記録ID: 1875660
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沢登り
丹沢
中川川水系 マスキ嵐沢 沢登り講習
2019年06月01日(土) [日帰り]
kamog
その他2人
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 684m
- 下り
- 688m
天候 | 晴れ時々曇り(沢日和) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレないので下流部の道の駅やまきたなどで済まします ・登山計画書ポストもないので事前に神奈川県警オンラインで提出済み ・大滝沢林道ゲートより上部は過日の大雨のためか道がまた崩壊気味で 一般車は通行困難。(ランクルは入っていたようですが) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■マスキ嵐(枡木嵐)沢 西丹沢では沢登り初心者向け(ただしベテラン同行は必須で初心者だけは不可)で 点在する滝登りとナメ、上流部の涸棚クライミングがあり、詰めもそれ程苦も無く 遡行距離も短めです。 公共交通機関(バス)利用ならば、新松田駅北口から西丹沢行きのバスに乗り 大滝橋下車し、大滝峠上方面に約35〜45分程度歩いて「マスキ嵐沢」と書かれた 古い標識の辺りから入渓します。 標高750mで現れる2段15m大滝は流芯右壁をジグザグに登り、落ち口右隅を 木の根頼りに越えます。(卦蕁檗プロテクションは細めの木くらいしかなし) 少し間を開けた7m靴型の滝(勝手に命名)は流芯右壁を登ります。(卦蕁 プロテクションも終了点もなし) 次の5m滝は流芯左壁で卦蕁檗 連続して出てくる2段7m(5+2)は右の乾いた斜度の緩いスラブ壁から 落ち口方向にトラバースして越え、上段は右を登ります。(卦蕁次 その上流は一旦平凡になり805m十字峡で左右から細い支流が入って現在位置が 確認できます。 920m二俣で右に入れば5m涸棚(卦蕁次法△修靴萄埜紊粒某管12m涸棚。 中央をクライミングします。残置ハーケン3〜4、終了点はRCCボルト、 リングボルト、グージョンボルト(回る)各1の3個あり。卦蕁棔 高巻きは右側のガレから落ち口へ。 あとはひたすら東方向へ詰めれば1045mコルへ出ます。 西丹沢VCへ下りる場合は左の小ピークを越え少し下り(右手の沢ザレに注意) 右側の鋭角に曲がる径路(旧登山道)を外さないよう下れば西沢の登山道ベンチ に下りられます。 また1045mコルから右手に登れば土管ベンチのある1138m箒沢権現山。 この山頂は等高線を見ればわかりますが少しブーメラン形の浅い双子峰になって おり、出だしが植生保護柵に囲まれた南西尾根を読図しながら下ると 最後は左手に藤嵐沢の堰堤を見ながら大滝沢林道に下りられます。 過去に権現山直下から藤嵐沢方面への急斜面を下りてしまったルートミスによる 滑落事故複数あり要注意。正しくは権現山西峰の柵の左手からそのまま太った尾根 を下りずに、柵が終わったら右(西)へ一旦トラバース気味に下降して、 マスキ嵐沢の支流を右手に見ながら下降すれば、やがて平坦な尾根上に乗れます。 あとは下降してから初めての登り返し(数mですが)である788m小ピークから 左手に砂ザレを見ながら下ると、750m辺りで一本南向きの小沢が始まりますので その左側の尾根に乗ること。 これは細かい沢線をしっかり書き込んでいるかが大切です。 地形図のカスタマイズをしっかり行いましょう! (「そんなの適当でいいよ」などとおっしゃる方は実は地図読みが不得手な人です) 遡行グレード 1級 クライミンググレード MAX卦蕁棔RCCグレード) 遡行図等詳細は拙著『丹沢の谷200ルート』(山と溪谷社2017発刊)をご覧 くださいませ。(amazon等で購入可能です) ■マウントファーム登山学校 http://mt-farm.info/ |
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