やっと雨が上がった苗場山
- GPS
- 24:42
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,381m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 5:35
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山届箱: 街道の湯入口、秡川林道入り口管理小屋横、和田小屋登山口など |
コース状況/ 危険箇所等 |
秡川コース駐車場への道が工事中で工事中の平日は工事時間通行止めとなります。 要 湯沢町のホームページで工事時間等確認。 駐車場: あり。500円。 |
その他周辺情報 | 温泉: 街道の湯 新潟県南魚沼郡湯沢町三俣1021 TEL: 025(788)9229 入浴料金: 600円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
なんとか山に行けそうな天気をみつけてもなかなか行ける日を見つけられない日がつづき、せっかく天気が良い日があると、用事があったりとうまくゆかず。申し訳ありませんが南九州を豪雨が襲ったあと、北関東ならばなんとか雨は降りそうもない。ここで湿原で有名な苗場山に行くため苗場山自然体験交流センターに電話すると、金曜日から土曜日までは余裕たっぷりとか。ちなみに翌日は満員。山頂付近は平らで平和な湿原が広がるので、最低一泊してゆっくり楽しみたいところですね。
コースは前半沢筋のためか、やや大きめの石が不規則に並び河原の石の上を歩くように移動するため足場確認が必須。さらに後半は段差が少ないとはいえ木製階段が多くなり、一足一足の足を上げる高さをきめられ足に負担がくる。右ひざの痛みと肩の痛みの原因の一つが筋力低下。今回はトレーニングを兼ねるためテント泊装備よりやや少ない16kgを背負うと思っているよりとっても疲れて汗びっしょり。
今回利用しようとする祓川コースは、登山口に行く途中が工事中で平日は通行時間が限られています。
湯沢町登山道情報 2019年5月31日(http://www.town.yuzawa.lg.jp/kanko/kankou/tozan/tozan_jyouhou.html)によると工事期間は7月11日となっていますが、現場を見た私の印象ではもう少しかかりそうな。道路入り口にはゲートがあり山菜取りの入場料集金が目的のため登山者には関係ないとのこと。登山者向け駐車場経営が湯沢町からスキー場経営に移管されたので、駐車代500円かかるようになりました。駐車代は駐車場からでるとき車窓から集金箱に駐車料金を入れられる位置に集金箱が設置されています。
駐車場から和田小屋までは登山コース入り口掲示板がでてる道を歩く方法とスキー場内の舗装道を歩くコースがあります。正式には雨上がり後で赤土がつるつるして歩きにくい登山道を歩くのがよいでしょう。
和田小屋からスキーコースを横切りると林内をのぼる道が現れる。下ノ芝までは両手で抱えるような石が多い上に傾斜がきつく、石の上を滑らないよう選んだり、石間のドロドロになった土の上を歩くのに骨が折れストックは使わない方がよい場合が多い気がする。登りだけでなく、下りでも足を置く場所は石が濡れていることもあり注意が必要でした。
中ノ芝、上ノ芝付近は木製歩道や階段が多く、石の道より歩きやすくなる。神楽の峰付近になるとほぼ水平になり安心するが、登山道は急激に下降する。途中、雷清水が現れ冷たいきれいな水を補給することができる。苗場山自然体験交流センターでは天水使用のため、水使用は制限されるためここで必要な水は補給するとよいだろう。雷清水からさらに斜面を下り次は尾根を急角度で登る必要がある。この登りを知っていると下るときに心折れそう。最後の急坂は登れば上るほど傾斜が急になり、最後附近は岩を手でつかみ、足をかける場所を探す必要がある。
最後の急登を過ぎるととたんに木がほとんどない草原のように平らな山頂が見えると同時に、湿地の池が見えてくる。湿原に到着したのは広がる草原と小さな池で分かるが霧で真っ白なので前景は全くわからない。視界の良かった下山時に確認すると湿原の向こうに苗場山自然体験交流センターのログハウスを見ることができた。しばらく進むと木製歩道の脇にウッドデッキとウッドベンチ出現。たぶん素敵な景色が広がるんだろうな。標識に従い苗場山山頂へ。山頂は樹林に囲まれ視界がきかず、山頂にタッチして終了。山頂標識にたてかけられているペンキが剥げて読みにくい山小屋方向への矢印が書かれた標識に従い、山小屋へ。真っ白いガスの中からぼんやり浮かんだ黒い影を見たときは、目的地に到着した喜びで体中の力が抜ける気がしてきます。
苗場山自然体験交流センターに入ると靴箱と土にまみれたスパッツ、雨用品、トレッキングポールなどをかける場所がある。空いているため時間に余裕があるので受付の人もゆったり対応してくれる。空いているので寝る場所を選ぶのがうれしい。部屋の角、外の景色を楽しめる二面に窓に面した特等席を確保できたできた。10度前後の外とはことなり暖房が効いて心地よい。最近、ネットで山小屋の布団を客が畳んだ方が山小屋はうれしいとの話を聞いていたので、小屋の方にお伺いすると朝、布団をたたんでくれるとありがたいか。
午後6時ころ部屋に夕日が差し込むのを見て、小屋入り口から左に進むと夕陽の見える小さな道をすすみ小さな展望のよい場所に移動。太陽は見えるがうっすらとが空全体にガスがかかり、くっきりと夕日が見ることができそうもないので、夕焼雲が反射する池がたくさんある場所に移動する。予想通り西空がきれいに染まってゆくとともに池にも夕焼けが映る美しい景色を楽しむことができた。
翌朝、同じような朝焼けを期待していたが、太陽の出る水平線付近だけやや雲が薄い位の曇り空。小屋から東方向に進むと朝日方向の空を見ることができる。たまたま一緒に宿泊していた登山ガイドの方からのアドバイスにより、水平線上にわずかに赤くなった空を背景の写真を撮ることができた。
さらに同宿していた苗場山に何回か訪れている方から、訪れた方がよい場所のアドバイスを受けゆっくり湿原に点在する花畑を見て回ることができた。今年は最後の降雪が春にあったため花の時期が二週間から三週間遅れたようで、雪が残っている山頂付近ではまだ花の数は少ないが、少し高度をさげると花が固まって咲いているところを楽しめた。
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