天狗堂⇔サンヤリ 【鈴鹿マイナーマウンテン】
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 715m
- 下り
- 745m
コースタイム
13:00サンヤリ〜15:00大皇器地祖神社登山口〜15:30林道登山口(駐車地)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは手入力にて実際とズレが生じます。 赤テープや目印はたくさんあり迷うことは ほとんどありません。 登山道は踏跡は多いが 急勾配の連続で滑りやすいところは要注意。 登山口は大皇器地祖神社横と君ヶ畑の集落を抜けた林道登山口の2ヶ所、 〜<天狗堂> 神社の方は急勾配は少ないが距離は長く時間もかかります。 林道登山口からはほぼ全道程急勾配の登りです。 〜<サンヤリ> 天狗堂から約40分で到達できます。危険個所は特にありません。 ※ヤマヒル注意報(感想を参照) |
写真
感想
先週のGWにあれこれ計画していたが天候不順で実現できなかった山行計画の中からチョイスしてみる。
鈴鹿でもマイナーな「天狗堂」は以前から気になっていた山です。その奥に「サンヤリ」という山もあり縦走ピストンの計画を立てました。ヤマレコで検索すると3件のみ、サンヤリのレコは「---masa---」さんのレコのみでした。参考にさせていただきました。ありがとうございます。
急登であることは あらかじめリサーチ済みですが 実際に登るのと聞くのでは大違い、急勾配が延々と続きます。息が切れるより先にアキレス腱が切れそうです(笑)ヒールリフタ―が付いていても無理でしょう。
昨年同時期のレコには「イワカガミ」の群生が満開であったと記されているが、今年はさっぱり花がありません。花の時期が遅いのかもう過ぎてしまったのか くたびれた花を一輪見つけただけです。
「天狗堂」山頂は眺望なく展望岩へ移動。確かに良い眺めです。鈴鹿の山々が見回せます。ついつい目が行ってしまう「御池岳のボタンブチ」もはっきりと見えました。
「天狗堂」で一息入れてから「サンヤリ」へ向います。先程の急登と違い緩い稜線歩きでした。想像していたよりも距離があり途中のピークのような所を山頂と間違ってそこで引き返すところでした。
山頂に到着したのが正午ごろでもあり気温も上昇しとても気持ちの良い気候になってきました。
一時間以上の休息をとり下山開始、帰路は登りに使った急勾配を下る気にはとてもならず 少々距離はあるが君ヶ畑の「大皇器祖地神社」横の登山口へ向うコースを選択(垂直に近い道を安全に下りる自信がありませんでした。)しました。
君ヶ畑は全国にいる木地師の里です。木材を回転させながら削って加工し お椀などを作成します。日本の木工製品のルーツだそうです。
今回出合った登山者は5人パーティーとトレランのおひとりだけでした。山頂は常に独り占めで途中の登山道でもほとんど人に会わない 静かな山行でした。
《蛇足》
本日の君ヶ畑から御池川林道を更に奥に進んでいくと「茨川」方面に行く「ノタノ坂」や土倉岳の登山口 「T字尾根」につながる小又谷の入口、更に進んでいくと「鈴ヶ岳」や「ミノガ峠」、「大見晴」の山頂付近を通り最終的には多賀町の県道に出ました。途中落石等の危険箇所もありましたが犬上ダム方面を通るにしても今まで三重県側からしか行けないと思っていた鈴鹿の山々へ滋賀県側からノタノ坂〜治田峠のルートでアクセスできます。また大見晴、茶野、鈴ヶ岳へもR306からよりも比較的短時間でアクセスできそこから御池岳へのアプローチや土倉岳からのルートも考えらえます。このあたり一帯研究してみる価値ありです。
《蛇足供
本日、今年最初の「吸血生命体」の襲撃を受けました。幸い一匹だけでザックの上を徘徊していたのを発見し適切に処理しましたが発見が遅れていて 首の方から襲われていたらと思うとおちおちと山行に集中できません。
午後からの気温の上昇に「まずいな」とは思いましたが油断しておりました。 いよいよ「鈴鹿」もシーズンオフかなと感じています。快適で安心な山行は今月中が限界かと思います。
いまだに登山靴の底から数十匹(私にはそう見えた)が「ウニョウニョ」と登って来る光景がトラウマになっています。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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yuconさん 今晩は。
天狗堂からサンヤリですか。 渋いですね。
ボタンンブチ辺りから眺めると良い形の山が天狗堂ですかね?
鈴鹿の山もこの辺りは静かでしょうね。
天狗堂 この名前の響きに惹かれて行ってみたと思っていました。記録を見てなんだかうれしくなった次第です。
天狗堂からの眺めは良いですねぇ。
写真で見る限り、そうなんですから実際は
感動ものでしょうか?
御池から見下ろすと綺麗な三角錐ですが、
実際登ると、やっぱりきつい坂なんですね。
君ヶ畑駐車場までは行ったことはありますが多賀に
抜けられるとは知りませんでした。
私はyuconさんとは逆で御池・藤原を306側からアプローチしたことはありませんが、なかなか奥の深いエリアですよ
yuconさん、こんばんわ。
天狗堂は鈴鹿の山々からはよく見え目立ちますね。
でも手軽過ぎて未踏のままです。
今年はイワウチワの開花も遅かったようですが、見頃も短かったのかも?
30の花はイワカガミに見えますね。
「渋い」とはうれしいお言葉です。
《セブンマウンテン》に対抗して【マイナーマウンテン】と銘打って 昨年の「向山」「男鬼山」からの流れで勝手にシリーズ化していくつもりです(笑) よかったら見てやってください。
私も名前に惹かれて一度訪れてみたいと思っていましたが以外と近かったので驚きました。
GW後の休日、しんどかったですけど ほんとうに静かな山歩きができました。
是非行ってみて下さい!
GW中の御池岳〜藤原岳のテン泊や「お金明神」のレコ 大変興味深く読ませていただきました。
天狗堂からは御池岳の南斜面がよく見えて「もしかしたら この位置から捜索すればもっと早く発見出来たかも・・・」と思いました。
治田峠から茨川へ行かれたレコを見て 滋賀県側から藤原岳や竜ヶ岳へ行けると思い今秋には試してみたいと思います(夏はダメ)。
ノタノ坂から土倉岳、御池岳のコースや今回、通行可能とわかった林道から茶野〜鈴ヶ岳〜鈴北岳〜御池岳と面白いルートのアイデアが浮かんできます(アイデアばかりですけど)
林道の件ですが 後で「山と高原地図」を見ると御池川沿いを奥へ進み「道ヶ谷」へ入りミノガ峠を越えて大見晴・滝谷沿いに進み近江放を越えて最終 多賀町霜ヶ原の県道34号に出たようです。もちろん地図上には道はありません(カーナビも混乱してました)しかし道幅も広く危険箇所も少なかったです。
やはり鈴鹿は地味で奥が深い滋賀県側のエリアがいいですね。
私も特保のコーラをグビグビ飲んでます。
滋賀県の方からのコメントはまたうれしいものです。
恐縮です カガミとウチワの見分けがつきません 訂正しておきま〜す。
いつかのnakatoさんのブログに「福寿草を見に〜」や「カタクリを見るために〜」という一節をよく目にして当時山の事をよく知らなかった私は「花を見るために山へ登るのか」と感心していました。当時は山に花が咲いていることすらピンときませんでした。まだまだ勉強不足ですがまずは花を知るところから始めたいと思います。
「天狗堂」から見える御池岳は今まで見たことが無いアングルからで新鮮でした。「サンヤリ」までの稜線はとても気持ちよく歩くことができました。地味で静かで寂しいですが やはり滋賀県側の鈴鹿がいいですね!
いつもぼくの拙いレコに「拍手」をいただきありがとうございます。
鈴鹿のマイナーな山、静かそうで、いい感じですね!
参考にさせていただきます!
初めまして! ご訪問ありがとうございます。
この日、目的の山をチョイスするのに最後まで悩んだのが「竜ヶ岳」でした、。結局、マイナー志向の私は「天狗堂」を選びましたが、竜ヶ岳でしたらお出合い出来たかも?でしたね
でもこの日は天候に恵まれどこへ行っても満足できる山行だったと思います。天狗堂から眺める銚子岳、静ヶ岳、竜ヶ岳の三連山はとても素晴らしい山姿でした。
息子さんと親子で登るのはまた格別ですね、いろんな意味で「強い人間」に育てるには山行が最適なような気がします。将来が楽しみですね!
「鈴鹿」は華やかな三重県側が何かと目立ちますが私は静かで地味〜な 滋賀県側の鈴鹿が大好きです。マイナーな低山にこそ鈴鹿の本来の姿が残っていて、この魅力に取りつかれてしまいました。
いつかまた 鈴鹿の山でお出合い出来ることを楽しみにしています。
by yucon
この辺りの山域、私はまだ足を踏み入れたことがないので非常に気になる場所です。
愛知県側からは遠いし(でも石榑トンネルで近くなりましたが)、普通の車では少し不安があります。
天狗堂は地質学的に見ると、御池・藤原以西に広がる古生層の砂岩、粘板岩、輝緑凝灰岩の大地に、ぽつんと離れ小島のように浮かんだ火成岩からなる山だと思うのですが。それゆえ周囲の山とは違った、なにか面白い物でもないか興味津々です。
天狗堂から見る御池テーブルランド、一度見てみたいですね。
鈴鹿北西部のマイナーマウンテンの紹介、楽しみにしています。
おっしゃるとおり、石灰岩の山ではありませんでした。
カレンフェルトも無く何となく違和感があったのは石灰岩を見ないせいでしたか。
その代わり山頂付近には大きな岩がごろごろとありました。展望岩もその中の一つです。
御池、藤原とこれだけ近いのに地質が全く違うというのも面白いですね。
御池川の清流沿いはとても気持ちの良い林道が続きます。道幅も充分あって大きなワンボックスカーもたくさん来ていました(ほとんどが渓流釣り目的)ので大丈夫だと思います。
マイナーマウンテンシリーズはこれからもお楽しみに!「鈴鹿の山と谷」を読んで研究します。
でも、ほんと滋賀県側の鈴鹿は地味で暗いですね・・そこが魅力なんですけどね
yuconさん、先日は私のレコにコメントありがとうございました。
鈴鹿にはそんなにヤツがいるのですか?
この時期、丹沢でもヤツの話題がボチボチ盛り上がります。
私事ですが、30年弱のブランクで山登りを再開していますが、
かつて、山ヒルの被害は皆無です。
沢登りも100回以上ですが、そんな話題は皆無でした。
鈴鹿のこれからの時期はオフとすべきでしょうか。
ちなみに、私はTシャツが基本です。
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