袴腰山
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 525m
- 下り
- 511m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
楢山峠山行が順調に終了したので、直ぐ近くの袴腰に登って帰ることにする。午前中行き過ぎて、梨の木トンネルを潜ってしまったが、その道を進んで広域農道を右に進めば道の駅である。そこで一休み。荒沢の交差点を右折して橋を渡り50m位走って右折して進むと、林立する幟が見えた。まだ「ひめさゆりまつり」が行われているようだ。初めて袴腰山に登ったのは十数年前。アスファルトで舗装された広い駐車場も無く、ひめさゆりまつり等という行事も無かった。まつりの協力金200円を納めて出発。ウイークデーだが結構な人出である。
出発地点が長禅寺だから歩きだすと直ぐにお墓が有る。由緒ある家柄の人が祀られているようだがお墓には興味は無い。そしてお目当てのヒメサユリ。色が薄く、小振りの花が多い。ほとんどが一つ花だ。一本の幹に三つまでは有るが、四房以上は目に入らず。寂しい限りである。しかし、それを補って遠足で来たと思われる小学生の団体が賑やかだ。高城はお城があったと見えて見晴らしが良く、ベンチと小屋が有る。エゴノキの花が咲き、守門岳の長く裾野を引く姿が美しい。風に吹かれてしばし休憩。
ヒメサユリを見るのが主目的で、ここから下山と考えていたのでクラックスで登って来た。しかし、袴腰の山頂まで進むことにする。やっぱり山登りを趣味とするものは、高みが有ると思うと登らずにはいられないのだ。悲しい性である。山登りにクラックスなんて非常識とも思えるが、これが結構歩けるものなのだ。いまから4年前、糸魚川の不動山に行ったとき、靴を忘れてしまって、止む無く運転時に履いていたクラックスで登ったことがある。あいにくアプローチの林道が通行止めで、休みも入れて往復約13時間のアルバイトだった。結構歩けるものなのである。
高城からは急登もあり登山道らしい雰囲気の漂う道となる。日差しは強いが薫風が体を癒してくれる。終始、守門岳の姿を見ながらの登りとなる。いい眺めである。山頂にはほかに数名。13年ぶりの袴腰山は静かである。遠くにうっすらと白い山が見えた。米山の向こうだから、栂海新道あたり、北アルプスの白馬岳界隈の山であろう。思いもしなかった展望に、なんか儲けた気分で山を降りる。
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