辛口の蝦夷富士 半月湖〜羊蹄山〜羊蹄自然公園

2019年07月04日(木) [日帰り]

• GPS: 10:06
• 距離: 19.9km
• 登り: 1,944m
• 下り: 2,065m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:53
• 休憩: 1:04
• 合計: 9:57

距離 19.9km 登り 1,944m 下り 2,066m

5:33 半月湖野営場
6:25 6:26 比羅夫コース2合目
6:59 7:00 比羅夫コース4合目
7:51 7:53 比羅夫コース6合目
8:50 8:52 比羅夫コース8合目
9:09 9:11 比羅夫コース9合目
9:45 9:54 旧羊蹄小屋跡
10:03 10:04 子釜
10:30 10:32 真狩岳
10:39 11:06 羊蹄山
12:02 12:05 真狩コース下山口
12:25 12:26 真狩コース九合目
13:21 13:22 真狩コース六合目
14:44 14:45 南コブ分岐
15:01 15:12 真狩コース登山口
15:30 羊蹄自然公園入口バス停
15:30 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

ENTRY：半月湖キャンプ場　30〜40台ほど
木曜朝 5:15 八割方の埋まり具合
夕方 16:30 ガラガラ（みんな帰るの早い）

EXIT：羊蹄自然公園入口バス停
15:34 倶知安駅行きバスで半月湖まで戻りました
道南バス
http://www.donanbus.co.jp/kougai/wp-content/uploads/sites/4/2013/11/1762.pdf

コース状況／危険箇所等

全般に湿った土面で転倒しやすい悪路の印象です。CTが厳しい箇所がありました。

・半月湖〜旧小屋跡
序盤は緩やかで、標高を上げるほど勾配がキツくなります。六合目以降は登山歩行によって深くえぐれて取っ掛かりの無い、湿った土面の箇所が出てきます。滑るので要注意です。下りではキツそう。

・旧小屋跡〜山頂
お鉢に出ると途端に風が強くなり、濃霧になりました。砂礫をなだらかにアップダウンします。濃霧のため周りは見通せず、踏み跡を慎重にたどるだけで位置関係が全く分かりませんでした。次第に大きな岩が出てきたら山頂につきます。山頂は平日にも関わらず賑わってました。

・山頂〜真狩ルート分岐点【CTが厳しい】
岩岩地帯です。お鉢側は切れ落ちているので滑落するとヤバイと思います。岩に白いペンキが施されているので慎重に辿りました。山頂直下では大勢の人と会ったのに、この区間ではわずか1名とスライドしただけでした。この区間、山と高原地図ですとコースタイムが0:25なのですが、実測0:56と2倍以上の時間がかかりました。負傷して歩行速度が極端に遅くなるなどと言ったトラブルはなかったので、多少遅めでもここまでの時間差にはならないと思います。CTはかなり厳しい印象です。
　
・真狩ルート分岐点〜羊蹄山自然公園【CTが厳しい】
こちらも倶知安ルートと同様に、湿った滑りやすい土面をひたすら降りて行きます。膝が笑ってうんざりした頃、麓の畑が見えました。山を覆っていた雲から抜けた様です。なお、9合目から6合目までの区間もコースタイムが厳しい印象です。遅れを取り戻すため、休むことなく黙々と歩いたのにCTの1.4倍でした。

その他周辺情報

ニセコ昆布温泉　ホテル甘露の森
http://kanronomori.com/onsen.html

オンシーズン前のこの時期まだ空いていてのんびりできて良いホテルでした。温泉は夕方混んでいたものの、翌朝は朝食開始のタイミングで行ったら比較的空いてました。日帰り入浴も受け付けてます。

写真

7/3 15:52

【前日】曇り予報に反して晴天です。明日も期待

7/3 15:56

【前日】カラスのつがいが可愛い

7/3 17:17

【前日】今回お世話になったレンタカー。ナンバーがゾロ目の7

7/4 5:28

半月湖キャンプ場に来ました。平日にもかかわらず朝から混んでます

7/4 5:33

いざ出発

7/4 5:46

カタツムリのお出迎え

7/4 7:11

色が変だ

7/4 7:32

オトギリソウ？おしべが長い

7/4 7:34

湿った滑りやすい道が続きます

7/4 7:58

丸っこいのが可愛らしい

7/4 8:43

シャープに鮮やかハクサンチドリ

7/4 8:48

カラマツソウ？花火みたい

7/4 9:04

ウコンウツギ、たくさん見かけました

7/4 9:08

急に灌木帯から抜けると9合目です

7/4 9:13

シラネアオイ？結構大きなサイズのお花

7/4 9:13

はじける寸前

7/4 9:16

チシマフウロ？

7/4 9:16

蜜吸いにくそう

7/4 9:17

9合目で分岐した後、もう一度避難小屋への分岐がありました。地図に載ってない分岐。道標には単に小屋と表記されており、旧小屋跡と判別しづらかった

7/4 9:18

ミヤマオダマキ。青さがきれい

7/4 9:21

シラネアオイも群生してていい感じ

7/4 9:24

！？

7/4 9:32

エゾノツガザクラ？

7/4 9:34

キバナシャクナゲ？白っぽいけど

7/4 9:35

メアカンキンバイ？

7/4 9:38

このボリューム

7/4 9:41

上へ登ればガスを抜けると期待していたが

7/4 9:45

旧小屋跡到着。ガスが濃くなり、強風が吹いてきて寒い

7/4 9:54

ここで迷った。計画ではお鉢を反時計回りに歩く予定だったけど、マッカリ＝真狩と気が付かず、下山と言う表記から別途下山路があるのかと避けてしまった

7/4 10:27

風が強く、指が冷えてかじかんで痛い

7/4 10:29

イワウメが励ましてくれる

7/4 10:33

メアカンキンバイも

7/4 10:36

そしてチシマフウロも声援をくれる

7/4 10:39

来ました、羊蹄山。念願かなって嬉しい

7/4 10:58

昨日買ったおやつ。これは当たり。美味かった

7/4 11:07

さらば羊蹄山よ

7/4 11:10

これは豪華

7/4 11:38

お鉢側は切れ落ちてます

7/4 11:41

山頂から真狩ルート分岐までは、岩岩岩で心が折れそうになります

7/4 11:43

イワウメが随所で励ましてくれる

7/4 11:49

ウコンウツギも旬

7/4 11:55

濃霧と強風と難路

7/4 12:02

やっと分岐です。大幅に時間が超過してしまった。CTが大辛な気がする

7/4 12:08

再び御花畑へ。ひと時の安らぎ

7/4 12:10

この群生はやはりキバナシャクナゲかな

7/4 12:31

イワブクロ。毛が多くて寒冷地仕様って感じ

7/4 12:35

見どころの多い道

7/4 12:36

アテナエクスクラメーション

7/4 12:37

紫とゴールドでぶつけ合う

7/4 12:48

純白の球状が可愛い、イソツツジ

7/4 13:10

この形状

7/4 14:01

湿った滑りやすい土面の連続で、真狩コースも下山にはつらい

7/4 14:21

ここに来て今日一番の眺望

7/4 15:02

無事下山。キツかった

7/4 15:18

バスの時間が迫ってる。これを逃すと2時間無いので走る、走る、走れ

7/4 15:30

何とか間に合った

7/4 15:34

きっちり定刻にバスが到着

7/4 15:41

車窓から。一部雲が取れてる

7/4 15:58

ありがとう道南バス

7/4 16:00

半月湖側からは完全に雲の中

7/4 16:32

やっと戻りました。駐車場はガラガラ、みんな早いな

7/4 17:34

今日はこちらに宿泊。汗と疲労を流しましょう

7/4 19:39

心地いい疲労感に余市ワインが優しい

7/4 21:31

お疲れさまでした

撮影機器：

ASUS_Z017DA asus

感想

satoshi7604

今回は早めの夏休みを利用して羊蹄山に挑戦。旅行前から気を揉んだ天気予報は前日後日も含めて曇り予報。ところが前日は予報に反して晴天。これで気を良くして当日も晴れるのでは？と期待して出発。

ところが現実は甘くない。濃霧、強風、最後は雨。山行時間も計画より大幅に遅れてしまい、なんとも苦行のような山行になりました。それでも、さすがは北海道の山。写真には収められませんでしたが、シマリスにも2匹遭遇。ひょっこり顔を出してくれました。

羊蹄山はコースが4つある内、今回2つを歩いたので、次は残る2つのコースでぜひとも晴天の下、再挑戦したい。計画に余裕をもって。