梅雨入り間際の山百チャレンジその2(池の茶屋林道終点〜櫛形山〜裸山〜トレッキングコース周回)


- GPS
- 03:38
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 852m
- 下り
- 850m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・コース中、要所に案内標識あり。特段の不明・危険箇所等ナシ ・櫛形山頂標識(+山百標識)は三角点ピーク(奥仙重岳)でなく、尾根上の最高標高点(2,053m)にあります。(ヤマレコマップの山頂表示は三角点ピークとなってますのでご注意を…) |
その他周辺情報 | 山麓付近に日帰り温泉多数あり |
写真
感想
この日のお替わり・山百2座目は、30年余前に200名山巡りで実父と山頂を踏みながら、写真や記録の残っていない櫛形山。横長の大きな山塊だけに、多くの登山コースが開かれてますが、池ノ茶屋林道を約3km走った終点に広い駐車場あり、こちらがメインの登山口。さすがメジャーな200名山、平日の昼下がりにも拘わらず、複数のハイカーが登山準備中、ないし帰り支度中です。
鹿柵を抜け、萌える新緑の中、緩やかな登路を30分強で、三角点のある地図上の「櫛形山頂」(奥仙重)着。ところが、顕著なピークのここには山名板すらなく、ハゲた丸っこい丘のてっぺんにポツンと三角点が立つのみ。おかしいな、ヤマレコマップでもここが間違いなく山頂のはずで、どこが本当の山頂?と不安に襲われつつ、緩やかな尾根を更に10分強進むと、今度こそ立派な山名板のある本当の櫛形山頂着。四周の展望は(天気が良くても)ほぼゼロながら、南ア仕様の山百標識もあり証拠写真をパチリ、まずはホッと一息。とはいえ四周のガスも次第に濃くなり、行き交うハイカーもほとんどなく、昼食時ながら先を急ぎます。
15分ほど歩くと、ウノタワを思わせる“別天地”風の小平地、バラボタン平着。ここで遅まきの昼食を済ませ、依然としてなだらかな幅広の尾根をズンズン進むと、いつしか目の前に山腹のハゲた裸山が登場。縦走コースからは若干外れた山頂へ登り詰めると、案内標識風にこちら富士山、こっちが間ノ岳との展望案内あり。樹林帯のピークが多いこの山域では貴重な展望スポット、折角の「裸山」のはずが、この日はどちらも見えるはずもなく、乳白色の光景が拡がるのみ…。
仕方なく緩やかな斜面をひとしきり下ると、こちらもアヤメの季節はハイカーで賑わいそうなアヤメ平。この時期は枯れ草が拡がるばかり、休憩もそこそこに、池ノ茶屋林道入口へと山腹を巻いて戻る「トレッキングコース」へと歩を進めます。コースタイムは2時間半前後、さして地形図も見ずに「緩やかで変化に乏しいトラバース路だろう」ぐらいに高を括っていると、さにあらず。モミジ沢まで一旦沢筋を下った後、今度は北岳展望台に向かって連続木段+急坂の“鬼の登り返し”。すっかりヘロヘロになって展望デッキに辿り着くと、ここも乳白色のガスが流れるのみ。このデッキまでは林道終点から車イスでも入れる幅広で緩やかなコースが整備され、通常の登山は諦めざるを得ない下半身不随の方々などにも有り難い配慮です。櫛形山恐るべし、この四半世紀で様々なハイカーや観光客もそれぞれに楽しめる多くのコースが縦横無尽に整備されてます。トレッキングコースも予想に反して結構歩き応えのあるルートでした。。
五体満足の当方は車イスルートの余りの緩さ、迂回ぶりに我慢できず、ショートカットを繰り返しながら(失礼…)アッサリ登山口帰着。時刻は午後3時前、さすがにハイカーの方々も皆さん引き揚げ、我が愛車のみポツンと取り残されてます。林道を車で駆け下り、閉館間際の山梨県立美術館に滑り込んで、2座踏破のご褒美に久々のミレー名作コレクションを見学(県内に宿泊の場合、受付で宿泊施設名を告げると入館料100円引きの嬉しいサービスあり!)。翌日の食料買い出しの後、この日の宿・甲府盆地西方の竜王・神ノ湯温泉へと向かいます。種類豊富な温泉で汗を流し、夜は甲州名物・ほうとう定食でガッツリ栄養補給。翌日も複数の山百にチャレンジすべく、心身の疲労回復に努めます!(※第3章へ続く)
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