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Yamareco

記録ID: 188733
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

どつぼにハマって常念撤退(燕岳〜大天井岳〜常念小屋)

2012年05月05日(土) ~ 2012年05月06日(日)
 - 拍手
GPS
10:32
距離
18.7km
登り
1,803m
下り
1,988m

コースタイム

06:20 中房温泉登山口
08:18 合戦小屋 08:28
09:15 燕山荘(朝食&着替え) 10:18
13:03 大天井岳(大天荘前で踏み抜いて脱出するのに30分以上)
13:38 大天荘
15:30 常念小屋

5/6
06:05 常念小屋
07:25 一ノ沢登山口
天候 5/5 曇り時々晴れのち雹
5/6 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2012年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路:竹橋22:30(毎日あるぺん号)→06:05中房温泉登山口
復路:一ノ沢07:30(タクシー)→08:00豊科駅08:17→08:41松本08:51(あずさ8号)→11:33新宿

タクシー代(一ノ沢〜豊科駅) 5300円
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
中房温泉登山口にあります

◆中房温泉登山口〜燕山荘
途中から雪が残っていますが、柔らかいためアイゼンは使用しませんでした

◆燕山荘〜喜作レリーフ
多少雪が残っている箇所がありましたが、基本的には地面が出ているので
アイゼンは必要ありません
風速10mを超える強風が吹き荒れていたので歩行には大変気を使いました

◆喜作レリーフ〜大天井岳
一部硬い雪面(氷)があったためアイゼンを使用しました
風速10mを超える強風が吹き荒れて、時として20m前後の風が吹いたので
耐風姿勢で動けない場面がありました

◆大天井岳〜常念小屋
雪が残っている箇所がありましたが、雪質は柔らかく
また多くの部分は地面が出ているので、アイゼンは使用しませんでした

◆常念小屋〜一ノ沢
上部は雪渓を下りますが、雪は柔らかくアイゼンは使用しませんでした
また雪渓上に旗でコースを示してあり、踏み跡も多く迷いません
下部は夏道を行きますが、ほとんど雪は残っていませんでした
合戦尾根を登り
ようやく大天井・常念が見えてきました
2012年05月05日 08:27撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 8:27
合戦尾根を登り
ようやく大天井・常念が見えてきました
雲も取れて燕山荘が見えてきたぁ〜
2012年05月05日 09:04撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
1
5/5 9:04
雲も取れて燕山荘が見えてきたぁ〜
激しく流れる雲の向こうに槍ヶ岳
2012年05月05日 09:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 9:19
激しく流れる雲の向こうに槍ヶ岳
本日歩く予定の稜線
2012年05月05日 09:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 9:19
本日歩く予定の稜線
燕山荘の前はかなりの人が集まってますねぇ〜
2012年05月05日 10:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 10:21
燕山荘の前はかなりの人が集まってますねぇ〜
やっぱり燕岳ってきれいだね〜
2012年05月05日 10:21撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 10:21
やっぱり燕岳ってきれいだね〜
表銀座縦走路の稜線
雪はほとんど残っていません
2012年05月05日 10:45撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
5/5 10:45
表銀座縦走路の稜線
雪はほとんど残っていません
大天井岳へ続く稜線
2012年05月05日 11:13撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 11:13
大天井岳へ続く稜線
雷鳥さん、おっとりしていて全然に逃げません
雷鳥さんに会うとは嫌な予感
2012年05月05日 11:32撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 11:32
雷鳥さん、おっとりしていて全然に逃げません
雷鳥さんに会うとは嫌な予感
おっ、晴れ間が広がってきた
2012年05月05日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 11:55
おっ、晴れ間が広がってきた
裏銀座の山々は真っ白だね〜
2012年05月05日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 11:55
裏銀座の山々は真っ白だね〜
燕岳方面を振り返って
2012年05月05日 11:55撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 11:55
燕岳方面を振り返って
大天井が近づいてきました
2012年05月05日 12:00撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 12:00
大天井が近づいてきました
大天井岳北面を登ります
2012年05月05日 12:37撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 12:37
大天井岳北面を登ります
高瀬湖の青い湖面が見えますね〜
2012年05月05日 13:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:11
高瀬湖の青い湖面が見えますね〜
歩いてきた縦走路
2012年05月05日 13:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:11
歩いてきた縦走路
槍ヶ岳の雲も取れて姿を見せてくれてます
2012年05月05日 13:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:12
槍ヶ岳の雲も取れて姿を見せてくれてます
槍ヶ岳アップ
2012年05月05日 13:12撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:12
槍ヶ岳アップ
何げに見下ろすと、かなり急ですね
2012年05月05日 13:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:15
何げに見下ろすと、かなり急ですね
2012年05月05日 13:15撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 13:15
大天井岳山頂から槍ヶ岳
2012年05月05日 13:18撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:18
大天井岳山頂から槍ヶ岳
大天井岳山頂から
長大な槍ヶ岳北鎌尾根
2012年05月05日 13:18撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:18
大天井岳山頂から
長大な槍ヶ岳北鎌尾根
大天荘が見えた・・・・
このあと踏み抜いて腰まで埋まる破目に
2012年05月05日 13:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 13:22
大天荘が見えた・・・・
このあと踏み抜いて腰まで埋まる破目に
槍ヶ岳を横に眺めながら稜線を行きます
2012年05月05日 13:22撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 13:22
槍ヶ岳を横に眺めながら稜線を行きます
何やら雲行きが怪しい
穂高の上に暗雲
2012年05月05日 13:53撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 13:53
何やら雲行きが怪しい
穂高の上に暗雲
そして雷鳥さん登場
2012年05月05日 14:11撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 14:11
そして雷鳥さん登場
ヤバイ、雷雲だぁ〜
2012年05月05日 15:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
5/5 15:19
ヤバイ、雷雲だぁ〜
穂高連峰も暗雲に包まれだし
雹がジャンジャカ降ってくる
2012年05月05日 15:19撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
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5/5 15:19
穂高連峰も暗雲に包まれだし
雹がジャンジャカ降ってくる
ようやく常念小屋が見えてきたぁ〜
もうひと息だ!
2012年05月05日 15:20撮影 by  PENTAX Optio W90, PENTAX
2
5/5 15:20
ようやく常念小屋が見えてきたぁ〜
もうひと息だ!
撮影機器:

感想

天気が悪く出発を延期していたGW後半山行
5/5はお天気がなんとかなりそうだったので、表銀座から常念山脈縦走に行程を短縮して行って来ました
しかし稜線はすっごい強風なうえ、6日は天候が悪化しそうなので
常念から先は諦めて一ノ沢へ降りてきました

さて、今回の山行で何が“どつぼにハマった”かと言うと・・・・・
大天荘手前で踏み抜いて腰まで埋まってしまい、脱出するのに30分以上かかったこと
いや、まさにハマりました
お天気が大崩れしなかったから良いけど、あれで吹雪いたら遭難もんです
この脱出と燕山荘に忘れ物を取りに帰ったタイムロスで常念小屋へ着くのが遅れ、さんざか雹に打たれてしまいました
ホント、雪山は想定外のことが起こるから、計画には余裕をもたせないとね

また、予想通り5日の夜は常念小屋のテン場で風速10m以上の強風が吹き荒れ
左右前後から吹き付ける風がテントを殴りつけ、
その度に寝袋から出ている顔が空気の塊にひっぱたかれているようでした
(途中から寝袋に潜りこんで寝ちゃったけど)
幸い自分のテントのフレームはもってくれたけど、深夜にご近所のテントが潰れたようです
エスパースさん、ありがとう!

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コメント

風強かったですね!!
daizさん、こんにちは。
ふだんロム専門なのですが、思わず書き込みしてしまいました。
大天荘からそう遠くない所でdaizさんにパスされたはずの3人Pです。

5日深夜、ポールがへし折れたエスパースの主でもあります(苦笑)。
隅のポールを刺すハトメと本体部分を繋ぐ縫製まで破けました。
いや、…参りましたです。
2012/5/8 16:39
tsubuanさん、コメントありがとうございます
えっ、tsubuanさんのテントが被害にあわれたんですか?
深夜にさぞ大変だったでしょう

でも、小屋が近くにあったのは不幸中の幸いでしたね
2012/5/8 18:11
daizさん、こんばんは。
いやー、私たちも大変でした。南ア南部であの風ですから、北アは、、、。

daizさんの日記、タイムリーで非常に助かりました。
あらためて、お礼申し上げます。
2012/5/8 19:01
ricalojpさん、コメントありがとうございます
南アルプスも相当な強風だったようですね
でも、素晴らしい眺望ですね
自分も南ア南部へ行ってみたくなりました!
ただ、交通の便が悪いんだよね・・・・
2012/5/9 8:49
daizさんがテントで大変だったころ、我々は。。。。
やはり健脚daizさんは常念小屋まで到達していたんですね。
一日遅れのdaizさん入山でしたが、健脚快足なので、もしや常念小屋のところで会えるかもと思っていたんですが、我々が到着してすぐに天候急変で、小屋から外に出る気も失せて、早々から談話室でヌクヌクと宴会三昧してました

暴風&雹、テントの人は大変だろうなあと思っていたんですが、まさにdaizさんも大変だったんですね。

もう少し、天候が穏やかだったら、小屋の外に散歩に出てdaizさんに遭遇できたかもしれなかったですね。残念です。

翌日の下山は速攻一番だったんですね。
(午前中に新宿まで帰っているとはスゴすぎです)。
2012/5/11 23:09
kazさん、コメントありがとうございます
あの日、小屋に入ってらっしゃったんですね〜
談話室でヌクヌク宴会三昧なんて羨ましい
こっちはせっせと雪で壁を積み上げてました

翌日は天気が崩れそうだったので、早朝のうちにさっさと降りて
お風呂もやっていなかったので、一目散に帰京しました
2012/5/14 8:49
はじめまして!
daizさん、おはようございます。
GW前半に同じコースを歩きました。
といっても、ボクらは初日燕山荘泊
2日目常念小屋泊というのろのろペースの行程でした。
合戦尾根から燕山荘、大天井岳、常念小屋を
1日で回られるなんてスゴすぎます☆
またちょくちょくお邪魔させていただきます。
今後ともよろしくお願いします!
2012/5/14 8:57
hansusyaさん、コメントありがとうございます
GW前半は好天に恵まれたので素晴らしい山行だったでしょう〜

自分もGW後半の晴れ間を狙って行ったつもりでしたが、
あの強風には参りました

今後とも宜しくお願い致します
2012/5/14 13:05
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