秋田駒ケ岳:コマクサも咲いて花盛りの山は賑わっていた。
- GPS
- 06:14
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,001m
- 下り
- 991m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:10
天候 | 雨のち晴れ一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国見温泉手前右側に登山者用駐車場40台程度かな。6日土曜は6時40分でも一杯。路上駐車となった。下山の13時には400m下まで(60台)路上駐車。道路が広めだからいいけど。今のシーズンの週末は大変です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は全くない。 |
写真
感想
この週末は南岸に梅雨前線、北日本はオホーツク高気圧が張り出して北東風で、東北南部と東北太平洋岸の山は天気が悪そうである。そうすると秋田駒ケ岳かな。以前8月に秋田側の8合目から行ったことがあるが、花の最盛期にも行ってみたいし、てんくらもAだったので、少し遠いが行ってみることにした。
6日朝の仙台は小雨、北上するに従って晴れてくるかと思ったのだが、岩手に入っても曇り、岩手山も雲が架かって見えない。秋田方面への国道46号線に入って山に近づくと、雲が架かって、また小雨ではないか。仙岩峠手前から国見温泉方面に入ると濃霧で小雨も降っている。6時40分位に着いたのだが、駐車場はほぼ一杯。さすがにこの時期の週末は、雨が降っていても賑わっているんだね。
晴れてくることを期待して、雨具を着て出発。舗装道路を少し登って国見温泉の所、右に登山口がある。初めは階段が続くが、直ぐに緩やかになって、樹林帯を登る。雨はあまり気にならない程度。途中、石のゴロゴロしている登りや泥の溝のような登りもあるが、尾根への最後は急な階段となって、横長根出合に着く。雨は止んで、もう雨の心配はないようだ。暑いので雨具は脱ぐ。横長根は緩い登りの繰り返しだが、上空の雲が薄くなると共に、主稜線も見えてきた。これは期待が持てる。ここまで樹林帯からゴゼンタチバナやマイズルソウが、稜線でもベニバナイチヤクソウ等が楽しめる。大焼砂手前の男岳分岐辺りは砂礫地となって植生が変わり、コマクサが咲いているはず。登山道以外には入れないのだが、近くに咲いているのもあった。モスグリーンの小さい株は相当の範囲に点在している。砂礫地が終わると、今度は満開のチングルマの中の木道を進む。
雲が上って周辺の峰の様子も見えるようになった。男岳鞍部への急坂を大勢の人が登っているのが見える。今回は途中から五百羅漢に向かって、男岳に行くことにする。分岐を入るとシラネアオイがまだ残っていた。この道は一部草が被っている所もあった。五百羅漢に着くと、田沢湖がきれいに見える。雲は東から来ていて、秋田側は天気が良いようだ。五百羅漢から男岳へは急な登りだが、それ程の時間はかからない。男岳山頂付近では、ほぼ晴れてきて、秋田駒ケ岳の全景や、遠くは鳥海山も見えるようになった。
男岳山頂から鞍部、さらに少しだけ下って阿弥陀池に向かうと益々人が多くなる。男女岳は、最高峰なので、一応行っておこう。でも登りの途中で白いハクサンチドリを見つけることができた。阿弥陀池避難小屋まで戻ると、ちょうど昼時なので、周辺も含めて大勢の人が休んでいる。真っ直ぐの木道を横岳へ向かう。横岳から下ると砂礫地となり、大焼砂になる。登山道の両側にはコマクサの株が点在し、多くの株に花が咲いているようだ。8月上旬までは楽しめると思う。
男岳への分岐からは横長根を通って下山する。昼になって、晴れが広がって来た。朝はあまり見えなかったのだが、横長根は田沢湖も見える結構眺めの良い道なんだなと思った。今日は、朝の雨でどうなるかと思ったが、直ぐに回復して梅雨時としては良い天候の下の山行だった。むしろ陽に照りつけれなくて、快適だった。秋田駒ケ岳はこの時期は稜線上のどこでも花を楽しめる。さすがに新花の百名山である。今日は多くの人(数百人)が秋田駒を楽しむことができただろう。
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