屏風山と黒の田東湿地を6コースで巡る

2019年06月11日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.5km
• 登り: 1,071m
• 下り: 1,058m

コースタイム

大草口駐車場 - （大草南ルート） - 八百山 - 展望ポイント - 屏風山 - 送電線鉄塔（中ヶ平口分岐） - （常盤口ルート） - 常盤口（神徳口） - 林道 - 奥二又分岐 - ささケ平 - 寿老の滝登山道（西ルート） - 寿老の滝 - 奥寿老登山道（東ルート） - 黒の田東湿地 - 八百山 - 屏風山 - （大草北ルート） - 大草口駐車場

天候

晴 のち 曇

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大草の登山口の駐車場利用

コース状況／危険箇所等

・屏風山の山頂から少し下った地点の寿老の滝との分岐点に、ささヶ平への案内なし（寿老の滝のみ→看板あり）。

写真

3代目となる新しい登山靴でスタート
底がすり減った靴との滑り易さが大違いでした

屏風山系登山道案内図（略図）
・奥寿老登山道（東回り）…�ズ２麝�用したルート
・寿老の滝登山道（西回り）…�ず２麝�用したルート
・常盤口登山道…�∈２麝�用したルート
・仲ヶ平登山道
・大草登山道（北ルート）…��今回利用したルート
・大草登山道（南ルート）…�〆２麝�用したルート
・百曲り登山道（大牧口）
・笹平登山道
他に
・常盤口からのささヶ平経由のルート…��今回利用したルート
・常盤口からの二又奥（難路）ルート
など色々なルートがあるようです。

大草の登山口付近の湧水の池
コウホネとヒルムシロが生育していました
池畔に止静庵と座禅岩の解説板がありました

池の中にサワガニ

池でトノサマガエルが鳴いていました

登山道で遭遇したヤマアカガエル

屏風山の山頂手前にある展望地からは南西側が見渡せました

瑞浪市中心市街地

岐阜県道66号多治見恵那線沿いにある道の駅「土岐美濃焼街道どんぶり会館」、土岐市陶磁器試験場 セラテクノ土岐、稚児岩大橋

弥勒三山（愛岐三山）
この左奥には春日市の街並みやザ・シーン城北などがぼんやりと見えていました

中央奥に三国山

六百山（800m）の頂上
本日の最高地点

屏風山の頂上の一等三角点
左奥の切り開きから見られる恵那山には雲がかかっていました

御嶽山展望地からの上部に雲がかかった笠置山と二ツ森山

稜線部のツガの大木

坊主山（750m）の山頂

常盤口への植林地の尾根の下り、送電線の巡視路になっていて、プラスチックの階段が敷設されていました
下部では植林の間伐直後でした

常盤口の登山口付近の林道から尾根への取付
屏風山まで1,400m

シオヤトンボ♀

常盤口の案内図
近くに登山者用の駐車場

クロサナエ♂

ニホンカワトンボ
上：オス
下：メス

ウツギを吸密中のオナガアゲハ

スイカズラを吸密中のモンキアゲハ

二又奥（難路）ルートとささケ平へのルートの分岐
・常盤口から300m
・ささ平経由屏風山まで1,700m
・二又奥経由屏風山まで1,100m、難路で下山時に迷いやすい

瑞浪市と恵那市との市境稜線部の鞍部にあるささケ平

稜線部の脇にあった小屋
近くには一升瓶などのゴミが散らかっていました

ナミテントウの蛹

ナワシロイチゴを吸密中のヒメキマダラセセリ

ナワシロイチゴを吸密中のヒメウラナミジャノメ

ナワシロイチゴの上のトゲカメムシ

寿老の滝の西回りルートを下りました
寿老の滝の登山口のトイレ

寿老の滝

寿老の滝

寿老の滝の西東回りルートの林道入口

キンモンガ

コジャノメ

クロヒカゲ

ダイミョウセセリ

林道からの黒の田東湿地への入口

黒の田東湿地

タケカレハの幼虫

ハッチョウトンボ♂

ハッチョウトンボ
未成熟♂

■屏風山の花など
イチヤクソウの蕾

イナモリソウの 花後？

コツクバネウツギ

ササユリ

ギンリョウソウ

サワギク

カキノハグサ

カキノハグサの花の細部

ツクバネの雌株

ツクバネの雌花（1花）
花と葉が同色の地味な花

ツクバネの雌花（2花）

ツクバネの雌花（3花）

ツクバネの雄花

（参考）
翌年まで残ったツクバネの果実
羽根つきの羽根に似ている

ヒトツボクロ

シソバタツナミ

ヤブヘビイチゴ

ヘビイチゴ

クマイチゴ

モミジイチゴ

ヒメヘビイチゴ

ゲンノショウコ

コアジサイ

ヤマアジサシ

ヤブムラサキ

シラキ

センブリの若葉

モウセンゴケ

ハルリンドウの果実

ノカンゾウ

サワラン

トキソウの蕾

カキランの若葉

ノハナショウブの蕾

サワフタギ

日向坂にノギランの蕾

クモキリソウ

シライトソウ

ミズゴケとツルアリドオシ

キショウブ

感想

アルプス岳

森の中ではキビタキのさえずりが響き渡っていました。


梅雨の晴れ間で、朝は涼しく感じられ、日中も木陰では暑さが和らいでいました。
山頂部の手前の展望台からは瑞浪市方面の街並みなどが綺麗に見渡せました。その後山頂に到着すると、瑞浪市の上空には少し雲が湧きだしていました。下山時に、山頂を再訪した時には曇空となっていました。
遠景の山には雲がかかっていて、中央アルプス、御嶽山、白山などは全く見えませんでした。
湿地の花は、昨年よりも開花が遅れているような印象でした。

【バックナンバー　屏風山】
・1月29日 (2019年) 『屏風山 新雪と霧氷〜釜戸ハナノキ自生地から周回』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1717002.html
・5月26日 (2018年) 『笠置山のヒトツバタゴとヒカリゴケ、屏風山と黒の田東湿地、築水池北湿地』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1476395.html
・6月11日 (2019年) 『屏風山と黒の田東湿地を6コースで巡る』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1889764.html
・7月1日 (2018年) 『屏風山 〜ハッチョウトンボの楽園の黒の田東湿地』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1513584.html
・9月13日 (2018年) 『屏風山 〜黒の田東湿地（秋・シラタマホシクサ…）』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1581695.html