2019/5/31-6/1 赤岳（念願の八ヶ岳主峰）

2019年05月31日(金) ~ 2019年06月01日(土)

• GPS: 26:11
• 距離: 13.8km
• 登り: 1,311m
• 下り: 1,301m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:24
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:09

距離 7.0km 登り 1,082m 下り 57m

10:07 やまのこ村
10:09 10:12 赤岳山荘
10:17 美濃戸山荘
11:31 中ノ行者小屋跡
12:30 13:03 行者小屋
14:04 14:13 地蔵の頭
14:16 赤岳天望荘

2日目

• 山行: 3:56
• 休憩: 0:58
• 合計: 4:54

距離 6.8km 登り 220m 下り 1,256m

7:18 赤岳天望荘
7:45 赤岳頂上山荘
7:48 8:17 赤岳
8:19 竜頭峰
8:20 8:23 赤岳
8:36 8:37 文三郎尾根分岐
9:33 阿弥陀岳分岐
9:45 10:06 行者小屋
10:59 11:03 中ノ行者小屋跡
12:07 美濃戸山荘
12:12 赤岳山荘

天候

1日目　曇りのち雨、2日目　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸に駐車しました
1日、1000円で2日で2000円
美濃戸口は1日、500円ですが林道歩きがあります
ただし、美濃戸口〜美濃戸の路面は荒れています
社交の低い車は車床をする可能性が高いと思います
あと林道はほそく1台しか通れません
すれ違い場所で確実にすれ違う必要があります
冬の雪道は上りたくない道ですね

コース状況／危険箇所等

美濃戸〜行者小屋　危険な場所はありません。行者小屋手前の広い河原は
足跡が薄い感じです。雨がふると踏み跡がわからないですが川に沿って歩けば問題ないです。
行者小屋〜（地蔵尾根）赤岳展望荘　樹林帯はすぐに残雪です。微妙にとけていたりして滑りやすいです。上りはなんとか上れますが下りはチェーンスパか軽アイゼンを推奨です。
無しでもいけそうですが時間がかかると思います。
森林限界をこえると急な階段や鎖場になります。上部の鎖だけの岩場は濡れているとすべるリスクが高いので慎重に上る必要があると思います。稜線にあがればすぐに小屋まで平坦です。
赤岳展望荘〜赤岳頂上　危ない箇所はありません。普通に上れます。
赤岳頂上〜文三郎道〜行者小屋　山頂から行者小屋と阿弥陀岳の分岐近くまでは岩場です。鎖もありますが、足場はしっかりとしていますし高度感はないので、三点確保で下れば問題はありません。その後はマムート階段を下ります。若干、残雪がありますが字憎悪ねよりは斜度もゆるいので問題なしです（滑りとめは必要ないと思います）

写真

5/31 10:13

今日は初の赤岳
平日の金曜なので10時でも美濃戸の駐車場はすいています
明日は開山祭だから余計にすいていますね

5/31 10:14

10：12いよいよ出発！

5/31 10:14

すぐに木の橋があります
新しいから昨年の台風で流された橋なのでしょうか

5/31 10:14

川も穏やかで綺麗です

5/31 10:18

八ヶ岳にきたーという雰囲気がいいですね

5/31 10:19

美濃戸山荘
名前だけは知っています

5/31 10:19

いよいよ登山口
左が北沢ルート
右が南沢ルート
今日は赤岳鉱泉には寄らずに行者小屋を
直接めざします

5/31 10:26

八ヶ岳は苔のイメージです
南八ヶ岳でも下のほうは苔ですね

5/31 10:26

5/31 10:29

ホテイランです
絶滅危惧種
盗堀が多くて数がへっているそうです
もっていっても、枯れてしまうのに。
なんとか残って欲しいものです

5/31 10:29

ホテイランの違う角度も良いですね

5/31 10:38

渡渉の橋は新しい橋がおおいです
やはり、台風の影響でしょうね

5/31 10:38

5/31 12:05

気持ちのよい山道です

5/31 12:17

残雪もありますがほぼ平らなので大丈夫です

5/31 12:23

河原にでました
どこを歩けばよいのかちょっと悩みました

5/31 12:23

河原になると頭上が開けて山がみえてきます
でも、今日はガスガスです

5/31 12:33

行者小屋につきました
明日から営業なので誰もいません
準備をされている人もみかけませんでした
ちなみにここでテント泊も考えていましたが雨らしいので中止。
1張りだけテントの人がいました

5/31 12:33

シャッターが、しまっています

5/31 12:36

行者小屋には案内看板があります

5/31 13:04

ここから地蔵尾根と赤岳鉱泉方面の分岐です

5/31 13:04

地蔵尾根方面を登ります
この先からはすぐに残雪があります

5/31 13:08

残雪です
しばらくは斜面が緩いので大丈夫ですが
そのうち斜度もきつくなり淵にも雪があり、あるきにくいです
チェーンスパをつけたほうが速く登れるので装着しました

5/31 13:37

森林限界をこえた感じです
すぐに階段があります

5/31 13:50

階段は手すりがあるので、登りやすいです

5/31 13:51

雨がふりそうな気配
夕方はにわか雨の予報
ふられる前に小屋につかないとです

5/31 14:13

地蔵尾根の頂につきました。
ここでもお地蔵さまが祭られています
このころ、ポツポツと雨がふってきました

5/31 14:17

お地蔵様から小屋までは5分もかからないくらいですが
雨がつよくなってきたので慌てて小屋に入ります
でも、ここからは、入れません

5/31 14:18

やっと小屋に到着です
今夜はお世話になります

5/31 17:00

夕食です
味ご飯、トン汁、豚の角煮、チキンのトマト煮
他にも山菜のてんぷら、山菜、つけものが
食べ放題です
そのほかにも、コーヒー、お茶、お湯は泊まりの人は
飲み放題です

6/1 5:39

こちらは別棟の談話室
広々としています

6/1 5:40

今回は個室にとめていただけました
ここは三人用です
個室を使わせていただけるのはありがたいです
感謝です

6/1 6:02

朝食。本来はバイキングですが
3名のみでしたので、このような感じです
でも、ご飯やお味噌汁はお代わりできます
おかずも十分です
ご馳走様でした

6/1 7:18

朝、起きたときはガスガスでご来光は無理でしたが
出発するころには晴天です
お世話になりました

6/1 7:18

富士山もきれいにみえています

6/1 7:19

赤岳の山頂を目指します
頂上山荘がみえています
きもちのよい稜線ですね

6/1 7:43

昨日の雨で濡れたところに
エビの尻尾ができています

6/1 7:43

街の景色もよくみえてきました

6/1 7:43

北アルプスや周囲の山が見渡せます

6/1 7:43

展望荘が小さくなりました
もう少しで赤岳山頂です

6/1 7:46

山頂小屋手前の標識です

6/1 7:46

赤岳頂上山荘につきました
本当に山頂にあり、びっくりです

6/1 7:47

小屋の先が赤岳山頂です
本当にすぐそこですね

6/1 7:47

念願の赤岳
八ヶ岳はもう10回位登っていますが
赤岳は初登頂です

6/1 7:51

南アルプスも大きくみえています
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳がバッチリです

6/1 7:53

富士山も、頭を出しています

6/1 7:53

北アルプスも綺麗にみえています

6/1 7:53

6/1 7:54

6/1 7:54

6/1 7:55

6/1 7:55

6/1 7:55

天狗岳、硫黄岳、横岳、頂上山荘の稜線
南八ヶ岳の険しさを感じます

6/1 7:55

蓼科山もみえています
八ヶ岳オールスターですね

6/1 7:55

下には、赤岳鉱泉、行者小屋もみえています
今夜は開山祭で、どこの小屋も満員のようです

6/1 7:55

岩についた、エビの尻尾

念願の赤岳山頂で撮って頂きました
ありがとうございました

6/1 7:58

名残おしいですがそろそろ下山開始です

6/1 7:58

6/1 7:58

6/1 8:28

文三郎尾根も初めてだったので、びびってましたが
足場もしっかりしていて、歩きやすいルートでした

6/1 8:28

キレット、赤岳頂上、文三郎尾根の分岐まで降りれば
一安心です

6/1 8:28

6/1 8:29

南アルプスも雲で隠れてきてしまいました

6/1 8:37

この先に阿弥陀岳があります
険しい山
いつか登ることがあるのでしょうか

6/1 8:37

6/1 8:39

阿弥陀岳がバーン！です

6/1 8:39

噂のマムート階段
マンモスがいました

6/1 8:39

6/1 8:43

南八ヶ岳の稜線
今度は、ここを歩きにきます

6/1 9:01

横岳。険しそうです

6/1 9:01

6/1 9:01

6/1 9:28

樹林帯にはいると文三郎尾根も残雪です
でも斜面が緩いので滑り止めはなしで歩きます

6/1 9:29

6/1 9:29

6/1 9:29

所々に残雪があります

6/1 9:29

6/1 9:43

6/1 9:43

行者小屋
今日からオープンです
テントが賑わっています

6/1 9:44

少し上の方にもテントがいっぱいです

6/1 9:44

6/1 9:45

行者小屋で少し休憩
暖かくて気持ちよい。
というより歩いてきたので暑いです
帰りも南沢ルートで降ります

6/1 11:47

白いお花

6/1 11:47

6/1 11:48

6/1 11:48

これは一厘しか、みかけなかったです

6/1 11:49

気持ちいい山道
リラックスして歩けます

6/1 11:50

花が全開です

6/1 11:50

まつぼっくり

6/1 11:55

ホテイラン

6/1 11:55

昨日より今日のほうが咲いています
やはり、天気がよいからですかね

6/1 11:55

6/1 11:55

ここにもここにも。
でも、盗掘はやめてほしいですね

6/1 12:00

いよいよゴールも近くなってきました

6/1 12:00

マムシ草もありました

6/1 12:00

白い花

6/1 12:01

紫の花
まだまだ、花の名前は勉強しなくてはです

6/1 12:07

無事に降りてきました

6/1 12:12

駐車場は道路の淵にもいっぱいです

つくもぐさ。山小屋で知り合った方にいただいた写真です
来年は見に行こうと思います

撮影機器：

DMC-G5 Panasonic

TG-810 OLYMPUS IMAGING CORP.

ASUS_X00HD asus

PHOTOfunSTUDIO 8.2 PE Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

マッサン

八ヶ岳の主峰、赤岳
毎年、硫黄岳と天狗岳に登っていますが
赤岳は未踏でした
自分の技術も体力も不十分でようやく登ることができるかなと思い
無理なら途中で撤退も考えての山行です
元々は、行者小屋にテント泊を考えていました
しかしながら、テント泊装備に不安があり
0度近くまで下がる温度に対応できるのがとても不安でした
天狗岳で知り合った方に、色々、ご意見やアドバイスをいただいて
色々、悩んでいましたが、結果的に天候不順により小屋泊に変更。
当初は赤岳鉱泉でまったりと思いましたがせっかくなので
1日目に展望荘まで登ることにしました
展望荘はすいていて10名も居なかったお陰で個室に泊まらせて頂きました
夕食もバイキング方式で、食事も美味しく、またお茶やコーヒーも無料と
いたれりつくせりでした
あと、おしるこのサービスもありました
お風呂はまだこの時期はないですが、それでも、とても良い小屋でした
また絶対、来年も来たい山小屋になりました
さらには、この小屋で知り合った方達と、楽しくおしゃべりをさせていただき
ソロ登山なのに山の話で盛り上がり楽しいひとときを過ごせました
夜は台風のような天候になりまさに暴風雨
小屋も揺れるほどの風でしたが次の日、ガスガスでしたが
山小屋を出る頃には晴れてきました
そして富士山、北、南、中央アルプスや秩父の山もばっちり見えました
下山は、小屋で知り合った方、一人とご一緒していただき安全に降りることが
出来て本当に助かりました
ソロは自由ですが、なにかあったときには不安です
とくに初ルートは尚更です
やはり二人以上で歩くのは安心ですね
今回は山小屋を満喫して念願の赤岳にも登頂でき
最高の夏山をスタートできました
山旅は本当にいいですね！！

コメント

hayashiba

素敵な山旅レポ😊
mattsさん、赤岳登頂おめでとうございます🎉✨
金曜日出発ということで、人が少ない赤岳を好きなだけ満喫できたのでは！？😁
テン泊できなかったのは残念ですが、小屋泊は色んな出会いや美味しいご飯が食べられて、良いですよね♥
レポの最後で、今回の山旅もとっても楽しかったことが伝わってきました✨
こういうレポは読んでいるとこちらも気持ちよくなってきます😊
素敵なレポありがとうございました🎶

マッサン

Re: 素敵な山旅レポ😊
ありがとうございます
念願の赤岳に登れました
人の少ない赤岳を満喫できましたよ
テント泊は延期になりましたが、今回の山旅で
行者小屋のテント泊のイメージができました
山小屋の出会いはhayashibaさんが実は初めてで
今回が二回目です
山の話が存分に楽しめて楽しかったです
もちろん、ヤマメシも美味しかったですよ
いつも、コメントありがとうございます

charu8028

小屋で知り会った方です。
赤岳展望荘から下山等色々とお世話になりました。夕方からの雨と風、本当にビビりまくりでしたが翌日はウソのような快晴でしたね。素敵な山旅をありがとうごさいました。❗

マッサン

Re: 小屋で知り会った方です。
charuさん、コメントありがとうございます
こちらこそ、お世話になりました
小屋でも楽しくお話ができ、あっという間の時間でした
しかし、夜は台風でしたね
あんなに小屋がゆれるとは思いませんでした
次の日の朝はガスガスで、駄目かなーと思っていたら
みるみると晴れて最高の天気になりましたね
下山も安全に出来て助かりました
こちらこそ、楽しい山旅をありがとうございました