猪鹿蝶で八丁平(葛川中村-八丁平-皆子山-平)



- GPS
- 06:45
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,015m
コースタイム
天候 | 曇-雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
実は坊村と平の間がぽっかり空いていたので、ここを詰めておいて、大阪湾から日本海への軌跡を少し北まで伸ばしておきたいと思っていました。比良縦走すればええやんというご意見はもっともなのですが、今回は八丁平と皆子山西尾根再訪も兼ねようと、少々欲張りな企画で、せっかくきれいな所に行くのに一人じゃもったいないと思って声をかけたら、だんだん人数が増えて、5人での山行きになりました。
前回鎌倉山を通ったので、今回は別の道を通りたくて、葛川中村から江賀谷を通るルート。天気予報が心配でしたが、直前の予報では昼頃ににわか雨と。出町柳駅で5人集合して、10系統の京都バスで出発しました。中村を8時50分にスタートし、最初は林道歩きです。結構歩いてから登山道に入るのですが、実はこの道、最初は沢沿いに登っていって、途中何度も渡渉する必要があったのです。そして、前夜の雨の影響か、水量が多い。最初しばらくは渡渉の都度注意を要しました。また、要所要所にテープやリボンがありますが、道はわかりづらいところがあり、そちらにも注意が必要です。
さらに、水の近くを歩く、雨上がりである、ということは、ヤマビルにとっては絶好のコンディションであり、各自様々な工夫をしていたのですが、次々と隊員たちを襲うヤマビルの恐怖! (私は先頭を歩いていたせいか、一度靴に上がりかけていた程度で、恐ろしいことにはならなかったのですが)
そんなこんなで、2時間くらいの歩行でようやく八丁平到着。空は曇でしたが、それを感じさせないしっとりとした雰囲気が最高でした。季節季節で印象が違っていて、やはり人気の高いスポットであることはうなずけますね。で、到着直後にイノシシの子供を発見。さらに周回中に鹿よけネットの中に入り込んだ鹿を発見。そこここで蝶が舞い飛ぶという、花札ファンが聞いたら喜びそうな湿原でした。
その後、相次ぐヤマビルを払いながら二ノ谷管理舎へ。ここではお手洗いを借り、昼食タイムとしました。続いて皆子山へのつなぎ区間です。舗装林道ですが、そろそろ残り時間が気になってきたので、舗装路ではしっかりペースを上げます。一方、雨が降り出したのでレインを着込みました。
皆子山は西から登るルートで、このルートは山と高原地図にも、YAMAPにもヤマレコにも、レディメイドの登山ルートとしては掲載されていません。ただ、以前に逆向け(下山路として)歩いたことがあるので、手元にその時のログがあるし、まあなんとかなるだろうと思って登り始めました。結果、結構迷いました。上から降りる時は支尾根に迷い込みやすいきらいがあり、そこはなんとかなったのですが、尾根から一度谷に降りなければならないところで、そのまま尾根を歩いて行ってしまうことが目立ちました。さらに、一度やんでいた雨がまた強くなったのみならず、風も激しく吹いてかなり荒れ模様。ようやく皆子山の西尾根に着いたのですが、ここの空気をゆっくり楽しむ暇がなく、そのまませかせかと山頂まで行く羽目になってしまいました。
京都府最高地点でかわりばんこに記念撮影をし、平へ下山。この範囲は道もはっきりしていて、迷うようなこと頃はありません。ゴール直前で急な下り坂がありましたが、無事怪我もなくバス停に到着することができました。着いてしまったら、30分ほど余裕がありました。ただ、今回のメンバーは皆さんしっかり歩ける方でしたし、林道を歩く時は結構ペースを上げることもできました。さらには休憩時間も短めです。同じスケジュールで同じコースを歩く場合、バスに乗り遅れないように充分ご注意なさって下さい。
最後、(行きは出町柳からの京都バスでしたが)帰りは江若バスで堅田駅へ(今年から?京都バスは1往復だけになり、午後の出町柳便はなくなっています)。ここで餃子を食べながら反省しました。皆さん、どうもお疲れ様でした。
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