比叡山マルチピッチクライミング★NACC
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- GPS
- 06:20
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 829m
- 下り
- 843m
コースタイム
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:20
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
中のログ
(更新時刻:2019/06/10 23:53) |
写真
若)マルチは登る速度もさることながら、システム構築の時間短縮がキモなんだよ〜ってね(笑)
宙)ほら岩野山、もっとやってよかったかもね♪
「あと5mでーーす!!!」
とロープ残量を「叫んで」たら、、、
「やばい、、届かないこの支点で少し(ハンガー1つ分、といってもこの4Pはハンガー2つなので10mは、、、)あがってもらうか、、、」
との回避策もあった。
若さんのつま先(正確には腰・おなかの高さのはず)に見えるのは「ハンガー」です。
ここではそのハンガーは若さんの先にあるので見えてないが。
ここで若さんの意見は「2ndには***もらう」だった。(まだ書かないので後から見に来て。⇒さとちゃんにはトラブルのことは黙って登ってもらうつもりだったと。それも正解です、本文に続きを書きます※本文1へ)
宙)レスキューなう。追記、今日の「トウキョウトガリネズミ」はこの岩だ、足りなかったロープだけど、ここに掛けて支点構築すればよかったでしょう、もちろん優しく引っ張って動かないことを確認してね。
宙)トイレ前に残置されたブラックダイアモンド社「クラッグ」とアルパインヌンチャク、手袋は俺の方が新しい、日に焼けてたので横の日が当たらないところと思ったけど見えにくくなるのでそのままにした。
装備
共同装備 |
キャメロット#1
#0.5
|
---|
感想
写真コメント・感想がやっと終わりました、写真はExif情報の時刻に並べてます、ご了承ください。
トイレにマムシがいた。
なので退出してもらった。
★TAカンテ★
6名が3パーティーに分かれて、2名1組で登った。
1.宙とADお姉、宙が終始リードで登る。シングルロープ60m
2.マー君とガチャピーナがつるべで登る。シングルロープ50m
3.若さんとイオタン、若さんが終始リードで登る。シングルロープ50m
■1P:リード宙(10:23:_??分、添付のGPSデータ丸め過ぎた、、、)
プロテクション:ハンガー4個使用、合計ODが6個あれば足りる
途中の左上トラバースはランナウト気味(確保なし気味)、草木の下で取ろうかと思うが木がなかったかな?ナチュラルプロテクションの回収はセカンドにさせたくなかったのでそのまま通過。
終了点:ハンガー2枚にネジ締めワイヤー、高めに設置してあるので使いずらい。
最初の岩を右から周り込むか左から超えるかで悩むところ、ここが最初で最後の核心と言っても過言ではない。
なのでトップが終了点でフォローする際、登り始めの出だしの2ndの声が聞こえるかどうかが肝心、2ndは「張ってくださ〜〜い」など大きな声で、風が吹くと聞こえづらいがまだここは良いほう。
■2P:リード宙(11:51:_5分)
プロテクション:ハンガー3
終了点:ハンガー2
まず左上して途中から左真横へ移動するのだが、真横移動中の「途中」で見えるハンガー方向の「上」に上がってしまうと違うルートに入ってしまうので、最後のハンガー2個が並んでいる終了点まで行くこと!!
※図1解説を写真投稿しました。
■3P:リード宙(12:16:_9分)
カムを使って3組目が回収する手はずだったので、カムを差し込む場所を探したが見つからず、必要性も低かったのでそのまま登った。
プロテクション:ハンガー1、ピトン1、以前はカム1紫を使ったが今回は使わず、、、ハンガー増えてる??
終了点:ラッペルステーション
※終了点直前のフレークは動くので触らない、終了点の巨大なフレーク状の岩もちょこんと乗ってるだけなので触らない。
ここでAさんのセカンドフォローをしているときに、ふと俺から落ちる装備があった、、、落ちた先は終了点右下5メートルの木と草の中、落下位置は目視していたが「んんっ?カラビナ?、変な体勢でも挙動もしてないからなんだろう・・・まいっか」
Aさんが到着して事情説明し「何もせずゆっくししててください。」
カラビナにクローブヒッチしてATCをセットして降りて行く、、、
「確かこの辺に落ちたはずだが音はしなかったよなぁ〜〜なんだったろ?・・・」
「この棘(いばら)がじゃまだな、、、あった!!」
「Fitbit alta HR」会社の健康保険組合が希望者に支給した「心拍計+フィットネスバンド」だった。
https://www.fitbit.com/jp/altahr
前回の根子岳アルパインの山頂付近で外れたのも同じ感じだった、、、バンドに経年劣化による亀裂が入って外れた様子。
終了点への帰りはクレイムハイストで確保しながら登り返した。
■4P:リード宙(hhmm:_m分)
プロテクション:ハンガー1
終了点:ラッペルステーション
【注意】ここでピッチを切らずに5Pへ進むと50mロープでは立ち木まであと2メートルほど足りなくなる。
※図2解説を写真投稿しました。
■5P:リード宙(hhmm:_m分)
終了点奥:ハンガー二枚、奥の岩の終了点だが、ここは風が吹くと声は聞こえづらいはず
か下のいずれか
終了点手前:立ち木からナチュラルプロテクション、風が吹くときはここでセカンドフォロー。
まー君の書いているこちら
> 今回最終ピッチでロープが2m程足りないというアクシデントが。
> 【反省点】
> ・最終ピッチでロープの長さが2m程足りず立往生。たまたま待ってくれていた先発組に助けてもらったが、登る前にトポによりピッチ間の距離を必ず確認。
ですが、今回の3パーティーシステムで私たちペアは1番目、マー君ガチャピーナが2番目に登り始めてた、3番目はわかたけペア(経験者)。
マー・ガチャペアは外岩マルチ初心者でTAカンテ初見のため、経験者である私が教えておかなければなりませんでした。
この課題についての対処方法については継続検討・審議
※本文1:若さんの「後続フォローには何も言わない」の場合、
ルートの難易度「簡単だし、ここじゃ**さんは落ちないだろう。」の判断があったことは言うまでもない、その場合「登っていいよー!!」の合図と同時に「スラック(後続が登ることによりたるんだ状態のこと)」が出たらその分前進し、前述の岩で仮支点を取ったり、目の前の松の木に巻いて確保したり、もしくはそれすらせずに休憩していたところにあるハンガー2つが見えるからそこで初めてビレイ(時間の掛かる支点構築はせずに、ビレイと言っても体重差があるのでカラビナを掛けて折り返しただけのビレイでも可)する。
では難易度が高いところだったら、、、前述のスリングで輪投げ大会をするや、最後のハンガー(すぐ下にあった、要注意で)までクライムダウンする、などを検討したであろう。
今回の場合はフォローも初めての人が多いがやっぱり「あと25m」「あと5m」のコールが予防策だったと思います。
過去の宮崎県比叡山 - まとめ - chusakaiさんの日記 - ヤマレコ
https://www.yamareco.com/modules/diary/9108-detail-173647
私のプロフィールTOPにリンクを作成していますのでわからなくなったらそちらから入ってください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/userinfo-9108-prof.html
Chu's クライミング 比叡山Special
https://www.youtube.com/playlist?list=PLKHZO6X4MC5uWEsivubOZayS3ooml8nwh
【携帯電波】格安SIMスマホ(Docomo回線)
【飲料】水1.0L消費(1.5L準備)【食料】:のり弁おにぎり1つ
【ウェア】
上下インナー:finetrack「パワーメッシュ Tシャツ/ボクサー」
上半身:ユニクロ「ドライEXフルジップパーカ(灰色)」
下半身:finetrack「ストームゴージュアルパインパンツ」、
下着パンツ:モンベル「ジオライン L.W. トランクス」
レインウェア:なし」
手袋:3M「コンフォート手袋(ホームセンター300円ほど)」、ブラックダイヤモンド「クラッグ」(全リードで使用せず)
靴下:ユニクロ「薄手」
ブーツ:ジョギングシューズ(アプローチと下山用)、FIVE TEN 「スパイア」
帽子:TEL「白サンバイザー」
ヘルメット:ブラックダイヤモンド「ハーフドーム」
ザック:ドイター「フォーチュラプロ38」
【歩数】歩
【体重】1.0*kg減量
【装備】8kg
【筋肉痛】
当日:以前から(5月12日の根子岳の帰宅後くらい)の右肩をあげると違和感が継続。
翌日:指、背筋
筋肉名称を覚えよう!|筋肉名称,筋肉,名前,筋肉図,イラスト
https://muscle-guide.info/
何だかんだ、中々行けなかった比叡山ですが、皆さんのお陰でやっと行くことができました!
5ピッチなんて、どんだけ遠いんだろう…?と思っていたけど、終わってみるとあっという間でした。
(あ、自分の体感速度が。周りからは支点構築が遅いと言われたけど 笑)
今回、初の夫婦つるべクライミング。
途中、選手交代したくなる気持ちを抑えて、諦めずに自分のトップ担当ピッチでどうにか終了点まで辿り着けたのは…
偏に、後ろからのワカさんイオタンの声掛け&横ルートを登っていたおじさま達の優しい励ましのおかげです。
特に4ピッチ目はマジで過呼吸みたいになってしまったー(;゜Д゜)
とにかくボルトが遠い…ジムのODで言えば、終了点までゼロクリップ登るくらいの距離を感じて、まさに命懸けの緊張感。実際10mくらい空いてそうな(汗
ベテランからしたら「TAカンテくらいで…」と笑われそうですが「落(らく)=Death‼」という自分の声と戦いながらのクライミングでした(笑)
クライミングが終わってからの10〜15分の尾根歩きも、中々スリリングなもので…!ドキドキ感が意外と楽しかったです。
宙さんが、一生懸命007の曲の説明をしていましたが、私的には「靴が脱げる、靴が脱げる、靴が脱げるぞ〜♪」の「酒飲み音頭」の替え歌が一番印象に残った一曲でした(笑)
マルチの後にまた歌おうー(*^o^*)
haru621さんも、初マルチとは思えない余裕の笑みで、とっても素敵な一日になりました!
皆さんありがとうございました★
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マルチピッチクライミングは楽しい。
独りでは到達できない高度の岩壁を登っている時の充実感。支点にセルフビレイを取り見渡す雄大な眺めと、吹き上げてくる微風に乗った鳥の囀り。切り立つ岩肌にへばりついた状態で僕の五感は冴えわたる。ホールドとステップを見極め、掴み、乗り込む。周囲を全体的に感じながら「今、ココ」に集中しきっている、そんなフローな状態になっているのを感じる。
比叡山はマルチを楽しむエリアとしては、全国有数の岩場だと思う。こんな場所が近くにある僕らは幸せだ。今回も楽しい山行でした。ご一緒したメンバーのみなさん、お疲れさまでした。
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■今回のツボなポイント
・誰もいない集合場所(下部駐車場)に不安を感じたガチャピ夫妻。
・その頃、移動済みの上部駐車場脇にあるトイレで用を済まそうとしゃがみ込んでいた僕の目の前にマムシが居たが、ケツは噛まれずに済んだ件。
・技術的には余裕で行けるルートなのにビビッて過呼吸になってるガチャピ。
・山頂でランチ休憩の時に「007のテーマ曲」について語り出す宙さんに誰もついていけてない件。
・下山後に納得いかない宙さんが「007のテーマ曲」をカーステで流したのにやはり誰もついていけなかった件。
・最終的に「ワルキューレの騎行」を爆音で流しながら帰る宙さん。
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クライミングを始めてからよく耳にするようになった「比叡山」。
ロッククライミングの聖地と言われ、初心者でも登れるルートがあるらしい、いつか行ってみたいなというくらいの思いでしたがいつも間にか大きな目標になっていました。
なかなか挑戦できる機会が合わなかったのですが、梅雨入りしそうなこの6月についにその時が来ました。
初の比叡山を思いっきり楽しむために、初めて夫婦二人でペアを組んでつるべでトライすることに。
挑戦するのは最も易しい「TAカンテ」。1ピッチ目夫、2ピッチ目嫁の順番で登ります。
グレードは5.6から5.8あたりと聞いていましたが、緊張か実力かなかなか難しい...
ボルトの間隔も今まで経験したことがないくらい長い...
弱気虫が顔を出しそうになりながらも、皆さんの励ましや隣のコースを登られていたベテランお二方のアドバイスにより何とか完登することができました。
ですが、今回最終ピッチでロープが2m程足りないというアクシデントが。
先発組の力をお借りして何とか切り抜けることができましたが、事前の確認不足を痛感しております。
反省しつつも、昼からの雨予報も外れ、皆で山頂でワイワイしながら眺めた景色は忘れられません。
また登りたくなるような山容でした。
この機会を作ってくれたワカさんを始め一緒に登った皆さん本当にありがとうございました。
【反省点】
・支点構築の時間がかかり過ぎた。次に登る人がセルフ等を取りやすく、スタートしやすい支点構築を次回は心掛けたい。
・最終ピッチでロープの長さが2m程足りず立往生。たまたま待ってくれていた先発組に助けてもらったが、登る前にトポによりピッチ間の距離を必ず確認。
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