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Yamareco

記録ID: 1880629
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳ピストン (梅雨前にひと登りダ!)

2019年06月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:20
距離
9.8km
登り
1,387m
下り
1,387m

コースタイム

日帰り
山行
5:18
休憩
0:54
合計
6:12
4:03
4:05
20
4:25
4:27
21
4:48
4:52
20
5:12
5:17
22
5:39
5:44
0
6:35
6:36
22
燕山荘
6:58
7:30
20
燕岳
7:50
38
燕山荘
8:28
22
8:50
8:51
16
9:07
13
9:20
9:22
16
9:38
18
9:56
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中房温泉下の第二駐車場を利用(暗くて第一駐車場に気付かなかったので・・・)
3:30出発時点ではかなり空いていたが、下山時には満車の状態
コース状況/
危険箇所等
登山口〜第三ベンチまでは言うこともない快適な登山道。
第三ベンチを過ぎると、残雪と言うほどでもない雪がまばらに点在します。問題ありません。

富士見ベンチからは本格的に残雪を歩きます。残り方はうっすらといったところで踏み跡を歩けばいいのですが、特に明け方は凍りついており、ストック程度の支えがあれば安心かなぁといった具合です。
合戦小屋を過ぎたの稜線では、夏山でいうところの雪渓歩きの塩梅です。踏み跡は明確で不馴れでも迷うようなことはないはず
燕山荘前からは雪もなく、庭園を散策するくらいの感覚

基本的に気をつけるのは明け方の硬い氷と、下山時の滑落でしょうか。
ストックか軽アイゼンがあれば事足りるかと思います。
2019年06月02日 03:44撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
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2019年06月02日 05:13撮影 by  DMC-GF6, Panasonic
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撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ タイツ 防寒着 雨具 ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 タオル カメラ

感想

【初めに】
今回ストックやアイゼンといった雪道の装備は一切未使用です。不馴れなのです。
一応軽アイゼンは持って行きましたが、行けないと思ったら引き返す前提の装備であることをご理解ください。

【本編】
週間予報を見ていたら来週はもう梅雨の気配・・・
はっ!気付いたら10連休のGWから山に入ってないじゃないか!!というところから、この時期から行けそうな山を探したのがことの興り
いかんせん冬山をやらないので、雪山には行けません。
ツイートやヤマレコを漁っていたら燕岳の記録を発見!残雪も大したことないらしいし、天気も良さそう!
北アの女王とはどんなもんなんじゃろ?いっちょ見てやろう、という気分で梅雨前に初めて北アルプスに向かいました
千葉からの往路は渋滞もなく快適そのもの。


深夜1時過ぎに登山口駐車場に到着。仮眠をとって3:30ごろを目処に行動を開始。
第一ベンチを過ぎる頃にはヘッドライトも必要ない明るさとなっていました。
ここから富士見ベンチまでは特筆することもなく、至って平凡な登り道です。強いて言うなら、流石は北ア三大急登というだけのひたすらの登り調子でしたが、つづら折りになっている道の整備が抜群に行き届いているので歩くのがすっごく楽です。アルプス入門というだけありますね

問題は富士見ベンチ以降の残雪です。
特に富士見ベンチから合戦小屋までの残雪は薄く滑らかで硬い氷状。踏み跡以外を歩くとよく滑ります。急登も相まって流石の滑らかさ
とはいえ踏み跡はしっかりしているので、落ち着いて歩けばなにも問題はありません。
森林もだいぶ低くなり、ここいらから山梨方面の景色が開けてきました。雲海が綺麗!
しばらく歩けばすぐに合戦小屋に到着。無人小屋と聞いてますが周辺も清潔ですね。流石は燕

合戦小屋からは急登は終わって、稜線歩きがはじまります。
ここも残雪を通りますが、これまでの登りとは異なりほぼ平坦な地形にトレースがついている感じ。
トレースの谷側を意識的に避けていれば良いかと思います。

燕山荘前からは足下を乱す雪はなく、快適な稜線歩き。燕岳頂上までウイニングウォークを、のんびりと楽しむ
360度視界を遮るものはなく、右を見れば八ヶ岳、左を見れば北アルプスの壁が連なり、背後には南アルプスと富士山を背負って、正面に鎮座する燕岳を目指す
途中の名物の岩々よりも、春先の雪と岩のメリハリが利いた色味の名山を不安なく鑑賞できることそのものにときめきました。
なかなかの贅沢ですね これは

山頂は風もなく快適。パンをかじりながら30分ほど贅沢空間を満喫しました。
行ったことのある山以外の山容はほぼ知りませんが、周りには見知った峰々がづらり。山頂に長く居座る方がいなかったのが不思議でなりませんでしたが、皆さん小屋泊でもう見飽きるほど見たってことなんでしょうか。そうなんでしょうね

下りはピストンなので、特段のコメントなし
気温の上昇に加え、下山者の通行もあり往路に比べて路面はシャーベット状です。歩きやすい!
しっかりと踵をつけて歩きましたよ。
ところどころ踏み跡の脇にグリセード気味な滑り跡があったので、そっちも活用させて頂きました。滑落の不安がほぼないので楽しんで滑れますね
残雪上でのすれ違いが若干面倒でしたが、その程度でしょうか。
あっという間に終わった下山路でした。


【終わりに】
こんなに良い山とは思わなかった・・・
歩きやすい・景色が良い・ほどほどの行程
まさに北アルプスの入門。時期的にか時間的にかはわかりませんが、人も多くなく、この時期の登山にはベストだったと胸を張って主張したいです

【そういえば】
雷鳥は見れませんでした。
本当にいるんですかね。
もう絶滅してしまったのではないでしょうか。目で見なきゃ信じられません。
北訪問も30回程度では足りないのですかね。うーーーん・・・・・・

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
燕岳(中房温泉から往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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