ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1868839
全員に公開
ハイキング
奥秩父

甲武信ヶ岳へ千曲川源流の水を汲みに行く

2019年05月26日(日) ~ 2019年05月27日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:59
距離
18.8km
登り
1,315m
下り
1,287m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:39
休憩
1:39
合計
5:18
距離 9.2km 登り 1,130m 下り 236m
7:14
32
7:46
7:47
13
8:00
8:02
52
8:54
9:04
74
10:46
10:50
18
11:08
12:16
16
2日目
山行
3:33
休憩
0:58
合計
4:31
距離 9.5km 登り 186m 下り 1,086m
5:31
11
5:42
6:23
21
6:44
14
8:41
45
9:26
9:28
11
9:39
23
10:02
天候 晴れ(正午以降はどんどん景色が霞んでいきました)
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛木平駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
稜線に出る手前に少し雪が残っていますがほぼ土、というか泥濘。アイゼンは不要。
その他周辺情報 登山後温泉はパノラマの湯。空いていても印象はふつう。可もなく不可もなし。露天風呂から富士山がうっすら見えました。
自宅を3:00過ぎに出てきたのでちょっと眠いですが、晴天なので気分良し!林道のスタートです。
1
自宅を3:00過ぎに出てきたのでちょっと眠いですが、晴天なので気分良し!林道のスタートです。
よくぞ晴れました。気温が上がりそうです。
1
よくぞ晴れました。気温が上がりそうです。
水源までを遡る予定なので前半は川と一緒に歩けるのが嬉しい。
2
水源までを遡る予定なので前半は川と一緒に歩けるのが嬉しい。
サクラスミレ。どこにでも咲いてるけどよく見るとかわいいのよ。
サクラスミレ。どこにでも咲いてるけどよく見るとかわいいのよ。
ネコノメソウ属の誰かだと思うんですが、名前不明。前回の両神山に似た子がいたけど、よく考えるとその子の名前もキバナネコノメソウと書いたけど違うのかも。
ネコノメソウ属の誰かだと思うんですが、名前不明。前回の両神山に似た子がいたけど、よく考えるとその子の名前もキバナネコノメソウと書いたけど違うのかも。
なめ滝。
小さい滝のような場所は無数にあるんですよ
3
小さい滝のような場所は無数にあるんですよ
所々に溶けずに残っている雪のようなものがありますがアイゼンは不要です。
所々に溶けずに残っている雪のようなものがありますがアイゼンは不要です。
川のすぐ横を歩けるのに水源までは結構なだらかで楽に歩けるっていいですね。家族連れも数組見かけました。
川のすぐ横を歩けるのに水源までは結構なだらかで楽に歩けるっていいですね。家族連れも数組見かけました。
丸木橋がいくつもありました
丸木橋がいくつもありました
写真を無数に撮りながら歩くので、歩行時間がかなり遅い〜。
写真を無数に撮りながら歩くので、歩行時間がかなり遅い〜。
バイカオウレン
ここまでですでに3時間かけているという…。やっと水源につきました。
1
ここまでですでに3時間かけているという…。やっと水源につきました。
コップのおいてある場所には水がありませんでした。
1
コップのおいてある場所には水がありませんでした。
コップの位置と5mほど離れたところに水の湧き出る場所がありました。水道みたいに常に決まったところから出るわけじゃないですよね。山も川も生き物だなあ。
2
コップの位置と5mほど離れたところに水の湧き出る場所がありました。水道みたいに常に決まったところから出るわけじゃないですよね。山も川も生き物だなあ。
稜線に出て少し歩くと開けた場所がありました。おお〜富士さん!
2
稜線に出て少し歩くと開けた場所がありました。おお〜富士さん!
頂上!暑い!←しばらくしたら風で冷えてきました。
2
頂上!暑い!←しばらくしたら風で冷えてきました。
頂上でも無数に写真を撮りましたが、どれも霞んでいてお札の透かし絵のよう。あ、富士山は透かし絵にはなってないか。
2
頂上でも無数に写真を撮りましたが、どれも霞んでいてお札の透かし絵のよう。あ、富士山は透かし絵にはなってないか。
散々山頂うっすら写真を撮り続けた後、甲武信小屋に向かいました。一泊お世話になります。今日の宿泊は30名ほど。昨日は130人だったそうですよ。
1
散々山頂うっすら写真を撮り続けた後、甲武信小屋に向かいました。一泊お世話になります。今日の宿泊は30名ほど。昨日は130人だったそうですよ。
受付開始の14:00まで呑んで過ごします。持参のリッツの袋が気圧の影響でパンパン。
1
受付開始の14:00まで呑んで過ごします。持参のリッツの袋が気圧の影響でパンパン。
夕飯のカレー。意外にスパイシー。旨くておかわり。くろがね小屋といい勝負。でも、旨くないカレーなんてないよね。腹ペコの時に旨くないメシなんてないよね。
3
夕飯のカレー。意外にスパイシー。旨くておかわり。くろがね小屋といい勝負。でも、旨くないカレーなんてないよね。腹ペコの時に旨くないメシなんてないよね。
バッジをゲット。今回一回も見ることのなかったシャクナゲ様がここに!
バッジをゲット。今回一回も見ることのなかったシャクナゲ様がここに!
明けて翌朝。気温は8℃で寒いくらい。下界はもうちょっと暑そうですよね。
明けて翌朝。気温は8℃で寒いくらい。下界はもうちょっと暑そうですよね。
4:30過ぎ。日の出。いつもなら熟睡中。
4
4:30過ぎ。日の出。いつもなら熟睡中。
今日もいい天気そうです
1
今日もいい天気そうです
甲武信小屋の朝ごはん。率直に言って質素だが、おいしくいただいたので満足。しかし茶碗蒸しが際立って凝っている。大人数に対して山小屋で茶碗蒸しを出そうという心意気に感謝。
1
甲武信小屋の朝ごはん。率直に言って質素だが、おいしくいただいたので満足。しかし茶碗蒸しが際立って凝っている。大人数に対して山小屋で茶碗蒸しを出そうという心意気に感謝。
もう一度甲武信ヶ岳山頂へ向かいます。木賊山の向こうに富士山。昨日よりも視界は良好です。
3
もう一度甲武信ヶ岳山頂へ向かいます。木賊山の向こうに富士山。昨日よりも視界は良好です。
山も空もきれいです。
4
山も空もきれいです。
スマホの待ち受け用的写真
2
スマホの待ち受け用的写真
パノラマで
左から農鳥岳、間ノ岳、北岳。
4
左から農鳥岳、間ノ岳、北岳。
富士山。今日もコニーデ型だなあ。
1
富士山。今日もコニーデ型だなあ。
木曽駒などなどの南アルプスの面々。
1
木曽駒などなどの南アルプスの面々。
頭に五丈岩の乗った金峰山
2
頭に五丈岩の乗った金峰山
瑞牆山。読めるけど書けない。
1
瑞牆山。読めるけど書けない。
北アルプス。今日も大キレットはすごい。槍もすごい。
2
北アルプス。今日も大キレットはすごい。槍もすごい。
やっぱり何度も見ちゃう
1
やっぱり何度も見ちゃう
晴天に感謝しつつ名残惜しいですが下山開始。
4
晴天に感謝しつつ名残惜しいですが下山開始。
下から見ると山頂直下は険しそうに見えるけど、それほど危険ではない。
下から見ると山頂直下は険しそうに見えるけど、それほど危険ではない。
水源まで下りてきました。こんな地味な場所から大河がスタートするのね。
水源まで下りてきました。こんな地味な場所から大河がスタートするのね。
苔がイキイキ
唐松の新芽
いそいそと流れる川。こうしてどんどん川が育っていくのだ。
いそいそと流れる川。こうしてどんどん川が育っていくのだ。
この水が5日かけて日本海まで届く
この水が5日かけて日本海まで届く
もう一度なめ滝
西沢渓谷で見たことのあるような水の色
西沢渓谷で見たことのあるような水の色
フデリンドウ。精一杯青い。
1
フデリンドウ。精一杯青い。
スミレとキバナノコマノツメ
スミレとキバナノコマノツメ
ヘビイチゴ。日向が好きそうです。
1
ヘビイチゴ。日向が好きそうです。
下山完了して長坂方面へ向かいました。中村農場で親子丼。そぼろバージョン。文句なしのおいしさ。
1
下山完了して長坂方面へ向かいました。中村農場で親子丼。そぼろバージョン。文句なしのおいしさ。
清泉寮ジャージーハットでソフトクリーム。今回も消費カロリーを超えて摂取間違いなし!
1
清泉寮ジャージーハットでソフトクリーム。今回も消費カロリーを超えて摂取間違いなし!
帰宅して2日間留守番をしていた毛深い家族に千曲川源流の水を振舞いました。「ふつうの水だね」と言いたげな顔?
3
帰宅して2日間留守番をしていた毛深い家族に千曲川源流の水を振舞いました。「ふつうの水だね」と言いたげな顔?

感想

甲武信ヶ岳に登る時には甲武信小屋に泊まると決めていました。雑誌などで小屋について書かれたものの印象が良かったからで、またほぼ山頂で朝が迎えられる点も好ましく思えました。毛木平からピストンなら通常は日帰りだろうという所を贅沢に一泊。おかげで体力的にも時間的にも余裕のある山行となったと思います。
評判通り小屋は居心地良かったです。カレーもうまかったし。

やはり水に近い場所を歩くのは気持ちがいい。学生の頃に合唱コンクールで聴いた「組曲筑後川」が常に頭の中に流れていました。「さあ遠い旅行がはじまる けものの白い骨を 狩人の墓を洗い 森のくらさをおそれずに 滝の高さをおそれずに さあ未知のくにぐにへの 旅行がはじまる」
作曲した団伊玖磨は川の流れを人生に見立てたといいます。今日目にした水はどのように日本海に流れこむのか。始まりを見て感慨深くなりました。筑後川は九州なんだけど。

今回惜しかったことといえば、シャクナゲの花がひとつも見られなかったこと。今度は西沢渓谷側から徳ちゃん新道でシャクナゲ満開が見られるといいかなあと課題ができました。

千曲川源流の水はお土産に猫に振る舞いましたが、その美味しさがわかったかどうか…。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:860人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら