日本のおへそ霧訪山

2012年05月13日(日) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 8.1km
• 登り: 761m
• 下り: 752m

コースタイム

08:30　山ノ神自然園駐車場⇒　08:45　霧訪山登山口⇒
09:15　鉄塔(��34)⇒　09:50ブナの分岐⇒10:10　霧訪山 11:00⇒
11:10　ブナの分岐⇒　11:40　たきあらし峰(鉄塔)⇒　12:05　大芝山⇒
12:30　大芝山の分岐⇒　12:45　洞ノ峰(西條城跡)⇒　13:10　鉄塔(��26)⇒　13:50　山の神神社⇒　14:00　山ノ神自然園駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

長野自動車道塩尻ICを下りて国道19号線に入り塩尻市内へ進みました。
「桟敷」交差点を左折そして「日ノ出町」交差点を左折「下大門」三差路を
狭い道路に右折しました。
中央本線の高架の下をくぐり抜け右折、左手に矢沢川を見ながら川沿いに進みました。
再度、蛇行している中央本線の踏切を渡り山ノ神自然園駐車場に車を置きました

コース状況／危険箇所等

　長野県塩尻市内から南に見える里山霧訪山へ向い、細い流れの矢沢川沿の道を上がりリンゴや梨の果樹園を通り新緑の森に入って来ました。
　頭上の送電線を少し越え小さい橋の袂に駐車スペース5〜6台の山ノ神自然園駐車場がありました。
　今日はここから登り霧訪山から大芝山へ縦走して山ノ神自然園に戻る予定です。　天気は快晴、霧訪山山頂からの眺望を期待して肌寒い気温の中出発しました。
　小鳥のさえずりや沢音を聞きながらなだらかな園内の車道を上がり「たまらずの池」を過ぎ、左手に曲がると霧訪山登山口がありました。
　赤松の林に入り尾根沿いに付けられた勾配が急な登山道を登って一汗かくと高圧線の鉄塔の下に出ました。
　ここで休憩、北アルプスが見えました。
　さらに勾配は急になり東西に延びる大芝山への稜線「ブナの分岐」に上がりました。
　間もなく林の中のゆるやかな女坂を登り標高1305.4mの霧訪山山頂に着きました。
　山頂からの眺望は360°、雪を被った日本のアルプスの峰々が街並みや田園風景の彼方に見えて皆眺望の良さに感激しているようでした。
　山頂の祠の付近に咲いているオキナグサの花は気温が低いためか花弁は全開していませんでした。
　余りにも居心地が良いのかメンバーの誰も動こうとしないので、予定を変更して早めの昼食を山頂で採りました。
　昼食後重い腰を上げ男坂を下がり分水嶺になっている稜線を大芝山へ向かいました。
　登山道脇には見頃を疾うに過ぎたカタクリが実を付けてたくさん見られました。　変わってニリンソウの花が咲き誇っていました。
　標高1210mの大芝山はなだらかな山頂なので、山頂標示が無いと通り過ぎてしまいそうでした。
　大芝山の肩から山ノ神自然園駐車場へ下がりました。　
　途中洞の峰からは松本空港が見え丁度飛行機が離陸するところでした。
　細尾根を進みかなりの斜度の山腹をトラバースして下がり、尾根を交わして山の神神社に出ました。
　林道を下がりカーブミラーにぶつかり左折して山ノ神自然園駐車場に到着しました。

写真

5/16 5:52

山ノ神自然園駐車場に着きました
気温は低め長袖でも少し寒いかな

5/16 5:53

ヤマブキの花が咲く林道を進みました

5/16 5:53

雄床山神社

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雄床山神社
大きな岩にしめ縄がなにかいわれがありそうです

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たまらずの池

5/16 5:55

たまらずの池　水面は余りきれいではありません

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たまらずの池を過ぎてすぐに案内板左折しました

5/16 5:56

霧訪山登山口

5/16 5:57

登山道脇に咲いていたスミレ葉に特徴がありました

5/16 5:57

赤松林を登ると��34の鉄塔に

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��34の鉄塔からの北アルプス

5/16 5:58

黄緑色の新緑

5/16 5:59

重そうなザックを背負いがんばる
かなり勾配があるようです

5/16 5:59

大芝山への稜線ブナの分岐に上がりました
霧訪山へ向かいます

5/16 6:00

花の見頃を疾うに過ぎたカタクリが実を付けていました

5/16 6:00

山頂の祠の付近に咲いているオキナグサの花は気温が低いためか花弁を全開していませんでした

5/16 6:01

霧訪山山頂には麓の小野神社の境外社の一つで会地社(おうちしゃ)の祠がありました
オキナグサの花は祠の脇に咲いていました

5/16 6:01

山頂付近に鐘がありました
いわれはわかりません

5/16 6:02

霧訪山山頂標示
二等三角点があります
日本のほぼ中央に位置していることから日本のへそとも言われ太平洋側と日本海側に流れる川の分水嶺になっています

5/16 6:02

霧訪山山頂より思い出の穂高

5/16 6:03

案内板
大芝山への稜線へ下がります

5/16 6:03

採石所かな

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大芝山

5/16 6:04

リンドウの花

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たきあらし峰の鉄塔

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根元でスミレのささやき

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かろうじて咲いていたカタクリの花

5/16 6:06

ちさい花でした名前はぞんじません

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咲き誇るニリンソウ

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ニリンソウ

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初めて見た花です
花は小さく名前もわかりません

5/16 6:09

少しアップして写しました

5/16 6:09

ユキザサ　まだ蕾のようです

5/16 6:10

大芝山はなだらかな山頂なので山頂標示が無いと通り過ぎてしまいそうでした

5/16 6:10

時間に余裕があるので座り込む大芝山にて

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大芝山の肩へ向かう登山道

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真上から見たヒトリシズカ

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大芝山の肩より山ノ神自然園駐車場へ下がります

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ヒトリシズカ

5/16 6:13

細尾根を進む

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鉄塔

5/16 6:14

鉄塔と高圧送電線

5/16 6:15

鉄塔がとにかく多いいです

5/16 6:15

こぶに登る

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洞の峰　西條城跡
全員何を眺めているのかな

5/16 6:16

洞の峰　西條城跡の標示板

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松本空港が見え丁度飛行機が離陸するところでした

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塩尻市の田園風景

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若葉を見ながらトラバース道を下がる

5/16 6:18

かなり急斜面のトラバース道

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登山道に木々がせまてきました

5/16 6:20

尾根を変しカラマツの林になりました

5/16 6:20

山の神神社

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山ノ神自然園駐車場手前の果樹園

5/16 6:21

道の駅

撮影機器：

サイバーショット DSC-HX10V SONY

感想

yosi-yama

　霧訪山は近郷の他の山の会の人に教えてもらい、以前に一度親しい仲間と北小野から登り大芝山まで縦走して善知鳥(うとう)峠に下りました。
　その時見たアルプスの眺望やカタクリの花に感激したので、登山愛好会のメンバーにも感激を分けてあげたいとルートを少し変え山ノ神自然園から登りました。
　時期が合わないのか期待したほど山ノ神自然園には花がありませんでした。
　トイレは山ノ神自然園手前にありましたが簡易トイレでした。
　近くの高速道路のPAか道の駅でトイレを済ませた方が賢明です。
「熊注意」の看板がありました。
　念のためメンバーの一人が熊よけの鈴を付けて登りました。
　今季の冬は例年に比べ寒く春が遅かったので、カタクリの花の開花が遅くなり
花がが残っていることを期待して登りましたが寒さなど関係なく時期が来れば咲いてしまったようです。
　大芝山山頂付近はイノシシが土を掘った穴がたくさん有りました。
　動物の個体数が増えたのか同じような現象を里山で見かけることが多くなりました。
　霧訪山山頂には麓の小野神社の境外社の一つで会地社(おうちしゃ)の祠がありました。
　祭神は伊弉那伎命(夫神)伊弉那美命(妻神)神代の昔我が国土、山川草木、万水万物の主宰。
　天照大神をはじめ神々を生みなされた夫婦の神。
　地元では古くから雨乞いの神としても信じられていました。(山頂の説明板より)
　日本のほぼ中央に位置していることから日本のへそとも言われ、太平洋側と日本海側に流れる川の分水嶺になっています。
　低山の里山ですが山頂からの眺望が良く歴史や位置的にも興味深い山でした。